結婚は人生の墓場か? の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
*小早川正人。大手出版社勤務、年収1000万円以上、有名お嬢様学校に通う娘たち、素敵な我が家でレースを編む可憐な妻。だが、その実態は多額のローンに追われ、妻の難解な言動に振り回され、一時の気の休まる暇もない日々・・・シニカルで斬新な結婚論が炸裂する、強烈な夫婦小説* ありがちだけど誇張して描かれた小早川君の結婚生活があまりにも痛々しい・・・どこかで逃げられなったのか?と読み進むうちに、いつの間にか雪穂メソッドに振り回されていてどっと疲れた。恐るべし、聖マルタ。
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超お嬢様育ちの女性と結婚した男性の 悲惨な結婚生活。 お嬢様だけど、ホントのセレブではないので、 見栄張り欲がひどくて でも、大げさでなく、こういう女性ってけっこういそうで こわい世界だなーと思う。
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82ページで挫折。マルタがダメ。嫌いな女ナンバーワンなの。書き方とか内容の前にマルタが嫌いすぎて読み進められない。
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正に私が今思っている題名だったので手にした。 若い時に決めた結婚は大人になってから、相手が違ったと気づくことは普通だと思う。 反対にものすごく相性の良い人と結婚したと何年経っても思うならそのまま添い遂げればいい。 問題は子供を育てる上で離婚を決断できない場合だ。 主に離婚すると生...
正に私が今思っている題名だったので手にした。 若い時に決めた結婚は大人になってから、相手が違ったと気づくことは普通だと思う。 反対にものすごく相性の良い人と結婚したと何年経っても思うならそのまま添い遂げればいい。 問題は子供を育てる上で離婚を決断できない場合だ。 主に離婚すると生活が成り立たない。 子供が巣立ったら必ず離婚する。 好きなところなど1つもない。 嫌いなところはたくさんある。
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たのしく、ときどきおそろしく読んだ。 女子校出身のお嬢様系専業主婦希望の人をティピカルに表現したブラックコメディかな。 諸処に挟まれている時事ネタのくすぐりには賞味期限がありそうで、ちょっと残念だけれど、いまおもしろい。
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2014/05/14読了。直木賞を授賞して以来、書店でよく目にする姫野作品のなかから、タイトルが気になって選んでみました。 出版社勤めの高給サラリーマン小早川は、超お嬢様学校出身の雪穂と、罠にかかったかのように結婚。ある意味天然、論理の通じない妻に、選択の自由など無い小早川の結婚...
2014/05/14読了。直木賞を授賞して以来、書店でよく目にする姫野作品のなかから、タイトルが気になって選んでみました。 出版社勤めの高給サラリーマン小早川は、超お嬢様学校出身の雪穂と、罠にかかったかのように結婚。ある意味天然、論理の通じない妻に、選択の自由など無い小早川の結婚生活。やや毒のある姫野節が爽快です。 作中の『しこめのいいわけ』は、『負け犬の遠吠え』のイメージかな? 体制と仕事を2軸にとったオヤジ、しこめ、美 女の分析も面白かった。ちょっと極端だけど、共感できます!
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エッセイだと思い読み始めたら、物語だった。 読みながら、放棄してしまおうかと思うほど、イライラさせられた。 んなアホなっていう家庭なのだけど、おそらくこれは丹念な取材に基づいた、ノンフィクションに近いフィクションなのだろう。 いい加減イライラMAXになってきた後半、実地調査や世間...
エッセイだと思い読み始めたら、物語だった。 読みながら、放棄してしまおうかと思うほど、イライラさせられた。 んなアホなっていう家庭なのだけど、おそらくこれは丹念な取材に基づいた、ノンフィクションに近いフィクションなのだろう。 いい加減イライラMAXになってきた後半、実地調査や世間一般論が盛り込まれていて、それがまたタメになるようなそんなわけねーって思ったり。 かなりイライラさせられたけど、おもしろかった。 この著者のほかの作品も読みたい。
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一見、エッセイのようなタイトルだが小説である。 大手出版社に勤める高収入だが平凡で目立たない男、小早川は、会社のアルバイトで恐るべきお嬢様育ち、聖マルタ女子短大卒の雪穂に狙われ、するすると結婚へ。抵抗不可能なユキホ・メソッドで埋め尽くされた結婚生活の中で小早川が思うこととは…。 ...
一見、エッセイのようなタイトルだが小説である。 大手出版社に勤める高収入だが平凡で目立たない男、小早川は、会社のアルバイトで恐るべきお嬢様育ち、聖マルタ女子短大卒の雪穂に狙われ、するすると結婚へ。抵抗不可能なユキホ・メソッドで埋め尽くされた結婚生活の中で小早川が思うこととは…。 カオルコ節で語られる小早川の悲惨な日常に性別を超えて同情同情…そして苛立ち。こんな結婚生活に耐える必要があるのか、小早川。 ネタばれで申し訳ないが、ラストの小早川がリバティ(犬。何て象徴的な名前…)を連れて家を出るシーンはどう捉えたらいいのだろうか。私の希望としては真の意味で「家を出」て欲しいのだが、あれは「散歩に行く」ことを初めて宣言した、ということにとどまるのか。他の人の読み方が知りたい。
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恐ろしい奥さんがいるもんだ。全く悪びれず、天然でやってしまうところが一番恐ろしい。でもいるんだよね、こんな女の人。ウブな男性陣は気をつけた方がよい。 この人の作品は「いるよなぁ、こんなカンジの人」「心の中ではこんなこと思ってんだろうなぁ」というぼんやり感じるもの、けどあんまり直...
恐ろしい奥さんがいるもんだ。全く悪びれず、天然でやってしまうところが一番恐ろしい。でもいるんだよね、こんな女の人。ウブな男性陣は気をつけた方がよい。 この人の作品は「いるよなぁ、こんなカンジの人」「心の中ではこんなこと思ってんだろうなぁ」というぼんやり感じるもの、けどあんまり直視したくないもの、をズバズバと分析してしまうところが面白い。
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小早川正人。大手出版社に勤務し、年収は1000万円以上。二人の娘は有名お嬢様学校に通い、可憐な妻は素敵な我が家でレースを編む。一見幸せな結婚生活だが、実態は多額のローンに追われ、仕事に追われ、妻のリクエストに追われ、散歩すらままならず―。みんなに祝福されてゴールインしたはずなのに...
小早川正人。大手出版社に勤務し、年収は1000万円以上。二人の娘は有名お嬢様学校に通い、可憐な妻は素敵な我が家でレースを編む。一見幸せな結婚生活だが、実態は多額のローンに追われ、仕事に追われ、妻のリクエストに追われ、散歩すらままならず―。みんなに祝福されてゴールインしたはずなのに、どこで間違ってしまったのだろう?シニカルで斬新な結婚論が炸裂する、強烈な夫婦小説。内容(「BOOK」データベースより) 小早川夫妻にはイライラしっぱなしだったけど、こういうケースもあると思うとぞっとした。この夫妻の場合完全に墓場。 「結婚は人生の墓場か?」というよりかは、結婚を人生の墓場にしないためには?という意味合いに近い。 小さいころにいろんな人に出会うことだったり、もっと本音でぶつかることだったり、たくさん原因がある気がする。いっそ離婚したほうがよかったとも思うし、最初から間違いだったともいえるけど、ラストは少し希望があって、いい終わり方だった。
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