朝日のようにさわやかに の商品レビュー
ちょっと怖めの短編集。 短いものは3頁なので、ちょっとした合間にも読めるのが魅力的。 時間があっという間にすぎそうなほど引き込まれるので、 中断されたら悶々しそう。 タイトルの爽やかさにだまされてはいけない、 暗怖な話が多い気がする。 以下、ネタバレ含。 「翡翠の~」はタイ...
ちょっと怖めの短編集。 短いものは3頁なので、ちょっとした合間にも読めるのが魅力的。 時間があっという間にすぎそうなほど引き込まれるので、 中断されたら悶々しそう。 タイトルの爽やかさにだまされてはいけない、 暗怖な話が多い気がする。 以下、ネタバレ含。 「翡翠の~」はタイトルが少女妄想でごってりしているのが 好みではないけれど、内容はなるほど。 タイトルにヒントいれるのはどうかと思いつつ。 「ご案内」や「冷凍みかん」のさらりとした終焉の形。 手塚治虫を彷彿。視点が好み。 後半の3本は尻すぼみ…。前半ー中盤が私的おすすめ。
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久しぶりの恩田作品。 オビにある通り「物語に愛された作家」だなぁと思わせられる短編集。 数ページから数十ページまで、様々な作品が収められています。 個人的には冒頭の「水晶の夜 翡翠の朝」がお気に入り。 シリーズ化するようで嬉しいです♪
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うーん、ある程度の長さがある話は大丈夫。ショートショートは全滅だなぁ。と、そこでふと、自分がショートショートというものを受け入れがたい体質(体質?)になっているのではないかという疑念が湧いた。あと、「楽園を追われて」とかは、たぶん、本に興味のある人は、なにがしかの胸の痛みを覚える...
うーん、ある程度の長さがある話は大丈夫。ショートショートは全滅だなぁ。と、そこでふと、自分がショートショートというものを受け入れがたい体質(体質?)になっているのではないかという疑念が湧いた。あと、「楽園を追われて」とかは、たぶん、本に興味のある人は、なにがしかの胸の痛みを覚えるかもね。
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恩田陸短編集。様々なタイプの物語が詰まっています。恩田陸の作品を読むと物語の魅力に圧倒されます。創り込まれた世界観に身を浸す悦びに満ちます。小説を読むということは、なんと贅沢なことなのでしょうか。なんと愉しいことなのでしょうか。 それぞれの作品に物語の種がばらまかれ、そこから長編...
恩田陸短編集。様々なタイプの物語が詰まっています。恩田陸の作品を読むと物語の魅力に圧倒されます。創り込まれた世界観に身を浸す悦びに満ちます。小説を読むということは、なんと贅沢なことなのでしょうか。なんと愉しいことなのでしょうか。 それぞれの作品に物語の種がばらまかれ、そこから長編が萌芽するものもあるのでしょう。シリーズの一環として書かれた「水晶の夜、翡翠の朝」も長編の予告編として書かれた「淋しいお城」も物語の一部を切り取ったかのような「卒業」も、奥に広がる物語世界が垣間見えて短編という括りに収まりきらない魅力を感じます。
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意外と短編は読んでなかった気がします。 (連作はあるけど) 帯に有るとおり、各短編ごとで色々な味が楽しめます。 しかも美味。 後引くものもあれば、ピリッと最後に来るものも。 気をつけないと、同一作者って思わないかも。
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ミステリー、ホラー、SF・・・な暗めの短編集です。 1作目は『図書室の海』の番外編、ヨハンの話し。 他は他の作家さんと同じテーマで執筆した短編の詰め合わせです。 特にテーマはなく本当にただの短編集という感じでした。 それぞれテーマが違うせいか、続けて読んでしまうとその魅力も半...
ミステリー、ホラー、SF・・・な暗めの短編集です。 1作目は『図書室の海』の番外編、ヨハンの話し。 他は他の作家さんと同じテーマで執筆した短編の詰め合わせです。 特にテーマはなく本当にただの短編集という感じでした。 それぞれテーマが違うせいか、続けて読んでしまうとその魅力も半減してしまいました。 私の好み的には、1作目がなければ評価は★★です。
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ヨハンの話が先頭。あとはミステリ、ホラー要素の入った短編達がいろいろ。とりあえず短編集めましたって感じの本だけど、まぁそれぞれ面白かったからよいか。でも、もうちょっと内容にコンセプトが見えるものだったらよかったのに、と思う。
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玉石混交な感がありますが…『図書館の海』と同構成。懐かしいキャラに会えて個人的にはちょっとうれしい。
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短編集。 *水晶の夜、翡翠の朝 *ご案内 *あなたと夜と音楽と *冷凍みかん *赤い毬 *深夜の食欲 *いいわけ *一千一秒殺人事件 *おはなしのつづき *邂逅について *淋しいお城 *楽園を追われて *卒業 *朝日のようにさわやかに 帯に、「い...
短編集。 *水晶の夜、翡翠の朝 *ご案内 *あなたと夜と音楽と *冷凍みかん *赤い毬 *深夜の食欲 *いいわけ *一千一秒殺人事件 *おはなしのつづき *邂逅について *淋しいお城 *楽園を追われて *卒業 *朝日のようにさわやかに 帯に、「いろんな味を贅沢に取り揃えました。」とあるけど、まさにその通り。童話風やら、シュールなものや、耽美なものなど、ありとあらゆる要素がそろっていた。 その中で一貫している切なさ。 思い通りにはならない人の気持ちを前に、胸を痛めるような切なさがどの作品にもあるように感じた。切ないゆえに、人はそれを隠そうとして姑息に、卑怯にもなれるのだろう。 とはいえ、やっぱり「水晶の夜、翡翠の朝」が特出していた。 まぁ、これは登場人物がもっていってるといえるのだと思うのだけどね。ヨハンは、邪悪で素敵です。
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短編集です。 「冷凍みかん」を読んだところで登録です。 思わず、興奮して。この題名からこんな内容、誰が想像できたというのでしょう。 とりあえずの☆4つ。
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