人を動かす“超"話し方トレーニング の商品レビュー
脳科学者が論理的、情動的な話し方について説明しています。 論理的な話し方とは、データ(事実)とワラント(根拠)とクレーム(主張)で出来ています。 自分が主張する内容は、主張を裏付ける事実が必要であり、事実には根拠が必要になります。 また、上記を補うB・Q・R論理で構成されます...
脳科学者が論理的、情動的な話し方について説明しています。 論理的な話し方とは、データ(事実)とワラント(根拠)とクレーム(主張)で出来ています。 自分が主張する内容は、主張を裏付ける事実が必要であり、事実には根拠が必要になります。 また、上記を補うB・Q・R論理で構成されます。 人の心を動かす情動的な話し方についても解説しています。 その方法とは、 1.自分を見つめ直して、自分の世界観を知る 2.その世界観を他人が聞きたいと思うレベルにまで昇華する 3.昇華させた世界観に対する相手の臨場感を高める 4.世界観を言語化して話す 世界観の見つけ方は、5年後10年後自分がどうありたいかについて考え、抽象度を上げてチェックする必要があります。 なかなか実行するのは難しいですが、生活に取り入れていきたいです。
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ディベート的な考え方、伝え方が 丁寧に解説されていました。 まずは試しながら学んでいこうと 思います。
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こちらも苫米地さんの一冊。話し方というか、コミュニケーションの取り方について話すだけではなくてディベートやお店での注文、銀行との付き合い方など具体的なシーンでのポイントが書かれていてなるほどなぁと思いました。それと、ついてきたサブリミナルCDは確かに作業効率を上げてくれる気がしま...
こちらも苫米地さんの一冊。話し方というか、コミュニケーションの取り方について話すだけではなくてディベートやお店での注文、銀行との付き合い方など具体的なシーンでのポイントが書かれていてなるほどなぁと思いました。それと、ついてきたサブリミナルCDは確かに作業効率を上げてくれる気がします。聞いてるだけで何かができるようになるとは思わないけど、作業用BGMになったりしています。
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目的によって話し方を使い分ける、話し方の種類、話す目的、など考えながら話すことが楽しくなりそう。話し方を混ぜるといった、無意識に場を壊す話し方について、うまく説明していると思います。
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グローバルな社会で話すことが増えるという必要性に迫られて再読。「論理的な話し方」がメインですが、臨場感支配や使命についてもしっかり言及されていて、この辺りの理解を深めたい人にもお勧めです。 自分の話し方から、世界観まで見つめ直すきっかけになりました。
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話し方トレーニングとあるが、ディベートの考え方を学ぶ本、という感じ。求めているのとは違ったけど、勉強になった。 言ってることに首を傾げたくなる箇所もあったけど大体納得。 付属のCDが何やら怪しげだけど、本当に効果あるのかな??笑
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論理というものを学べる一冊。 論理的な思考というものが言語化されている本は有り難い。大前研一さんの「考える技術」も自分にとってはかなり参考になっている。2人とも海外のトップカレッジで博士号をとっているので、この人たちから科学を学ばないで誰に学ぶのか?とさえ思う。 本のタイトル...
論理というものを学べる一冊。 論理的な思考というものが言語化されている本は有り難い。大前研一さんの「考える技術」も自分にとってはかなり参考になっている。2人とも海外のトップカレッジで博士号をとっているので、この人たちから科学を学ばないで誰に学ぶのか?とさえ思う。 本のタイトルがもう少しシンプルならなー><
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
話し方には「論理的な話し方」と情動的な話し方」とお二とおりのものがある。 両者は相容れないもので、これを混同してはいけない。 それぞれの話し方のこつが述べてあるが、日本人で「論理的な話し方」ができる人はほとんどいないというのが筆者の主張。 三段論法を捨てて「データ」「ワラント」「クレーム」を柱にして話を組み立てる。 ここに焦点をしぼって自分の中に取り入れてみたいと思っている。
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基本的には書き方トレーニングと同じ、データ、ワラント、クレームを使って論理的に話す。 話したいこと、話す目的を明確にすることが大切。
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殆どの人が毎日、多くのことを話しています。その相手が友人であったり、家族の人であったり、仕事関係の人であるにせよ、「相手に聞いてもらえる話し方」を私も心掛ける必要があると常々思ってきました。それを、論理的話し方と、情動的話し方であるとこの本では整理しています。 共通点があるほ...
殆どの人が毎日、多くのことを話しています。その相手が友人であったり、家族の人であったり、仕事関係の人であるにせよ、「相手に聞いてもらえる話し方」を私も心掛ける必要があると常々思ってきました。それを、論理的話し方と、情動的話し方であるとこの本では整理しています。 共通点があるほど、親密度が高いほど、あまり気にせずに話すことができますが、会社ではそうはいきません、話し方にも方法論があるはずで、今までも多くの先輩方を見てきて気づきました。 この本は、最近になって多く読み始めた苫米地氏が書かれた本で、「人を動かす」話し方について書かれています。会社でも後輩が多く入り始めてきたこの頃、「人を動かす」技術を身につけて実践していきたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・他人、あるいは敵対する相手と話す話し方が「論理的話し方」で、家族、友人、仲間と友好関係にある相手と話す話し方が「情動的話し方」である(p17) ・コンフォート(安心感)のための会議は否定しないが、それをインフォーメーション(情報伝達)や、ディシジョン(決定)の会議と混同すべきでない(p21) ・奥ゆかしさとか、わびさびがダメなのではなく、それを西洋式システムである資本主義に持ち込んではダメ(p32) ・江戸時代以前の日本の信仰には、神との契約はない、先祖を崇拝する、仏を敬うという情動の世界(p33) ・話す目的を達成できる話し方が、言い話し方であり、それができる人が「話し上手」(p44) ・三段論法は、AならばB,BならばCのどちらかに反例があれば、破綻する(p59) ・論理の基本は、データ(D:証拠)、ワラント(W:説明)、クレーム(C:主張)である(p67) ・反論に対するために、バッキング(B:証拠、統計等)、クオリファイアー(Q:定性的表現、定量的表現)、リザベーション(R:クレームに対する例外を主張する論理)がある(p76) ・ある論題について主張されている行動をとるべきと判断されるには、必要性と有効性が必要になる(p82) ・言葉の意味とは、常に状況や文脈とともにある(p123) ・情動的話し方の場合、話す状況さえできあがっていれば、話の内容は重要でない(p129) ・臨場感空間を支配するには、「相手の視点から感覚的に相手の体の中に入って、相手が見ているもの、聞いているものなど、五感で感じているものをすべて言葉で言い表してあげる」(p144) ・デートの食事は自分が居心地の良い場所で、普段通りの注文をすると、空間の支配者になれる(p151) ・煩悩にとらわれず集中して自分を観るためには、リラックスをして、ゆっくりと逆腹式呼吸をしながら行うと効果的(p157) ・Callingとは、理念とも言うべきかなり抽象度レベルの高いもので、それより少し抽象度の低いものにCauseがある(p161) ・Callingの見つけ方は、5年後や10年後の「自分」はどうありたいかを考え、紙に書くこと、その後に、自分から家族・友人・業界等に広げていく(p164) ・上司へは企画案を1つだけでなく、複数の選択肢を用意して選んでもらうべき(p173) ・抽象度をアップさせるトレーニングとして、目の前に見えるものを、一つ上の抽象度(次元)で見る、本棚の中にある本を「紙」と見る(p195) ・次のステップとして、何の関係もなさそうな二つの共通点を考えてみる(p196) 2011年12月25日作成
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