富士子 の商品レビュー
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不倫旅行の島にいた親族とめぐり合わせてくれたのは、すでに災害で亡くなっていた親族の姉であり、不倫相手の女だった。 民宿をやることになった、胸の内に溜まる負の思いを持つ富士子と、それを食べることを好む兼子。 島の開発に伴い富士子の民宿を潰しにきた、心を操る海外実業家たちとの戦い。 選挙の後援会に出張した島で、珍しい魚を食べるために、 次々と宴会に出される苦手な踊り食いを食べてきた政治家の結末。 膨れ上がる借金から逃げた先の島で追い詰められる気持ちのまま、ガスの空気に薄れていく意識。 同じ施設育ちで恋人だった男の自殺を思う女。 どれも不思議でマイルドホラーで面白かったな。 一番最初の友造の里帰りからゾワゾワし、富士子の続編をもっと読みたい。
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第4回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。 6編いずれも背筋が凍るような話では無いのですが、独特の味があって良かったです。 「富士子」「浜沈丁」が特に好みでした。 読み始めは富士子の物言いにうわぁとなってしまっていたのですが、読み進めるうちに何故か富士子△に変化してました(笑) その後があるなら読んでみたい。 「あまびえ」はその意味自体は知っていたので、予測しうるラストにげげげ!とヒヤヒヤ。 作中で先生が苦手とするものは私も苦手なんです。 なので、ラストの展開には先生に同情してしまった。 ある意味この話が一番怖い。
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面白い♬ 全体的に怖くなかったけど、 個人的に『あまびえ』がぞくっとしたΣ(゚д゚lll) 富士子最強‼︎ ぁる意味爽快なくらぃに どかっとした人★
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2012年11月15日読了。第4回『幽』怪談文学賞の短編部門の大賞受賞作。私は知らずに隣に並んでいた作家の作品かと思って手に取ったのだが・・・。「島」にまつわる怪談の短編集、本のタイトルにもなっている「富士子」が登場する短編2編が収められている。が、私には正直怖くないし面白くもな...
2012年11月15日読了。第4回『幽』怪談文学賞の短編部門の大賞受賞作。私は知らずに隣に並んでいた作家の作品かと思って手に取ったのだが・・・。「島」にまつわる怪談の短編集、本のタイトルにもなっている「富士子」が登場する短編2編が収められている。が、私には正直怖くないし面白くもなかった・・・。唯一、魚好きの政治家と活け造りの確執(?)を描いた「あまびえ」だけは、奇妙な幕切れも含めて印象的だが。何々大賞受賞作、という作品が常に面白いとは限らないものだ(審査員の独断と偏見が影響すると思われるため)、受賞した作者の次の作品にこそ期待すべきだな。
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6話の短編集。 表題の「富士子」はサブタイトルが「島の怪談」だったので、怖い話かと思っていた。 が、全く怖くはなかった。 一番ぞくっとした話は「あまびえ」 私も苦手としている活け造りの話なので、結構恐怖感を味わえた。
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2011/02 富士子。 超能力すぎてホラーなのかファンタジーなのかなんなのか受け止め辛い。 表題作他はさておき、あまびえ好きなので3。 パクパクとかピクピクの必然性について熱く語る政治家先生がとってもいい。
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インパクトのあるユーモラスな『富士子』『浜沈丁』と、人情味溢れる『友造の里帰り』の話がよかったです。 一冊まるごと怪談小説というわけではなく、ホラーやサスペンス調のお話が多いような印象を受けました。 『ダ・ヴィンチ』『幽』主催第4回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。
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なんだかなー。短編集ですが、1話目の「友造の里帰り」だけよかった。表題作の「富士子」「浜沈丁」も「あまえび」も「雪の虹」も「?」な展開だった。「恋骸」はよくある悲恋怪物語。
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第4回「幽」怪談文学賞短編部門大賞受賞の「富士子」(「住処」を改題)を含めた短編集。 まず「友造の里帰り」で心を持っていかれた。 富士子さんは豪快で面白いですねえ。夫がちょっと可愛い。
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[ 内容 ] 他人の不幸をむさぼる女。 死んでも続く腐れ縁。 愛憎の果て、悲しみは恐怖に変わる。 人情味あふれるジェントル・ゴースト・ストーリー。 『ダ・ヴィンチ』『幽』主催第4回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ...
[ 内容 ] 他人の不幸をむさぼる女。 死んでも続く腐れ縁。 愛憎の果て、悲しみは恐怖に変わる。 人情味あふれるジェントル・ゴースト・ストーリー。 『ダ・ヴィンチ』『幽』主催第4回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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