三四郎はそれから門を出た の商品レビュー
ほとばしる、しをんさんの読書熱。 活字中毒というのはこういうことを言うんだな。 自分も結構な読書好きだと思ってきたけど全然至っていなかった。 金銭的事情からとても追いつけないけれど同じ道を進む憧れの先輩のように感じる。 尊敬してます! ついていきます、先輩!
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読書についてだったり、読書の周辺だったり、まったく関係ないことだったりのエッセイ集。 複数媒体で発表したものをまとめたもので、それぞれ方向性が違っていてバラエティに富んでいます。 あまり自分が読んだ本については記述がないんだけれど、何となく面白いと思う本の方向性が似ている気がしま...
読書についてだったり、読書の周辺だったり、まったく関係ないことだったりのエッセイ集。 複数媒体で発表したものをまとめたもので、それぞれ方向性が違っていてバラエティに富んでいます。 あまり自分が読んだ本については記述がないんだけれど、何となく面白いと思う本の方向性が似ている気がします。 本以外のエッセイのなんというか、ダメ人間感たっぷりなのも好印象。(^^
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夏目漱石の代表作のタイトルをつなぎ合わせたタイトル。とはいえ夏目漱石論でもなく文学論でもありません。中身は三浦しをん節が炸裂したブックガイド&エッセイ集。 本が好きで、好きで好きで好き過ぎて、もはやちょっとコジらせながらも、本へのとめどない愛が本文中から伝わってきます。そこまで...
夏目漱石の代表作のタイトルをつなぎ合わせたタイトル。とはいえ夏目漱石論でもなく文学論でもありません。中身は三浦しをん節が炸裂したブックガイド&エッセイ集。 本が好きで、好きで好きで好き過ぎて、もはやちょっとコジらせながらも、本へのとめどない愛が本文中から伝わってきます。そこまで言っていいの?というようなご自身や家族のエピソードの数々に、終始笑いが止まりませんでした。私も本は好きですが、活字でさえこの圧倒具合。実際に三浦しをんさんを前にしたら三つ指揃えて頭下げそう…敵いません(笑) ブックガイドとしてはもちろん、衣着せない語り口が魅力的な1冊。文学とエッセイと、それぞれで全く違った表情を見せる様子にこれからも目が離せません。
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読書。それは、もっとも危険な遊戯なのかもしれない。 まさしくそうです。そして本をこよなく愛すしをんさんをもう師匠と呼びたい。 ピッピのクッキー作りは笑いました。 しをんさんお薦め本をメモし、歩きながらも本を読めるよう私も精進いたします。
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さまざまな雑誌に掲載された三浦氏のエッセイ集。新刊の本に関するものなど、テーマが指定されているせいか、思うままに書いた時の爆発的な破壊力は見られないかな。 ただ、さすがオタクだけある彼女の観察力と知識の広さが集約されているので、いつものエッセイとは違う楽しみ方ができる本です。
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「お洒落の追求に励むのは来世にまわし、今生では思うぞんぶん読書しようと思う。…世の中にこんなに本があるのに、顔なんか洗ってる場合じゃない」(文庫版あとがき) 筋金入りの活字中毒者・三浦しおんによるブックガイド&カルチャーエッセイ集。
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三浦しをんのおすすめの本。どれも良さそうで早速メモりました。エッセイって読みにくい人もいるけどしをんさんのは読みやすい。
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三浦しをんの三四郎はそれから門を出たを読みました。 読書好きを自他共に認める三浦しをんが書いた、新刊案内、中学生向けの読書案内、紀伊國屋書店のPR誌の連載などの本についてのエッセイ集でした。 本に関係しないカルチャーについてのエッセイも収録されていますが、どれも楽しめました。 ...
三浦しをんの三四郎はそれから門を出たを読みました。 読書好きを自他共に認める三浦しをんが書いた、新刊案内、中学生向けの読書案内、紀伊國屋書店のPR誌の連載などの本についてのエッセイ集でした。 本に関係しないカルチャーについてのエッセイも収録されていますが、どれも楽しめました。 紹介されている本はそのうち読んでみたいなあ、とは思うものの何しろ冊数が多いので挫折は間違いありません。 三浦しをんのおすすめの100冊なんて公開してくれないかなあ。
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三浦はちょっといっちゃっている。そこが魅力でもある。片思いが両思いよりいいとまたこの片思いの妄想が炸裂していて引いてしまう。読書や漫画が好きもやはりその程度があるなと感じた。紹介された本から6冊読みたくなったので読書に実用的である。うち1冊読みかけの本であった。本と結婚してるよう...
三浦はちょっといっちゃっている。そこが魅力でもある。片思いが両思いよりいいとまたこの片思いの妄想が炸裂していて引いてしまう。読書や漫画が好きもやはりその程度があるなと感じた。紹介された本から6冊読みたくなったので読書に実用的である。うち1冊読みかけの本であった。本と結婚してるようなので、三浦は独身でもいいのではないかと、要らぬ助言したくなる。自分の妄想力ももっと高めたくなった1冊であった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
しをんさんがてんこ盛りの一冊でした。一冊の本の中に書評あり、エッセイありで、しをんさんを堪能しました。それにしてもしをんさんのエッセイがおもしろいのは知っていることだけど、書評の言葉の選択のうまさはある種の才能ですねー。うれしかったのは、しをんさんが岡崎京子さんのマンガの書評を書いていたことです。しかも有名作ではなく、切なくて悲しいマイナーな本!!この本を選ぶしをんさんがますます好きになりました。(安野モヨコさんの「監督不行届」を読んでいるのもうれしかったです。岡崎京子さんと安野モヨコさんファンなので)
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