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お客さまの“生の声"を聞くインタビュー調査のすすめ方 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/02/02

要を得た内容。 インタビュー調査の全容イメージ(企画、実施、分析)が掴める。 実践できてナンボなので、血肉にするには練習を積む必要がある。何度も読み返したい。

Posted byブクログ

2017/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インタビュー調査の効果的な活用方法は無論、著者が実際に携わったケーススタディも紹介しており、イメージしやすい。 インタビュー調査の限界にも触れている点も好感もてます。

Posted byブクログ

2012/02/05

●インタビュー調査のすすめ方 ●実査 ・「誰が、なぜそう言ったのか?」という、理由がわかる情報が重要 ・消費者にとっての魅力、問題を把握する ・外部委託調査では精緻度が高い、自前調査では気づきが多いという特徴がある ・ニーズには「なりたい(BE)」「したい(DO)」「ほしい(HA...

●インタビュー調査のすすめ方 ●実査 ・「誰が、なぜそう言ったのか?」という、理由がわかる情報が重要 ・消費者にとっての魅力、問題を把握する ・外部委託調査では精緻度が高い、自前調査では気づきが多いという特徴がある ・ニーズには「なりたい(BE)」「したい(DO)」「ほしい(HAVE)」の3段階がある ・実際に使ってもらうことで、企業側が想定していなかった新たな課題が明確になる ・初発反応と態度変化に注意を払い、頭で考えていることを言葉にしてもらう ・常に環境の変化を踏まえて「いまの自社ブランドの姿」をとらえることが不可欠 ・新商品コンセプト評価では、第一印象、魅力点、問題点、わからない点、信じられない点を聞く ・まずは商品分野や日常の購買行動などに関する簡単な質問でウォームアップする ・リハーサルを事前に実施することで緊張しなくなる ・聞く側の服装はなるべくカジュアルで ・相づちとうなずきを活用して意見を引き出す ・評価結果ではなく、その理由や意味を明らかにする ●分析 ・調査課題(質問内容)毎に発言情報を分ける ・発言情報に対して、その課題に対してひとことで何と答えられるかを考える ・既存製品のよい点・よくない点、仮説的コンセプトの魅力点・問題点をまとめる ・事前にまとめる際の切り口を明らかにする ●戦略立案 ・完璧な戦略を求めず、走りながら考える ・戦略立案では書き出すことが重要。書き出さなければ実行されない ・戦略は、①必ずやること、②余裕があれば検討すること、③人員や資金が増えたらやることに分ける

Posted byブクログ

2012/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・まっさらなスポンジ ・普段の生活をリアルに ・回答内容と回答プロセスも ・「仮説」確認系 ・オープンクエスチョン

Posted byブクログ

2010/12/23

プロのリサーチャー向けではなく、 マーケティング実務担当者向けのインタビュー調査の実務書というコンセプトで、 とてもわかりやすくて良い本だと思った。 一応自分はプロのリサーチャーの範疇に入るものの、 実はインタビュー調査の経験は浅いため、 そんな自分には参考になることが多かった...

プロのリサーチャー向けではなく、 マーケティング実務担当者向けのインタビュー調査の実務書というコンセプトで、 とてもわかりやすくて良い本だと思った。 一応自分はプロのリサーチャーの範疇に入るものの、 実はインタビュー調査の経験は浅いため、 そんな自分には参考になることが多かった。 一番いいなと思ったのは、 実際にはモデレーターとしての訓練や経験を積まなければいけないと思うが、 でも、この本を読むと、自分にもできそうだ、やってみよう、 そんなチャレンジしたい気持ちにさせてくれること。 実務担当者自身がインタビュアーになることの効用として、 消費者の感覚をダイレクトに感じることができることなどが挙げられているが、 この感覚はリサーチャーとして分析をするにあたっても、 やっぱりあてはまるところで、 自分でインタビュアーができたら分析もより深いものになるように思う。 調査の企画の仕方、誰を呼ぶか、 誰を呼ぶとどんなことが分かるか、 (たとえばユーザーを呼ぶと何がわかり、中止者を呼ぶと何がわかる、など) 実際のインタビューで使えるテクニック、 分析の仕方などそれぞれわかりやすく説明してあるので、 インタビュー調査の基本を知るために、最初に読む本としていいと思った。 ちなみに、インタビュー調査に限ったことではないが、 そもそも調査は戦略立案のために行うことが前提、 という言葉は印象に残ったフレーズである。 当たり前のことかもしれないけれど、 日々の業務に忙殺されると、とにかく業務をまわすことに精一杯で、 クライアントの求めるデータを納品すればいいという意識になってしまうことも…。 たとえ実査の部分だけを担うような調査だとしても、 やっぱり課題を共有させてもらうことで、 最終的な戦略立案を想定しながら、 調査設計であったり、調査票であったりに、 プロとしてご提案できることが大事かなと。 正直なところ、自分たちの利益を上げるためには、 そんなに丁寧に時間をかけていられない案件もあるけれど、 でもどんな案件でもできるだけそんな気構えでいたいなと思った。

Posted byブクログ

2010/08/20

本格的なインタビュー調査をつくった行ったことはありませんが、社内で要望を聞き取ったり、また顧客様の要望を聞いたりという場面には遭遇してきました。また、様々な情報を元に企画を行うこともあります。 この様な立場の人は私に限らず、いらっしゃると思います。 本書はあくまでも実践に主眼を置...

本格的なインタビュー調査をつくった行ったことはありませんが、社内で要望を聞き取ったり、また顧客様の要望を聞いたりという場面には遭遇してきました。また、様々な情報を元に企画を行うこともあります。 この様な立場の人は私に限らず、いらっしゃると思います。 本書はあくまでも実践に主眼を置いて書かれており、即やってみようと取り入れられることが多く、今まで気に止めなかった、陥りやすいことや調査の前後の作業についても明らかにされています。良書です。

Posted byブクログ