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兄妹パズル の商品レビュー

3.3

18件のお客様レビュー

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2017/01/31

初めは女子高生の明るいお話かな思ったんですが、ジュン兄が家出してから家族の姿が色々見えてきて、急に涙がこぼれてしまうシーン等は分かる気がする。それでも重い感じではなく爽やかに読めるのは家族みんなが自分の家族が好きだからなのだろう。

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2013/06/12

石井さんのYA作品が好きだったので、久しぶりに手に取ってみた。 ライトな語り口と引き込まれる設定でさくさく読めた。 何で次男は家出したのか、家族に隠された秘密は何か。 あっ、と驚くという訳ではないけれどあたたかさに溢れていて、自然と笑みがこぼれる作品だった。 主人公亜実とユッ...

石井さんのYA作品が好きだったので、久しぶりに手に取ってみた。 ライトな語り口と引き込まれる設定でさくさく読めた。 何で次男は家出したのか、家族に隠された秘密は何か。 あっ、と驚くという訳ではないけれどあたたかさに溢れていて、自然と笑みがこぼれる作品だった。 主人公亜実とユッコとの友情が良かったなぁ。

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2012/12/13

表紙がかわいいですね。主人公の語りがつかみにくくて「うん?」となったものの、慣れてからはさくさく読み進めることができました。家出の謎だけを引っ張り続けたにしては長かったことにびっくりです。これも希望をもてるラストで好きですー!

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2012/10/13

次男くんの家出というちょっとしたスパイスが、幸福に過ごしてきた平和的日常に揺さぶりを与えるという。 文面は、おだやかであたたかな、雰囲気ただようお話です。後味もスッキリ。 話の流れの起伏がわりと小さくしかも少ないので、アクションやサスペンスを好む方や、展開の大胆さを求める方には...

次男くんの家出というちょっとしたスパイスが、幸福に過ごしてきた平和的日常に揺さぶりを与えるという。 文面は、おだやかであたたかな、雰囲気ただようお話です。後味もスッキリ。 話の流れの起伏がわりと小さくしかも少ないので、アクションやサスペンスを好む方や、展開の大胆さを求める方にはちょっと楽しみにくいかも?

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2012/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

後半からじわじわと涙が滲むようなお話でした。 ところどころ文章が回りくどくて読み辛かったのが残念ですが、こんなに素直で優しい青春小説を読むのは久しぶりなので読んでよかったです。 こういう小説、もっと読みたいなぁ。

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2011/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家族の繋がりを描いた作品。 血の繋がりだけが重要なのではなく、一緒に過ごした時間や濃度こそが、家族としての接着剤なのかな と思いました。 高校生の口語で文章がつづられており、やわらかい綺麗な日本語で書かれていればと、少し残念でした。

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2011/06/19

私、これ、好きなんだ。 世の中、もっと「良い本」はあるのだろうけれど、理屈抜きに好き。 珍しく何度も読み返してしまった。 石井睦美さん、好きだったもんね~~『卵と小麦粉とマドレーヌ』。 浩一、潤一、亜実の三兄妹は、「おひさま」の春樹、茂樹、陽子と重なって読んでしまう。 だから、...

私、これ、好きなんだ。 世の中、もっと「良い本」はあるのだろうけれど、理屈抜きに好き。 珍しく何度も読み返してしまった。 石井睦美さん、好きだったもんね~~『卵と小麦粉とマドレーヌ』。 浩一、潤一、亜実の三兄妹は、「おひさま」の春樹、茂樹、陽子と重なって読んでしまう。 だから、浩兄さんは田中圭さんで、潤ニイは永山くん。亜実は井上真央さんじゃないのが、なぜか不思議だけど。 今風女子高生の一人がたりでも、こんな風に聡明に、品よく物語を紡げるもんなんだな~ たぶん、それは亜実の家庭によるところが大なのだろうけれど。 とにかく、良いわ~ 思わず、ユーリーチンを作ってしまった。

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2011/05/19

県立高校二年、テニス部所属。ボーイフレンド、なし。兄ふたりの五人家族、末っ子―― そんな松本亜実の平穏な日常に、ある日事件が起こる。仲の良い下の兄貴「ジュン兄」が、突然いなくなってしまったのだ。四日目、はがきが届いた。 「思うところあってしばらく家を出ます 潤一」 ボーイッシュ...

県立高校二年、テニス部所属。ボーイフレンド、なし。兄ふたりの五人家族、末っ子―― そんな松本亜実の平穏な日常に、ある日事件が起こる。仲の良い下の兄貴「ジュン兄」が、突然いなくなってしまったのだ。四日目、はがきが届いた。 「思うところあってしばらく家を出ます 潤一」 ボーイッシュな妹が、お調子者の次兄の予想外の失踪を契機に成長していく様を瑞々しく綴り、「幸福とは」「家族とは」という本質的なテーマに迫る、ドキドキして心温まるファミリー・ストーリ(amazonより抜粋) なんでしょうか。 面白さが見つけられませんでした。 文章に主人公の突っ込みが入るのがとにかく嫌です。 小説なんだけどとっても軽く感じてしまう。 文章の表現も上手いなぁとはあまり感じられませんでした。 兄が家出をした理由もなんか納得いかないし。 納得というより、予想を全く裏切ってくれない。 トントンと進んでいくだけという印象でしょうか。 少女コミックを小説で読んでいる。そんな感じです。 私は好きじゃないなぁ。

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2011/08/01

兄二人と妹。これはまさに黄金の組み合わせじゃないか。しかも長男はデキがよくて下の兄は明るいスポーツマンで妹と仲がいい。エリートの父とお料理上手の母。そんな絵に描いたような幸せな家族に突然次男の家出という大事件が降ってくる。なぜ?なんのため?そして家族の抱える秘密が明らかに…悪意の...

兄二人と妹。これはまさに黄金の組み合わせじゃないか。しかも長男はデキがよくて下の兄は明るいスポーツマンで妹と仲がいい。エリートの父とお料理上手の母。そんな絵に描いたような幸せな家族に突然次男の家出という大事件が降ってくる。なぜ?なんのため?そして家族の抱える秘密が明らかに…悪意のない読み心地のいい小説。しかし石井睦美=駒井れん、ってのは知らなかったわー。

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2010/12/01

県立高校2年、テニス部所属。ボーイフレンド、なし。兄ふたりの五人家族、末っ子。そんな松本亜実の平穏な日常に、ある日事件が起こる。仲の良い下の兄貴「ジュン兄」が、突然いなくなってしまったのだ。四日目、はがきが届いた。「思うところあってしばらく家を出ます潤一」(「BOOK」データベー...

県立高校2年、テニス部所属。ボーイフレンド、なし。兄ふたりの五人家族、末っ子。そんな松本亜実の平穏な日常に、ある日事件が起こる。仲の良い下の兄貴「ジュン兄」が、突然いなくなってしまったのだ。四日目、はがきが届いた。「思うところあってしばらく家を出ます潤一」(「BOOK」データベースより) ジュブナイルものですね。 べたなんだけど、最後にはしっかり「家族っていいなぁ」と思わせてくれる作品。 主人公・亜実の、等身大の語り口調が好感度大、でした。

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