奴婢訓 の商品レビュー
- ネタバレ
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「約束の時間に食事の用意が出来そうにないとわかったら、時計を遅らせる。きちんと間に合う。」 スウィフトの皮肉ばかり詰め込んだ渾身の作品。 穏健なる提案も同冊されている。 この人がガリバー旅行記も書いたと思うと感慨深く感じる。 馬鹿と天才は紙一重というか、人殺しほど人命の尊さを知ってるとか、数学者ほど単純な計算を間違う、とかそういった感じを受ける。 風刺や皮肉が好きな人におすすめ。
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民数記のスタイルとの比較参照。 「穏健なる提案」(実際にはもっと長いタイトル)として知られる政治風刺作品。青空文庫で別の翻訳で読む事が出来る。
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だいぶまえ「ダ・ヴィンチ」という本の雑誌で、呉智英が紹介していて購入。タイミング良く復刊していた。貧民の増加抑制のための私論はいまや〝発禁もの〟か。ブラックユーモアとして受容した。
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342年前の1667年11月30日にアイルランドのダブリンで生まれた司祭・作家。『ガリバー旅行記』であまりにも有名ですが、
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