GIANT KILLING(vol.15) の商品レビュー
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ちょっと哀愁漂う表紙。あの頃のETUはうまくいっていたはずだった。地域、クラブ・サポーター・選手、全て温かかった。でも達海の成長と共に少しずつ綻びが出てしまった。ETUの絶対的エース、日本代表の顔、クラブ・サポーターからの声、色々なものを背負っていた達海。そんな達海に周りは無意識に依存し続けてしまい、互いに潰れかけていた。クラブの理想と達海猛という一人の選手の間で、笠野は苦悩する。 。。
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ジャイキリ再読。 旅人達海の昔話が続く。 心に残ったのは、選手が自分のプレーを見失った時に、楽しそうにやっているスタンドのサポーターを見たらいいと言った達海の言葉。そう。サポーターってそういう存在だよね。 あ、あとフロントは現場に介入してはいけないとも思った。
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名選手は名監督にはなれないと言われているけれど、現実、少ないけれど、名選手が名監督になった例はある。 タツミもその部類だろうな。
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達海猛、監督以前。10年前……ETUは輝きを放とうと、もがいていた。若く卓越した才能ゆえ、チームの歯車は狂っていく――。昔も、今と変わらずフットボールを楽しんでいた達海。その鮮烈なプレーは名門・東京Vをも脅かし、ついに達海専門のシフトを敷かれるほどに。クラブの未来を背負う才能は、...
達海猛、監督以前。10年前……ETUは輝きを放とうと、もがいていた。若く卓越した才能ゆえ、チームの歯車は狂っていく――。昔も、今と変わらずフットボールを楽しんでいた達海。その鮮烈なプレーは名門・東京Vをも脅かし、ついに達海専門のシフトを敷かれるほどに。クラブの未来を背負う才能は、高まる周りの期待に何を思う……!?(Amazon紹介より)
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達海が中心のETUの物語は、佳境に差し掛かっているといっていいだろう。 コールリーダーの離脱、日本代表の新たな主軸を見に来た浮動層とファンとのズレ、そして会長によるワンマン的な経営。そこにイングランドからの代理人という要素が加わって、物語はすでに整っている。 さて、これがど...
達海が中心のETUの物語は、佳境に差し掛かっているといっていいだろう。 コールリーダーの離脱、日本代表の新たな主軸を見に来た浮動層とファンとのズレ、そして会長によるワンマン的な経営。そこにイングランドからの代理人という要素が加わって、物語はすでに整っている。 さて、これがどのような結末を迎えるのか、楽しみたいところだ。今回は星四つと評価したい。
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達海は何かを持ってる選手だったんだなぁ。スポーツ選手ってのは怪我との接し方、あしらい方が上手でないと厳しい職業だよね。怪我しないのが一番だけど、プロはそうも言ってられないだろうし。
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10年前、達海が現役時代の話。舞台は東京ダービー、代表でも頭角を現してきた達海に東京ヴィクトリーは成田が闘志を燃やす。この日も達海のプレーが得点に結びつき勝利を手にする。しかし、この頃達海の足は悲鳴をあげていた。選手、フロント、サポーターがバラバラになり出してクラブも崩壊寸前まで追いやられていた。そして、達海にプレミアリーグへの移籍の話が。 印象的なシーンは東京ダービーでの達海のプレーシーン。試合を楽しんでプレーする達海のゴールシーンは見ていて気持ちの良いものです。
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達海がミスターETUだったころのお話し。達海が考える「エース」とは何なのか。東京Vの成田との考え方の違いが、その後の達海の異質ともいうべき監督術となっていく。敵ディフェンダーを引きつけ、仲間を楽しませながら機能させ、自らも得点機と見ればゴールを狙う。彼が監督となるべくしてなった経緯が垣間見える。 両足を故障し、戦線離脱しながらもプレミアリーグからのオファーを受ける達海。先週としての炎が尽きかけているのを既に読者は知っているだけに、辛い。
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達海の選手時代の回想。 絶頂期に怪我。 そして海外のクラブからのオファー。 チームの低迷。
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(10~15巻) 主人公が選手時代のハナシがメインに。 選手とクラブ、サポーター達の、夢や期待やそれぞれの思惑がビミョーにズレ始めていく過程が、物悲しい。 石浜選手の移籍話への言動にカブってくるトコロが、またイタイし…。 でも、そこで描かれる人間ドラマの“アツさ”には、間違い無し。 次巻も楽しみ(^-^)v。 ★4つ、8ポイント半。 2013.03.25.了。
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