考えよ！ の商品レビュー

イビチャ・オシム(著者)

2010/05/20

サッカーは詳しくありませんが購入。
敗北の覚悟がない、誰もが負けを恐れすぎている。という、日本人論が印象的。

2010/05/20

途中まで読んでいるけど、新書というかサッカーマガジンのW杯特集のような感じ・・・買う前のイメージと違った

エスパルスの中で気になる選手が何人かいるそうな・・・岡崎以外で誰なんでしょうか、オシムさんが気にしているのは？

2010/05/14

メモ

代表に必要なこと
「自分で考える」「考えて走る」
「敵にとって危険な地帯に進入していくプレー」

べス卜４を目標に掲げた岡田監督に対して
「チームとして指針を決めることは正しい手法」
その目的を達成するために必要なこと
・コレクティブ（集団的、組織的）
・戦術的ディシプリン（規律）
・対戦相手を研究しあらゆる事態を想定し準備する
・自身を持つ

グループEは、難しくもないが簡単でもない
デンマーク、カメルーンを過小評価することはとても危険だ。

カメルーンのスタイル
ビューティフルでエレガント、そして臨機応変な対応が出来る。
過小評価せずリスペクトしなければいけないが、驚異に感じることはない。

自分たちに何ができて、何ができないのか、冷静に客観的に分析する。日本がカメルーンに負けてもこの世の終わりではない。

オランダ
危険で美しい。現代サッカーのトレンド。
中盤は世界一
冷静に落ち着いて対処する。

デンマークにはインテリジェンスがある。

提言
・日本人は相手を恐れ、過大評価してしまう傾向がある。
・責任を転換することで、原因や課題のすべてが覆い隠される。

失敗に対して罰を与える教育システムが原因。
自分で仕事の範疇を決めてしまう。

・判断するスピードが遅い。いつもこーちにアドバイスを求める。

中田のようなリーダーが必要

情報の取得選択。捨て去るべきものは捨て去る。
日本人は自分がだれかより劣っていることを認めることを嫌がる。
認めることで「なぜ弱いか学べる」

2010/05/08

今の日本代表に、中田英寿のようなピッチ上のリーダーがいないのが大きな問題、との指摘。言われてみると、確かにリーダーシッブを感じられる人物はいない。両中村、遠藤、中沢、楢崎、別の意味でトゥーリオ、いずれも違う。オシムだったら、鈴木啓太にしたのでしょうね。(本の中でも、鈴木啓太への信頼が感じられた。)
本の中のどの記述にも日本サッカーへの深い愛情が感じられた。

2010/05/07

元日本代表監督。
選手のけがや移籍話などを話題にしているので、
本当に最近インタビューをしたのだろう。
皮肉交じりのユーモアから、サッカーの深さを
世界のサッカー事情を知ることができる。

病気がなければ、日本代表監督として
南アフリカで戦う事だろう。。
彼が代表を率いていたら、今よりももっと
日本代表に期待としていただろうと思うと
本当に残念。

2010/05/05

今の日本代表の盛り上がりのなさを見るにつけ、オシム監督でW杯に臨めたらなーというifを考えてしまう。

2012/12/23

購入者：小林
貸出中山(2010.4)返却(2010.6)
ﾜｰﾙﾄﾞｶｯﾌﾟ前に読みました。ｱﾌﾘｶ勢はｻﾌﾟﾗｲｽﾞはない、とか大胆予想おもしろかったです。ｻｯｶｰ界もﾋﾞｯｸﾞﾏﾈｰが動きすぎて、美しいｻｯｶｰが減り勝利至上主義のｻｯｶｰが増えているとも書いてました。オシム氏が監督だったら・・・と考えてしまいます。
貸出：石賀(2010.10.18)
結果の知ってて読むと面白かったです。日本人にサッカーは向いていないのではと思えて仕方なかったです。オシム復帰に期待。
貸出：赤木（2010.11）
印象に残った言葉「負けることへの恐怖心がないときには、良いプレーをする」「誰かより弱いことを認めるならば、なぜ弱いかを学べる」「人間は、出来るだけ客観性を持たなければならない」
自分を高めるための本としては面白い本でした。なぜか、やった事のないサッカーをやってみたくなりました。（誰か誘って・・）

