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武田双雲の墨書七十二候 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2022/06/01

僕は漫画を読むときも絵をあんまり見ていない。文字ばかり追っている(だから重要なヒントを読み逃すことがある)。 本書は書家の武田双雲氏による七十二候の書とエッセイ、だが、そんなわけでどうしてもエッセイ側ばかり見てしまう。 エッセイと言うよりもポエムといったほうがいいか、ぐらいの...

僕は漫画を読むときも絵をあんまり見ていない。文字ばかり追っている(だから重要なヒントを読み逃すことがある)。 本書は書家の武田双雲氏による七十二候の書とエッセイ、だが、そんなわけでどうしてもエッセイ側ばかり見てしまう。 エッセイと言うよりもポエムといったほうがいいか、ぐらいの内容である。実はそういう文章は苦手なので、そこで初めて書の方に目がいく。様々である。豪快なものもあり、消え入りそうなものもある。あちこちに忙しいヤツもいる。そう、ある、というより、いる、と表現したくなるようなヤツら。 知識として詰め込もうとしても、大したことは入ってこない。こういうものを受け止められるのは、心に余裕や隙間がある人、時なのだろう。ともあれ、本書はテーマに沿っていながら自由である。人を羨むのは良くないが、羨ましい。

Posted byブクログ

2012/11/22

一つ一つ違う書体で書かれているそう。七十二節気に興味がある人にももちろんオススメだけれども「書」を書きたい気分になる活力剤としても使える!

Posted byブクログ

2012/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目9箇所。日本人が季節を72に分けていた。元気がでないときはエネルギーを溜め込んでいる。周りの人が喜ぶことを自分らしく個性的に考え、行動する。志を持ち続け歩き続けた人間は可能性の芽が伸び続け社会の中で美しくひらく。目の前のことに素直にのめりこみ、すさまじい勢いで吸収する・・・子供。自分のことを最後まで信じる。雨・・・あいにく?恵み?心の豊かさは現代の方が上だろうか?空を飛ぶプロセス、鳥はいかにして重力に打ち勝ったのか?

Posted byブクログ

2010/04/13

同じ方が書いた書なのに、こんなにも違う味わいの字。 季節季節・日本の味わい深さを感じることができる本でした。

Posted byブクログ