追伸 の商品レビュー
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全編を通して手紙のスタイルで物語が進んでいく作品。少しずつ謎が生まれ解けていく事に対し冒頭は目新しさを感じるも、中盤以降は慣れが出てしまい冗長に感じ読むのにてこづった。全編通して手紙のスタイルは面白い。
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真保裕一は大好きなんだけど、残念ながらこの作品は全くはまり込めなかった。 手紙形式で徐々に明らかになる新情報、3代にわたる血の影響…と、緻密に練られた構成であることは確かなんだけど、他に惹かれる点がないというか。技巧だけでエモーショナルがない音楽を聴いている気分。 たぶん、主人公...
真保裕一は大好きなんだけど、残念ながらこの作品は全くはまり込めなかった。 手紙形式で徐々に明らかになる新情報、3代にわたる血の影響…と、緻密に練られた構成であることは確かなんだけど、他に惹かれる点がないというか。技巧だけでエモーショナルがない音楽を聴いている気分。 たぶん、主人公2人の思考や行動が全く共感できないという点も大きい。胸糞系の話が好きな人ならハマれるんだろうか。
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夫婦の手紙形式で、色々と、過去について、自分の感情について赤裸々に告白を重ね、最後には、家族の過去にまで遡って・・・お互いを認め合うというストーリーは面白かった。文通?形式の話はよくあるパターンかも知れないが、面白い。
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夫婦間でここまで手紙だけで遣り取りをするって特に現代はありえるのかな?という疑問はあるものの、精巧に作られたストーリーであるというのはまちがいなし。そしていつもどおり重過ぎるほどに読み応えがあるのはこの人の本の特徴。 最後の最後にそういう展開を持ってきていたというところがこれまた...
夫婦間でここまで手紙だけで遣り取りをするって特に現代はありえるのかな?という疑問はあるものの、精巧に作られたストーリーであるというのはまちがいなし。そしていつもどおり重過ぎるほどに読み応えがあるのはこの人の本の特徴。 最後の最後にそういう展開を持ってきていたというところがこれまた憎い。凡百の作家ではないところが現れますよね。
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手紙形式で進んでいく小説。 単身で海外に赴任している夫に、後から来るはずの妻から手紙が届く。 祖父母の話は良かったのだが、血(遺伝)を言い訳にしているかのような 妻の言動には全く共感できず、入り込めなかった。残念。
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往復書簡で展開していく二組の夫婦の物語。真相は徐々に明らかになっていくが、そこまで相手に語ってしまっていいのだろうか、と共感しづらい部分もあったり。
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手紙形式で進んで行くのが、歯がゆい時もある。なぜなら、手紙を書いている人達の、心情がまどろっこしい。でも、祖父と祖母とのやり取りは、苦しいほどお互いを思う情景が思い浮かびのめりこめた。…が主人公のナルシストぶりに辟易。なんだか無理矢理、祖母の血を引き継いだ私は…と言い訳がましい。...
手紙形式で進んで行くのが、歯がゆい時もある。なぜなら、手紙を書いている人達の、心情がまどろっこしい。でも、祖父と祖母とのやり取りは、苦しいほどお互いを思う情景が思い浮かびのめりこめた。…が主人公のナルシストぶりに辟易。なんだか無理矢理、祖母の血を引き継いだ私は…と言い訳がましい。己の選んだ道が間違えていることを祖母のせいにする考えがイライラ…最後に主人公の言い訳手紙が後味悪い。
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久々の真保裕一作品。「追伸」という二文字熟語と、帯の煽りに惹かれて購入したもの。 いわゆる往復書簡形式で、作品はやり取りされる手紙の文面だけで構成されている。 主人公は主に二人。海外単身赴任中の夫と日本に残るその妻が、別離に関する手紙の やり取りを行う、というもの。途中で妻の祖父母の手紙のやりとりが挟まれるのだけど、 こちらが重要なファクター。 ・・・ハッキリ言ってこの作品、少しも面白く無かった。 いや、真保裕一作品でこんな投げやりな感想を持つことはこれまで無かったのだけど、 残念ながら響いてくるモノが一つたりとも無い。往復書簡形式の作品はこれまでいくつ か読んでおり、アレルギーは全く無い。どちらかというと好きな手法の筈。 ・・・おそらく、やり取りされる手紙の文面に全くリアリティを感じないのが原因かと。 そもそも、こういう男女間の危機的な場面で、これだけ長い手紙のやり取りはしねぇだ ろ?っつー。・・・人間の種類が違うんだろうね、きっと。おそらく一生共感出来る日は 来ないと思う(^^;)。 返す返すも残念だが、真保作品で初のハズレ。まぁ、こういうこともあるかな?
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5月31日 読了。 全編手紙のやり取りで物語は進むので、それを書く人間が言いたいところは書き隠しておきたい部分は書かないのが見え、イライラする感がある。 第2章だけで中篇として十分読み応えがあると解説にも有るが、このエピソードを二世代に亘り重ねるのがいいのかどうかは微妙。 ...
5月31日 読了。 全編手紙のやり取りで物語は進むので、それを書く人間が言いたいところは書き隠しておきたい部分は書かないのが見え、イライラする感がある。 第2章だけで中篇として十分読み応えがあると解説にも有るが、このエピソードを二世代に亘り重ねるのがいいのかどうかは微妙。 もうひとつ解説にあるが、著者はディック・フランシスの愛読者だそうで、そちらも今度読みたいと思った。 次に読む本を物色していたら、また本著者の上下間にわたる長編「覇王の番人」が図書館から手に入ってしまったので、しばらくは真保三昧。
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この人の本には外れが少ないので、読むのを毎回楽しみにしています。 ほぼ、手紙のやり取りだけで構成されている本ですが、手紙のやり取りの間、みたいなものが感じられて非常に良い気がします。終盤に近づくにつれて明かされていく、過去や秘密には驚きを覚えますが、その驚きを人は簡単に(簡単でなかったのかもしれませんが)許せるものなのか?と行った所に少ししこりが残りました。しかし、ドラマですから、これはこれでokなのかもしれません。
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