神の手(上) の商品レビュー
医療小説と言ったら、久坂部羊は外せない。今回のテーマは「安楽死」。「安楽死」に絡む医療従事者の苦悩が悶々と描かれるのかと思いきや、医療現場の葛藤から始まり、「安楽死法案」成立に向けての政治の世界の駆け引き、マスコミのグロさ、世間を包む”空気”の変わり方などなど、実に広く深く描かれ...
医療小説と言ったら、久坂部羊は外せない。今回のテーマは「安楽死」。「安楽死」に絡む医療従事者の苦悩が悶々と描かれるのかと思いきや、医療現場の葛藤から始まり、「安楽死法案」成立に向けての政治の世界の駆け引き、マスコミのグロさ、世間を包む”空気”の変わり方などなど、実に広く深く描かれている。「えっ!」っとなった所で『下』に続く…。
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「安楽死」問題は結論なんて出るんだろうか。 他国での法律は他国でのものであって、倫理観が多く影響するこの問題は自国、日本で日本のことを論じるべきだ。 お役所と、医師と、政治家と、ジャーナリスト等が絡みあって、純粋な論議ができていない。できない問題なのかもしれない。 絡み合った様子...
「安楽死」問題は結論なんて出るんだろうか。 他国での法律は他国でのものであって、倫理観が多く影響するこの問題は自国、日本で日本のことを論じるべきだ。 お役所と、医師と、政治家と、ジャーナリスト等が絡みあって、純粋な論議ができていない。できない問題なのかもしれない。 絡み合った様子のどこまでが真実なのか、考えながら読んでいる。
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