“文学少女"と恋する挿話集(3) の商品レビュー
ちぃちゃん、大人になりましたね! まさか先生になってるとは思いませんでした! 流君もすっかり優しく頼もしい男の人になってて、なんだか自分のことのように誇らしくなりました。 この流君なら、ちぃちゃんを幸せにしてくれるはず! 後は、 ・ななせちゃをの親友の夕歌ちゃんと毬谷先生の出会...
ちぃちゃん、大人になりましたね! まさか先生になってるとは思いませんでした! 流君もすっかり優しく頼もしい男の人になってて、なんだか自分のことのように誇らしくなりました。 この流君なら、ちぃちゃんを幸せにしてくれるはず! 後は、 ・ななせちゃをの親友の夕歌ちゃんと毬谷先生の出会い (傷ついた紳士(テノール)と穢れなき歌姫(ソプラノ)) ・その後毬谷先生と同じくオペラ歌手を目指す晴音ちゃんの話 (卵の歌姫(デイーヴァ)彷徨える天使(エンジェル)) が好き。 健気に頑張る晴音ちゃんが可愛い!
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あの牛先輩の続きや、あの声楽教師の続きや、その前や 偽り続けている彼女の、話。 楽しかったり、少し胸が痛かったり、でした。 何かこう…辛いものがありますが、透明で優しい気持ちになれる そんな終わり方でした。 あの元声楽教師の、出会った時何かも知る事ができましたし。 この幸せだっ...
あの牛先輩の続きや、あの声楽教師の続きや、その前や 偽り続けている彼女の、話。 楽しかったり、少し胸が痛かったり、でした。 何かこう…辛いものがありますが、透明で優しい気持ちになれる そんな終わり方でした。 あの元声楽教師の、出会った時何かも知る事ができましたし。 この幸せだった日々が崩壊した日。 焦がれて手が届かなかったものに、片方が走って近づいて行く。 その苦しさが、あの時抱いた感情がまた蘇ってきたりで やるせないような気持ちを思いだしたり。 感情が理解できない彼女は…立派に今日もきっちり隠し通してます。 しかも先生…大変そうではありますが、装っているおかげで もしかして冷静に見える部分があるのかも? しかしおばタン…おばあタン。 そこだけ太字なのが、ものすごく力を込めているようで 何だか…ものすごく怖い。 その場にいられた、というかいる羽目になっている2人に合掌、ナム。
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"文学少女"短編集第3巻。バリエーション豊かなサブキャラ達を掘り下げる話が多く楽しめた。まさかの再登場、柔道部の牛園君の恋の決着が一番せつなかった。
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牛園くんがあんまり好きなキャラではなかったのですが、告白シーンが良かったです。すごく切なくて、綺麗でした。 ちぃちゃんと流くんの話が好きだな。 けっこう、満足な一冊でした。
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遠子おばタンの秘密が、ツボにはまりましたが、この本のヒロインはちいちゃんでしたね。子供を産むということに対する女性の執着は怖くなることもありますが、怖いモノ見たさでまた読んでしまいます。ライ麦畑でつかまえても何度か挫折してますが、やっぱり読んでおかなきゃと改めて思いました。それと、第一話の嫉妬する心葉君も新鮮でしたね。
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遠子と心葉以外の面々の話が沢山読めて嬉しい。 どの話もすごく良かったけど、『〜女給』と『〜歌姫』が好き。 夕歌が歌を諦めてたら、2人は幸せになれたのかな…。 先生になった千愛の話も良かった。 このまま流人と幸せになってほしい。 ふと思ったのだけど、叶子さんは千愛のホントの顔...
