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痺れる の商品レビュー

3.5

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

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2012/01/19

短編集。 内容は、何ともバラバラだったが、ユーモラスな落ちの作品の方が好感持てたような気がする。 全体的には、長編の引き込まれるようなわくわく感は無かったのが残念・・・

Posted byブクログ

2012/01/14

はじめて沼田まほかるさんを読む。いい。ハマりそう。 ミステリー・サイコホラー系でラストにどんでん返しがある短編で、 それ自体は珍しくないけれど、登場人物(しかも主人公に災いをもたらす方)が魅力的。 テンガロンハットの男、タコ男、奈緒子。 不思議と彼らのことをもっと知りたいと思えて...

はじめて沼田まほかるさんを読む。いい。ハマりそう。 ミステリー・サイコホラー系でラストにどんでん返しがある短編で、 それ自体は珍しくないけれど、登場人物(しかも主人公に災いをもたらす方)が魅力的。 テンガロンハットの男、タコ男、奈緒子。 不思議と彼らのことをもっと知りたいと思えてくる。

Posted byブクログ

2011/12/19

短編集。 「林檎曼陀羅」、「レイピスト」、「ヤモリ」、「沼毛虫」、「テンガロンハット」、「TAKO」、「普通じゃない」、「クモキリソウ」、「エトワール」。 先日、長編の「9月が永遠に続けば」を読み、今回は短編集にトライ。 通勤電車で読んだり寝る前に読んだりしたので、ちょっと気...

短編集。 「林檎曼陀羅」、「レイピスト」、「ヤモリ」、「沼毛虫」、「テンガロンハット」、「TAKO」、「普通じゃない」、「クモキリソウ」、「エトワール」。 先日、長編の「9月が永遠に続けば」を読み、今回は短編集にトライ。 通勤電車で読んだり寝る前に読んだりしたので、ちょっと気持ち悪くなった。 印象に残っているのは、「TAKO」。 おぉ、そうきたかーーと(笑)。

Posted byブクログ

2011/12/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集 林檎曼陀羅、レイピスト、ヤモリ、沼毛虫、テンガロンハット、TAKO、普通じゃない、クモキリソウ、エトワール テンガロンハット、普通じゃないが好き

Posted byブクログ

2011/12/11

「林檎曼陀羅」「レイピスト」「ヤモリ」「沼毛虫」「テンガロンハット」「TAKO」「普通じゃない」「クモキリソウ」「エトワール」の9編収録の短編集。 後味悪い…。 どの作品も、人が誰でも自分の中に持っていて、でも決して他人にも見せず自分自身でも蓋をしたまま目を背け続けているような...

「林檎曼陀羅」「レイピスト」「ヤモリ」「沼毛虫」「テンガロンハット」「TAKO」「普通じゃない」「クモキリソウ」「エトワール」の9編収録の短編集。 後味悪い…。 どの作品も、人が誰でも自分の中に持っていて、でも決して他人にも見せず自分自身でも蓋をしたまま目を背け続けているようなどろりとした部分を、無理やり見せつけられたような、そんな気分にさせられる。 現実なのか妄想なのか夢なのか境界線がわからないような描き方なのに、すっと入ってきてしまうのは著者の筆力のなせる技なのか、はたまた、自分自身に潜む闇を読んでいるからなのか…。怖くなる。

Posted byブクログ

2011/11/24

「痺れる」沼田まほかる ヒューマンドラマ短編集。淡いアッシュローズ。 沼田まほかる、大当たり。 『九月が永遠に続けば』に続き、手に取りました。いやー、読まされた。 何この昏さ。華やかであるべき情動が、昏い。 表面的にはそういうシチュエーションだからなんだけど、そうではなく、 登...

「痺れる」沼田まほかる ヒューマンドラマ短編集。淡いアッシュローズ。 沼田まほかる、大当たり。 『九月が永遠に続けば』に続き、手に取りました。いやー、読まされた。 何この昏さ。華やかであるべき情動が、昏い。 表面的にはそういうシチュエーションだからなんだけど、そうではなく、 登場人物の持っている内面故に、ネガティブな雰囲気を醸し出している。 この筆力!一体この人どんなこと考えながら書いてるんでしょう。 あらすじレビューになってしまうけど、全編一文で。あらすじだけでも異様な感じが伝わると思います。 ☆4.5。 ※以下軽くネタバレ 「林檎曼荼羅」…痴呆に向かう初老の女が、姑を葬った自己懺悔の話。 「レイピスト」…夜道でレイプに遭った女が、その男を病的に探し求めてしまう。 「ヤモリ」…別荘地に独り住まいの女と、いきずりの若い男。結末の落差…! 「沼毛虫」…曾祖母の死に際の独白、隠された過去。 「テンガロンハット」…じわじわ迫り来る、押しかけ植木屋の恐怖。まさかの幕切れ。 「TAKO」…幼心に焼き付いた春画の印象が、20年後、夜の映画館の痴漢の手で思い出される。 「普通じゃない」…町内会のうるさ老人を“趣味で”殺害しようと目論むが…(この短編が一番普通。。) 「クモキリソウ」…ナメクジ、覗く男、レズビアン、愚図な女、幻想。 「エトワール」…妙齢の不倫カップルが、新たな所帯を持つに至って。男の異常性、女のヒステリー。 とにかく、読まされますよ。(4)

Posted byブクログ

2011/11/19

著者についても作品についても、特に何の前知識もないまま読み始めた。読み始めてから、ホラー系の作家さんだと知る。あまり私の好みのジャンルではないので、最初から知っていたら手に取らなかったと思う。そんな私でもぐいぐい惹きこんでしまう筆力はかなりのものだと感じた。ただ、やはり基本的に私...

著者についても作品についても、特に何の前知識もないまま読み始めた。読み始めてから、ホラー系の作家さんだと知る。あまり私の好みのジャンルではないので、最初から知っていたら手に取らなかったと思う。そんな私でもぐいぐい惹きこんでしまう筆力はかなりのものだと感じた。ただ、やはり基本的に私が得意なジャンルではない―怖い系のホラーというより、グロテスク系な感じだった―ので、読後感が必ずしもいいものではなく、星は1つ減らしてしまった。

Posted byブクログ

2011/11/07

九つの作品からなる短編集。 日常に入りこんでくる普通でないものに対する怖ろしさや執着、薄気味悪さ。 男に襲われた女性の心の変化を描く「レイピスト」 映画館で痴漢にあい、その痴漢に「来週も・・・」と行為に執着する女性を描く「TAKO」が興味深く読めた。

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2011/10/25

怖かった・・・ こういうのをホラーって言うんですね 幽霊だとか呪いだとか、そういうのよりも こっちのほうが正直怖いです 普通の日常のちょっとした誰にでもありそうな出来事が 異常な事態に発展するのは 当事者の心のなかのほんの少しの狂気が 原因だったりするのかな

Posted byブクログ

2011/10/12

なんとなく書籍広告で気になって、手にしたけれど、、。 ざわざわとする読後感が残り、個人的に全く好きになれないので、★2つ。 好き嫌いが別れるんじゃないかなぁ。

Posted byブクログ