貸出：新田（2010.12.18) 返却（2010.12.30)
残念ながら脳梗塞で代表監督を途中交代したオシム元監督の日本人と日本サッカーについての考えをいろいろな角度から思いを語っていてやはり見るポイントが違っていておもしろく読ませていただきました。特に「自分で考えろ」「考えて走れ」リスクを負わないチャレンジはないという哲学に賛同します。

小林。サッカー好きの小林自身も見てて楽しいオシムのサッカーとにかくサッカー先進国との差を埋める為に必要とされる考えて走るというシンプルでありながら1番難しいオシムイズム満載の本です。読めばサッカーが少しは解ると思います。
貸出：湖浜（2011.11.4）返却（2011.11.7）
W杯の考察についての部分も面白かったのですが、オランダやデンマークの国民性や環境・指導の方針がプレースタイルにどう反映しているか。
逆に日本についての考察も非常に興味深かったです。　選手やチームを育てる監督やコーチといった指導者のインテリジェンスや哲学の重要性が嫌というほど分かった1冊でした。　オシムと直接話をしたくなりました。

誠　2012.08
『戦い』を前に、まずは相手をリスペクトする。そのうえで自らの行動を考える。行動の原動力となるハングリー精神についてのくだりがとても参考になった。
サッカー監督のお仕事もよ～くわかりました。

貸出：桑畑(2012.9.18)返却(2012.9.28)
僕自身は、野球をしていましたが、これからもっともっと日本のサッカーが盛り上がっていってほしいと思います。勝つことだけを考えるのもいいですが、それでは負けた時のショックが大きすぎて次の試合に影響する。だから負けた時のことも想定しとかなければいけないという部分が、印象に残りました。
貸出:松本(2012.11.18)返却(2012.12.23)
サッカーうんぬん以前に精神的な事を学べる本でした。特に「ベスト4」というチームの指針を決めるという目標設定をするというのはチームに置いても、個人に置いても大事な事だと深く感じました。

2010/05/17

2010/4/29 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
2010/5/16～5/17

前日本代表監督、イビチャ・オシム氏の日本代表へのエール。
相変わらず含蓄に富む言葉が多数。細かい感想は書くまい。ただ、日本代表に、日本人に対する深い愛情とレスペクトを感じ取りたい。
意外だったのは、オシムさんが俊輔をものすごく信頼していたこと。そうだったのか、という感じ。
ああ、オシム監督の日本代表を南アフリカで見たかった。

2010/04/27

2010年度5冊目。

ジェフ市原の監督として旋風を巻き起こし、
サッカー元日本代表監督でもあるオシム氏の著書。

単なるサッカー評論に留まらず、
歴史的背景も考察しながら日本人のメンタリティーに言及している。

特に印象に残ったのが「リスペクト」の本当の意味。
日本人は相手を過大に評価し過ぎて自分に自信を持てていない。
それはある意味逃げの姿勢であり、本当の意味で相手をリスペクトしていることにはならない。
本当のリスペクトは、相手をノーマルであると認めること。
同じ人間として、どのような長所はあって、そのような短所があるのかを客観的に見ること。
本物のリスペクトは、相手を見下すことでも神棚に祭り上げることでもないのだと感じました。

2010/04/25

オシム前監督の、現在の日本代表のサッカーとそれを取り巻く環境についての提言。
本来のインタビューはもっとウィットに富んだ、オシム監督らしい皮肉混じりの内容だったのではないかな～と思うのですが、それを可能な限り短く判りやすく纏めてるのが本書だと思います。
これ読んでると、ほんとオシム監督の健康状態が良好なままで、今の代表監督が岡田監督じゃなくてオシム監督だったら、今の日本代表はどんな感じになっていただろうか…と思わざるを得ない。今呼ばれてて、代表当確間違い無しの選手にこそ読んで欲しいです。