どくとるマンボウ昆虫記 の商品レビュー
やっぱり面白い。 昔、それこそ中学生ぐらいの頃に読んで面白いなあ~と思った記憶があるのですがやっぱり面白かったです。 とりあえず覚えていたエピソードはハナアブだかコガネムシだかを集めている趣味の2人のエピソードぐらいでしたが。 確かに人間の移動に伴い、今までその地域には生...
やっぱり面白い。 昔、それこそ中学生ぐらいの頃に読んで面白いなあ~と思った記憶があるのですがやっぱり面白かったです。 とりあえず覚えていたエピソードはハナアブだかコガネムシだかを集めている趣味の2人のエピソードぐらいでしたが。 確かに人間の移動に伴い、今までその地域には生息したことのなかった動植物が繁栄してしまい、その結果その地古来より生息していたモノが被害をこうむる。その対策としてさらにお国はその動物の天敵を輸入する。そんなんで本当に大丈夫なのか?大丈夫じゃなかった例はアマミノクロウサギとか色々ありますよね。 それにしても私は昔ホームセンターで外国産のクワガタやカブト虫をつがいで売っておりました。こんなの繁殖させて良いのかな?と思ってたのですが案の定お客さんがこんなことを教えてくれました。 外国産のカブト虫は大体日本のカブトより大型なので国産カブトのメスは外国産と好んで交わり、その結果雑種がものすごい増えているのだそうです。子孫が残せることにも驚きですがそのうち純国産カブトなんてのはデパートに行かないと買えなくなる存在になるのかもしれない… 人間の都合で連れてこられて、売られて、捨てられて(もしくは逃げだして)繁殖したら今度は退治される。人間ってそんなにエライ存在なのかなあ…と思いながら読み終えました。
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虫に関する思い出や伝説や空想を自然の観察を織りまぜて語り、美醜さまざまの虫と人間が同居する地球の豊かさを味わえるエッセイ。
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自分で採集することはないけれど、やはり昆虫の話にはときめいてしまう。語りも魅力的で、体験談を含め、いいなあ、素敵だなあと思いながら読みました。
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