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慶應幼稚舎 の商品レビュー

3.2

18件のお客様レビュー

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2023/07/09

想定外の面白さで、星5つ。 慶應幼稚舎の実態を暴くルポ的要素を含みつつ、お受験を控える保護者向けの対策本かと思ったら、全然想定外のところに着地した…。 確かに前半は知られざる幼稚舎の実態について赤裸々に綴られていたと思う。 そして、要所要所では受験対策についも触れられていた。...

想定外の面白さで、星5つ。 慶應幼稚舎の実態を暴くルポ的要素を含みつつ、お受験を控える保護者向けの対策本かと思ったら、全然想定外のところに着地した…。 確かに前半は知られざる幼稚舎の実態について赤裸々に綴られていたと思う。 そして、要所要所では受験対策についも触れられていた。 でも後半は、福沢諭吉とは何者か、その教えとは何かを著者の見解も交えがら、かなり詳細に語られている。 福沢諭吉について、自分はこれまで何も知らなかったことを実感した。万札の顔になったのには、当たり前だが相応の理由があったのだ。 そして本書のラストでは、まさかの幼稚舎に問題提起がされている。 本当に今の幼稚舎で、福沢諭吉のような人物になるための教育がなされているのですか?と… 『小学校が人生のピーク』、、、それは非常に恐ろしい。

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2019/09/09

幼稚舎の実態を、小学校受験塾の経営者が書いたもの。長所も短所も描かれているのが良かったです。まことしやかに言われている寄付やご紹介の件に関しても言及されていますが、関係者に配慮している感じがあります。

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2014/07/27

小学校の方が、中高・大学以上に教育目標が学校の個性になりえるような気がしました。6年間でぐんぐん成長する姿をあらわすことばとして。福沢諭吉の學問のすゝめを読んでみたくなりました。あらためて現在の教育制度ができ上がる以前に私塾が果たしてきた役割が大きいと思いました。

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2013/10/12

自分が受けてきた公教育とはことなった私立独自の教育、その中でも突出した独自性をもっている私立小学校であり様々なギャップと驚きを感じた。 福澤諭吉の思想もわかりやすく書かれており、我が子を慶應幼稚舎にすすませたいと考える親ならば一読することをすすめる。私個人としては、私立学校経営...

自分が受けてきた公教育とはことなった私立独自の教育、その中でも突出した独自性をもっている私立小学校であり様々なギャップと驚きを感じた。 福澤諭吉の思想もわかりやすく書かれており、我が子を慶應幼稚舎にすすませたいと考える親ならば一読することをすすめる。私個人としては、私立学校経営の観点から非常に面白い学校であると感じた。

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2013/02/24

前半は著者の主観。 後半は福沢諭吉について。 確かに、三田の繋がりは物凄く強いね。縦、横。 ある種、閉鎖的なのかな。 しかしながら、一貫校ってのは慶應に限ったことではないのに、何故にあんなにもネットワーク強いのか。 この一冊を読んだおかげで、何でこの人こうなのだろう、という...

前半は著者の主観。 後半は福沢諭吉について。 確かに、三田の繋がりは物凄く強いね。縦、横。 ある種、閉鎖的なのかな。 しかしながら、一貫校ってのは慶應に限ったことではないのに、何故にあんなにもネットワーク強いのか。 この一冊を読んだおかげで、何でこの人こうなのだろう、という疑問が晴れた気がする。 独立自尊ね。便利な言葉だな。 福沢諭吉について更に知りたくなりました。

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2012/11/23

幼稚舎の内情は、一般の受験の本と変わらないように、思う。 KYな子だったり、留年は、福沢諭吉の教えを体現した教育だから、仕方が無いっていうのは、違う気がした。 ただ、福沢諭吉に興味を持てた本です。

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2012/07/23

私立小学校の代表である 慶應幼稚舎に関する本。 よくいわれるステレオタイプである、お金持ちの子女のイメージだけではない慶應幼稚舎について分析している。 クラス替えのない担任制や、クラス分けの基本、実際の入試関係、卒業後のつながり、就職後などについても書いてある。ともするとお金...

私立小学校の代表である 慶應幼稚舎に関する本。 よくいわれるステレオタイプである、お金持ちの子女のイメージだけではない慶應幼稚舎について分析している。 クラス替えのない担任制や、クラス分けの基本、実際の入試関係、卒業後のつながり、就職後などについても書いてある。ともするとお金があり、勉強ばかりしているというイメージがあるが、それとは異なる体育会系のイメージがわかるだろう。 個性が強いことは相性もある。その意味では、相性も問われることが多いと思った。

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2012/03/20

うわさにまでなっている慶応幼稚舎とはどんなものか、それをしりたくて購入。内容自体は割りと平坦な言葉で書かれており読みやすい。しかし、割りと著者の個人的な意見と外資系金融で働いていたことが全面に出されていて少々辟易した。 ただ、この本を読み、慶応幼稚舎にもつ当初のイメージは一新した...

うわさにまでなっている慶応幼稚舎とはどんなものか、それをしりたくて購入。内容自体は割りと平坦な言葉で書かれており読みやすい。しかし、割りと著者の個人的な意見と外資系金融で働いていたことが全面に出されていて少々辟易した。 ただ、この本を読み、慶応幼稚舎にもつ当初のイメージは一新したし、福沢諭吉に対するイメージも向上した。

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2012/01/05

2012/1/5読了。 前半の幼稚舎の内部事情や、お受験の実態についての記述は、新鮮な驚きに満ちていて楽しめた。特に、親の職業でクラス分けを行うという行為が贔屓や差別でなく、将来設計を視野に入れた合理的な意味合いをもつという主張は今まで考えたことがない範疇のものだった。 あと...

2012/1/5読了。 前半の幼稚舎の内部事情や、お受験の実態についての記述は、新鮮な驚きに満ちていて楽しめた。特に、親の職業でクラス分けを行うという行為が贔屓や差別でなく、将来設計を視野に入れた合理的な意味合いをもつという主張は今まで考えたことがない範疇のものだった。 あとがきでも述べられているように、基本的な議論の姿勢が幼稚舎擁護である。なので、入学のメリットを語る際でも幼稚舎の更なる進化を求める際でも一方的な視点となっていて、少々議論の厚みに欠けている印象を受けた。そして、なぜ幼稚舎が日本一の小学校の一つなのか、どうして公立よりもでも私立なのか、という主張の根拠はいまひとつ実感を伴わない。お受験を意識している親の背中を押すのにはいいのかもしれないが、正直なところ、私としては、国立大学の年間授業料の2倍以上(寄付・塾債を含まずに)のお金を払ってまで通う価値があるとは感じられなかった。 しかし、既存の公立小学校とは大きく異なったシステム、思想をもつ幼稚舎には大いに興味をもった。知り合いに出身者がいればぜひ直接体験談を聞いて、理解を深めてみたい。

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2011/12/25

いわゆる『お受験』、『慶応幼稚舎』という言葉に含まれるステレオタイプのイメージを覆してくれる一冊。そろそろ子ども生まれるし、いろいろ考えなきゃなぁ~。

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