ビジネス書大バカ事典 の商品レビュー
「はじめに」でも著者が書いていますが、これはあくまで娯楽として楽しむ本だと思います。私自身は、笑いながら読ませていただきました。 ビジネス書との付き合い方みたいなものに興味があれば、終盤の8~10章を読むことをお勧めします。
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34ページにこの本の結論が載っている。そこと、著者オススメの本(七つの習慣、思考は現実化するなど)が数冊載っている箇所を読めば要点をつかめる。 著者は本田直之の本を酷評している。ところで私は本田直之のファンでもあり、著者のファンでもある。したがって悩ましい気持ちになった。
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「吉本隆明」のやつの愛情がしたたるような思い入れたっぷりの文章だったので買ってみたが、論理がどうとか言って批判する対象よりも論理が破綻している箇所が多々見受けられ、鼻白んでしまう。
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成功本を買う人種は「人知や合理性を超えたものを信じる傾向にある他力本願な人」。この言葉が印象的だった。
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定年退職した普通のサラリーマン親父が書いた本。所詮、サラリーマンでは成功できなかったことでベストセラー作家に対する嫉妬と憎しみが満ち溢れている。思考は現実化する、7つの習慣、人を動かすと経営者の自伝を数冊薦めてるが、それ以外の本を何がなんでもけなすという論法。
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自己啓発本の別の読み方を教えてくれる。「人を動かす」の批評もしてくれている。盲目的に自己啓発本を読み進めているばかりでは気がつかないことも教えてくれる。例えば「それでもハゲはかつらをつかむ」と書いてある。カツラとは自己啓発本のことである。自己啓発本を読んでも本質的な解決にはならな...
自己啓発本の別の読み方を教えてくれる。「人を動かす」の批評もしてくれている。盲目的に自己啓発本を読み進めているばかりでは気がつかないことも教えてくれる。例えば「それでもハゲはかつらをつかむ」と書いてある。カツラとは自己啓発本のことである。自己啓発本を読んでも本質的な解決にはならないが役に立たないことはないということを言いたいようだ。
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東谷暁氏のような、まっとうなビジネス書を批判している本だと思っていただけに、期待はずれ。単なる「トンデモ」ビジネス書を、面白おかしく笑い飛ばしている「だけ」の本。 本人は自分の文体を「下品な文章」といっているが、むしろ、板についていない文体で無理に書いたという感じがする。ところ...
東谷暁氏のような、まっとうなビジネス書を批判している本だと思っていただけに、期待はずれ。単なる「トンデモ」ビジネス書を、面白おかしく笑い飛ばしている「だけ」の本。 本人は自分の文体を「下品な文章」といっているが、むしろ、板についていない文体で無理に書いたという感じがする。ところどころ意味不明の個所もあり。 よりによって内田樹を引用して、書評は対象となった本をほめるべきだ、それが批評だなんて見解に賛意を表している「はじめに」の部分で、もうお腹いっぱいですよ。 日本電産の素手の便所掃除、稲盛和夫@カルト主義なんかには無批判なのは、どうよ?金持ちになりゃ全部免責か?っつうか、あんた、「大バカ」がブーメランじゃねぇの? やはり、斎藤美奈子さんは逸材だと、この本を読んだりすると再認識できたのが収穫か。
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安~く成功を語るビジネス本が増えた世の中への解毒剤。 本来の意味で成功したビジネスパーソンの著書こそ素晴らしいという主張には賛意。 ’原因と結果の法則’みたいなスピリチュアル本には、筆者は一貫して否定の立場だけど、やっぱりそういうこと=日常で感謝が多い人には幸福が多く訪れる、...
安~く成功を語るビジネス本が増えた世の中への解毒剤。 本来の意味で成功したビジネスパーソンの著書こそ素晴らしいという主張には賛意。 ’原因と結果の法則’みたいなスピリチュアル本には、筆者は一貫して否定の立場だけど、やっぱりそういうこと=日常で感謝が多い人には幸福が多く訪れる、は多いと思います。
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著者は洋書輸入会社を34年間勤め上げて退職した方。最初は、タイトルを見て哀れみさえ感じ、本文をかじり読みしてみて唖然とした。ただ、Amazonの評価が良かったので意外に思い、昨今の出版業界に対する問題提起がされていればおもしろいとも思った。 7章までは、売れているビジネス書をひ...
著者は洋書輸入会社を34年間勤め上げて退職した方。最初は、タイトルを見て哀れみさえ感じ、本文をかじり読みしてみて唖然とした。ただ、Amazonの評価が良かったので意外に思い、昨今の出版業界に対する問題提起がされていればおもしろいとも思った。 7章までは、売れているビジネス書をひとつひとつ取り上げてコテンパにけなしている。口調は良くないし、文章も論理的ではないのだが、主張にはうなずけるものが多かった。これらの「ビジネス書もどき」は、3章で「もどき」の中の「ピン」としてあげている海外の2冊が「ネタ本」であると暴いているのも、からくりとしてわかりやすい。 7章の最後に「ビジネス書もどきに拉致されないための7つの習慣」をまとめている。売れる本ばかりを作る出版社や、並べたりする書店がほとんどの昨今、役に立つ指針だと思う。けなし口調が不快な方は、224ページ以降を読めばいいかもしれない。 ところが、8章からは一転して文体もまじめになり、自らの成功や人生に対する考え方や、推薦する経営者の自伝を紹介している。個人的には、10章のジョン・ウッドや石井一男氏の話がおもしろかった。 ただ、若手が書いた本は叩き、一流の経営者が書いた本を評価しているという態度には、ただの世代間ギャップなのではないかと感じてしまうところもある。今の若者は就職もできず、やむを得ず独立してがんばっている人も多く、そのための本やセミナーへのニーズが高くなっていることは、ひとつの会社を勤めあげた世代の人間にはわからないのではないかとも思ったりする。 そもそも、他人の仕事を批判すること自体が、自らを同じ土俵に引き下ろして行う行為である。そこまでして100冊の「もどき」を読み、論評してくれたこと自体はありがたいというべきかもしれない。まじめに読む本ではなく、けなし方を楽しむ本なのだろう。付録の文章も全開だし。 <「もどき」の中の「ピン」> 思考は現実化する(ナポレオン ヒル) 7つの習慣(スティーブン・R. コヴィー) <推薦している経営者の自伝> 道をひらく(松下 幸之助) など <関心をもった本> マイクロソフトでは出会えなかった天職(ジョン ウッド)
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分かってても読んでしまう「もどき」本をメッタギリしている本。 感想は人それぞれの勝手だから、読んでタメになったらそれでいいんじゃない?と思ってるけど、この作者さんの捉え方もおもしろかった。読んでて笑える。 自分の価値観が何に基づくのかを考えて行動しようと思った。 ま、億万長者の夢...
分かってても読んでしまう「もどき」本をメッタギリしている本。 感想は人それぞれの勝手だから、読んでタメになったらそれでいいんじゃない?と思ってるけど、この作者さんの捉え方もおもしろかった。読んでて笑える。 自分の価値観が何に基づくのかを考えて行動しようと思った。 ま、億万長者の夢を見るのも映画とかの娯楽と一緒と思えばおもしろいよね。
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