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貴族探偵 の商品レビュー

3.3

104件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

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2023/09/30

なんかモヤっとする…事件は解決してるのに。 え?結局探偵じゃないの?ん?よく分からん。 最後で貴族探偵の素性が知れるとか、本当に探偵か分かるとか、そんなことを期待して読んだけど結局ラストまで変わらないスタンスで混乱のまま終了。 1番驚いたのは3つ目のお話。まさかそう来るとは思わ...

なんかモヤっとする…事件は解決してるのに。 え?結局探偵じゃないの?ん?よく分からん。 最後で貴族探偵の素性が知れるとか、本当に探偵か分かるとか、そんなことを期待して読んだけど結局ラストまで変わらないスタンスで混乱のまま終了。 1番驚いたのは3つ目のお話。まさかそう来るとは思わなくて、最後の一文を凝視した。 そしてその最後のシーンで、絵美がなぜかコナンの園子に見えて不思議だった。何でなんだろう?

Posted byブクログ

2020/10/21

2020/10/21読了 #このミス作品51冊目 全て使用人にお任せの 捜査も推理もしない貴族探偵。 オムニバス作品。 設定は面白いけど ミステリ慣れしている人には 謎解き部分は物足りない感がある。

Posted byブクログ

2020/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

んー、なんか、あんまし。 とりあえず、一発目の殺人描写が結構エグくて、読むの止めようかと思った。。 でも、回が進むに連れ、その辺は和らいできたかな。 単行本で何気なく手に取ったから、前情報があまりにない状態での始まりだったんだけど... ①短編集だったことにちょっとガッカリ。 ②気を取り直して、短編が最後に連なって一つの大きなお話を形成してくれていることに期待して読んだけど、各回のお手伝いさん的なポジションの推理役的な人が最後にまとめて出てきた、という程度で、各回に大したつながりがある訳でもなく、ちょっと残念。 ③自分は手を一切出さずお手伝いさんたちに全てを解決させる貴族探偵。表の設定はそれなりのオリジナリティを出せたのかもしれないけど、この探偵さんに大してキャラクター的魅力を感じず、仮にこの続編があっても、多分読まないだろうなぁー、て感じでした。 普通は、こういうキャラ物探偵のお話って、そのキャラにつられてつい続き読んじゃったりするものだけどねー。 そういう意味で、別につまらないとまでは言わないけど、全体的にちょっと残念でした! あ、そういえば、こうもり、の回、最後の最後、話がよく理解できなかった...

Posted byブクログ

2019/10/06

探偵と名乗りながら自ら推理はせず、優秀な使用人が事件を解決する。今まで読んだことのないパターンの探偵で、おもしろかった。特に「こうもり」には驚かされた。びっくりして、もう一度読み返した。

Posted byブクログ

2018/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

個人的には探偵つながり第3弾。貴族探偵の探偵力は未知数だけど(笑)、探偵が優秀なので登場が遅く、捜査場面がほとんどない分、前半の解決編に入るまでの「発端~事件~状況説明」が長く感じられた。『貴族探偵対女探偵』を先に読んでしまっていたため、探偵役紹介時の「え?そうなの」という驚きもなく、ちょっともったいないことをした。事件の謎としては「加速度円舞曲」が一番好き。

Posted byブクログ

2018/03/04

「どうしてそんな方が……知らなくていい?……でも、これは警察の……申し訳ありません……は、しかし……解りました」 古書店にて半額で購入。掉尾を飾る「春の声」は途中銘探偵の最近の傾向を思い出してまさか、と不安に駆られたが、さすがにそんなことにはならなかった(いや別に期待してたわけじ...

「どうしてそんな方が……知らなくていい?……でも、これは警察の……申し訳ありません……は、しかし……解りました」 古書店にて半額で購入。掉尾を飾る「春の声」は途中銘探偵の最近の傾向を思い出してまさか、と不安に駆られたが、さすがにそんなことにはならなかった(いや別に期待してたわけじゃなくてね…)。 「こうもり」のある意味凶悪なメイントリックは、比較的薄味で淡泊な諸編にあって麻耶節が光る怪作。ただキャラクターとしては、まあこんなもんかな、という感じ。

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2018/03/04

「君のごとき横暴な官憲に、我が国の治安を任せておけない。君の上司に早速対処してもらう」 すでに台詞が、あの鼻声の相葉くんの声で頭に響いてしまうー。 とある山荘で、東北地方の郊外の街で、北陸の山間の老舗旅館で、富士山の見える別荘で、奈良の邸宅で。 ふらりと使用人と共に現れる貴族探...

「君のごとき横暴な官憲に、我が国の治安を任せておけない。君の上司に早速対処してもらう」 すでに台詞が、あの鼻声の相葉くんの声で頭に響いてしまうー。 とある山荘で、東北地方の郊外の街で、北陸の山間の老舗旅館で、富士山の見える別荘で、奈良の邸宅で。 ふらりと使用人と共に現れる貴族探偵。 皇室御用達常盤洋服店の高級服を纏い、豊かな口髭に余裕のある態度。探偵と言う割には事件より女性に熱心。 ドラマを先に見てしまったので、淡々と進む短編に少々物足りなさも感じてしまう。 それでもちょっとした仕掛けとか面白かった。 次も読んでみようかな。

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2018/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

麻耶さんらしい個性的挑戦的な作品。 探偵の定義すら引っくり返してしまう、そんな貴族探偵。 一体何を以って探偵とするのか。 事件を解決するという意味では確かに探偵だけれど、ここを面白く思えなければもう一ページも読めない作品だろう。 久しぶりに再読したが、やはり面白い。 様々な形のどんでん返し、それは無理があるだろうというような設定もあるし、あまりにサラリと書かれていて最後の最後にそういうことかと分かるあるトリックも。 貴族というやんごとなき身分の人の頭の中が少し分かるかも。 人に使われることしか知らない私にはなかなか付いていけなかったけれど。

Posted byブクログ

2017/12/06

何も捜査しないし、メインの謎解きもしない、全く新しい探偵もの。謎解きはディナーの後、に近くならないように気をつけている感じがする。この作者の他の作品に比べて読みやすくて、面白かった。

Posted byブクログ

2017/11/28

雑用は使用人の仕事。 トリック読み返すためにページを戻すなんて久しぶりにしました。 とっても面白かったです。

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