遠子と心葉以外の面々の話が沢山読めて嬉しい。 どの話もすごく良かったけど、『〜女給』と『〜歌姫』が好き。 夕歌が歌を諦めてたら、2人は幸せになれたのかな…。 先生になった千愛の話も良かった。 このまま流人と幸せになってほしい。 ふと思ったのだけど、叶子さんは千愛のホントの顔を知ってるのだろうか。
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本文354ページより引用 「おっ、ビッグバーガーの割引キャンペーンやってるな、食ってくか?悠人」 「さっきチョコパフェをたべたばかりだよ、お父さん」 「あれは、おやつ。こっちは夕めし」 「ゆうごはんは、おうちでたべるよていだから、だめ」 「子供が、かたいこと言うなよ!麻貴は、ファーストフードなんか食わせてくれないだろ。父さんが庶民の味を教えてやる」 「お父さん、いつしゅうしょくするのって、しつもんに、まだ答えてもらってません」 「だーーーーーっ、それ、小学生がする質問じゃねーって」 七月の土曜日。 ハンバーガーショップの前で、小さな男の子にやりこめられている流くんを、わたしは茫然と見ていた。
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今回は『穢れ名の天使』の水戸夕歌と毬谷敬一、『月花を孕く水妖』の魚谷紗代など、 過去に登場した人たちの違う一面が見れるお話、中学校教師になった竹田とその生徒の 仔鹿のお話、短編集1巻で登場した牛園が再登場したりと盛り沢山な内容。 それぞれのキャラのその後みたいな内容が多く、これは...
今回は『穢れ名の天使』の水戸夕歌と毬谷敬一、『月花を孕く水妖』の魚谷紗代など、 過去に登場した人たちの違う一面が見れるお話、中学校教師になった竹田とその生徒の 仔鹿のお話、短編集1巻で登場した牛園が再登場したりと盛り沢山な内容。 それぞれのキャラのその後みたいな内容が多く、これはこれで楽しめました。
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これを読み終わるとシリーズも残り2冊です。 今回の短編集は好きなキャラいなかったからサラーっと読み終わった。 しいていえば千愛の話。無表情の時の存在感半端ない。その半端なさは教え子を飛び降りさせるほど(違 そのギャップが有りありと感じられるのが面白いとこだったり。2つのキャ...
これを読み終わるとシリーズも残り2冊です。 今回の短編集は好きなキャラいなかったからサラーっと読み終わった。 しいていえば千愛の話。無表情の時の存在感半端ない。その半端なさは教え子を飛び降りさせるほど(違 そのギャップが有りありと感じられるのが面白いとこだったり。2つのキャラを使い分けるところがメタ的で。そんな千愛もラストでは「あなたのあかちゃんうみたい」発言なのでほんと流人くんに会えて幸せだったなぁと思うキャラなのでした。 続きがあれば(ないけど)もう一波乱ありそうななさそうな。 ちょっと気になる二人でした。 2011/09/12
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今回もよかったなと思います^^ 牛園先輩は今回も熱い物語になるのかなぁって思っていたのですが、 意外と爽やか、といいますか、夜風が心地よい空気でした。 次に遠子先輩と紗代ちゃんの話。 93~95ページが大好きで大好きで、もう何度も読み返しました! でも同時に胸が苦しくなりました。 遠子せんぱい・・・・・・(´・ω・`) 毬谷先生の話では苦々しさが伝わってきて、すごくつらかったです。 (+α)ちがう言葉を綴っていた物語がひとつに繋がっていく感じでして、まさかあのとき聴いた歌声が先生だったなんて! というところでは、私もつい驚いてしまいました^^; 表紙を飾ったちぃちゃん。先生になったんですね。 少しだけ、大人になった気がしました。 そして最後に涙々です。 流人と抱き合ったちぃちゃんの挿絵もすっごく好きです。 ちぃちゃん、流人と末永くお幸せにね* というわけで★5です^^ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 個人的な話になりますが、この挿話集って プチサプライズでいただいた かわいらしい小さなプレゼントを 「なにが入っているのかなぁ」って わくわくしながら、そっと包みを開ける気分になりませんか? ・・・・・・あれ、私だけ? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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