これもまた別の話 の商品レビュー
三谷「この映画、猿が平気で英語喋ってるじゃないですか。それがある意味、伏線にもなってるんだけど。チェールトン・ヘストンは初めて彼らの言葉を聞いた時、どうリアクションを取ったんだろう、って気になってたんです。そのシーンが思い出せずに今回見直したら、なんのことはない、声が出てないから...
三谷「この映画、猿が平気で英語喋ってるじゃないですか。それがある意味、伏線にもなってるんだけど。チェールトン・ヘストンは初めて彼らの言葉を聞いた時、どうリアクションを取ったんだろう、って気になってたんです。そのシーンが思い出せずに今回見直したら、なんのことはない、声が出てないから、リアクションが出来ないんですよねセリフになってない」「うまくごまかしやがったなって感じです」「れれに、最初に猿が喋る言葉が、狩った獲物と記念写真を撮る時の「スマイル」じゃないですか。あれが最初の一言だったっていうのが効いてるんですよね。」
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語られている中で見たことのある映画が「薔薇の名前」、「タイタニック」、「雨に唄えば」だけなのですが、見たことのない映画についても、面白く読みました。対談集が好きなのかも。脱線しているようでしていない、そんな楽しそうな会話の雰囲気がいいと思います。 「薔薇の名前」で、横溝正史との共...
語られている中で見たことのある映画が「薔薇の名前」、「タイタニック」、「雨に唄えば」だけなのですが、見たことのない映画についても、面白く読みました。対談集が好きなのかも。脱線しているようでしていない、そんな楽しそうな会話の雰囲気がいいと思います。 「薔薇の名前」で、横溝正史との共通点が多いところ、とても納得でした。
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ネタバレも気にせずに楽しんだ、名作映画にまつわる対談集。「それはまた別の話」の続編ですが、作品への愛があふれるツッコミとトリビアが、相変わらず面白いのです。図書館で借りた単行本版は二、三回読みました。文庫版になったので、即買い!
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和田誠さんと三谷幸喜さんのキネマ旬報での連載をまとめたものの文庫化。第一段は『それはまた別の話』というタイトルで既刊ですが未読。学生の頃に『お楽しみはこれからだ』を読んで往年のミュージカル映画を2本立てで見に行ったりしていたので楽しく読了。とはいえ取り上げられてる12作のうち見た...
和田誠さんと三谷幸喜さんのキネマ旬報での連載をまとめたものの文庫化。第一段は『それはまた別の話』というタイトルで既刊ですが未読。学生の頃に『お楽しみはこれからだ』を読んで往年のミュージカル映画を2本立てで見に行ったりしていたので楽しく読了。とはいえ取り上げられてる12作のうち見たことがあるのは半分だけ。それでも充分楽しめました。
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連載から10年以上たち、単行本刊行から10年半。前作の文庫化から9年たってようやく後編が文庫になりました。文庫にはおまけの対談がついています。惜しいのは、脚注のリニューアルがあまりされていないこと。
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