瞬 の商品レビュー
河原れんさんのブログのファンということと、本作が映画化されてあらすじだけ読んで気になっていたのがきっかけで、この度やっと読んでみました。話の結末が知りたかったので1時間くらいで読んでしまったかなー。ことばに凝っている印象を受けました。
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同乗したバイクで事故に遭い、恋人を亡くした主人公、泉美。 彼はいなくなり、そして自分自身は"今"生きている。 目の前で恋人を亡くしたショックで、 事故当時の記憶をどうしても思い出すことが出来ない彼女が 空白の時間を取り戻し、事実と向き合っていくストーリー。 ...
同乗したバイクで事故に遭い、恋人を亡くした主人公、泉美。 彼はいなくなり、そして自分自身は"今"生きている。 目の前で恋人を亡くしたショックで、 事故当時の記憶をどうしても思い出すことが出来ない彼女が 空白の時間を取り戻し、事実と向き合っていくストーリー。 トレイラーや作品紹介を読めば、 決して物理的なハッピーエンドにはならないだろう、、と 誰でも予想は出来るけれども、 事実に迫るたび、主人公が感じる動悸や恐怖を同じくして感じ、 胸が苦しくなる1冊。 冒頭から、既に彼女は恋人を失っている設定から始まり、 "今"と、"過去"を行き来するような展開になっています。 (これくらいならネタバレにならないです?よね?) 最期まで一緒にいたはずなのに、どうして思い出すことが出来ないのか。 自分自身の感情と、精神的な身体反応がバラバラになった状態で 何のために事実を知ろうとして、事実を知ってどうするのか。 「主人公の再生」と一言でまとめてしまうと簡単に聞こえますが、 向き合っては背を向け、立ち向かっては逃げ出す主人公の姿は 誰もが共感できる姿のような気がします。。 原作と映画は若干設定が異なるようですね。 (…といっても、映画は観ていないのですが) 原作は主人公の女性を追っていますが、 映画はなんとなくだけど、恋人にもスポットがあてられているような気がします。。
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大切な人が自分を守った事により死んでしまったらどうするだろう。 今まで会えてたのに、会えなくなったらどうやって生きて行けばいいんだろう。 自分だったらどうするだろう…。 大切な人がいるだけに、自分の事の様に読んでしまい、胸が締め付けられました。 多分あたしだったら現実を受け入れら...
大切な人が自分を守った事により死んでしまったらどうするだろう。 今まで会えてたのに、会えなくなったらどうやって生きて行けばいいんだろう。 自分だったらどうするだろう…。 大切な人がいるだけに、自分の事の様に読んでしまい、胸が締め付けられました。 多分あたしだったら現実を受け入れられずに誤魔化して生きて行くと思う。 本当は、辛い事に向き合う事で強くなれるんだろうけど…。 映画も見てみたい!
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涙でページがめくれない。 と巷で話題になっていたので本屋さんで探しまくってやっとの思いで購入に至りました。 確かに、凄く切なく、途中で涙が溢れ出ました。 でもこの手の文章、どっかで読んだような…と言う何ともしっくりこない所が残念。 女性の前向きさには勇気をもらいまし!
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気持ちの描写がくどい気がして わたしの中にはなかなか入ってこず、 話に入り込むことができなかった。 ただ、大切な人は 改めて大切にしたいと思った。
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確かにこんな経験をしたら、記憶を無くしても仕方がない。 こんなことになったら、いやだなぁ…考えるだけで憂鬱。 とってつけたように、いわゆる「再生」っぽいエンディングなのも、 憂鬱な読後感。
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事件の後の日常生活で何度もフラッシュバックしてくる夢の描写はぞくぞくさせる何かがあった。そのわりに、必死に求めていた事件当時の記憶がちょっとシンプルだったかな。映画化されたことでもっとドラマチックなものを期待してしまったせいもあると思うけど。最後のおばあさんが出てくるあたり、物語...
事件の後の日常生活で何度もフラッシュバックしてくる夢の描写はぞくぞくさせる何かがあった。そのわりに、必死に求めていた事件当時の記憶がちょっとシンプルだったかな。映画化されたことでもっとドラマチックなものを期待してしまったせいもあると思うけど。最後のおばあさんが出てくるあたり、物語をキュッと引き締めてくれてよかった。
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淳のように強くなりたいと思った。 淳のように大切な人を守れたらいいなと思った。 悲しい話ですが、愛しい話でもあります。
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すらっと読めた。真実を知るために必死になっている姿や、 弁護士の存在は良かったけれど、真実がわかってからの主人公の 心の動きがいまひとつわからない。謎解きがテーマじゃないよね?
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久しぶりに買った本。 恋愛小説が大好きだけど、序盤にキーパーソンが死んでしまうという展開をするものは初めて読んだ。 登場人物が少ないながらも一人ひとりがとても個性的で、でもどこにでもいそうで、そんな不思議な感覚を持ちました。 ラストにわかる衝撃の真相を読むのが辛くなりましたが涙が...
久しぶりに買った本。 恋愛小説が大好きだけど、序盤にキーパーソンが死んでしまうという展開をするものは初めて読んだ。 登場人物が少ないながらも一人ひとりがとても個性的で、でもどこにでもいそうで、そんな不思議な感覚を持ちました。 ラストにわかる衝撃の真相を読むのが辛くなりましたが涙が止まらなかったのも事実です。 映画化しているようですが見ていないのでDVDが出たら借りようと思います。
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