フィンランド流 社長も社員も6時に帰る仕事術 の商品レビュー
フィンランドでの働き方を紹介してある。そもそも文化や習慣、社会などが異なる国の働き方であり、それをどのように日本の職場に取り入れるか、工夫するか、方法が思いつかない。
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シンプルで合理的な、北欧のビジネス・ライフスタイルについて書かれています。 参考になったのは職場の「ネットワーキングスペース」という発想。 自然に人が集まるスペースをつくり、他部門の人と、アイデアの交換、仕事の進み具合の話など仕事の話をしたり、送別会のような職場のちょっとした...
シンプルで合理的な、北欧のビジネス・ライフスタイルについて書かれています。 参考になったのは職場の「ネットワーキングスペース」という発想。 自然に人が集まるスペースをつくり、他部門の人と、アイデアの交換、仕事の進み具合の話など仕事の話をしたり、送別会のような職場のちょっとしたパーティを開催したりと多目的に使う。 最近思うのは、日本のビジネスでは当たり前とされてきた部署ごとの会議や、居酒屋などにみんなが集まって行われる歓迎会や送別会、こういった集まりは時代遅れになってきてしまっているという事です。 部署の会議などで行われる定例の報告は自分の番以外ではただ待っているだけで非効率だし、業績などは誰でも見れるように公開しておけば会議の場でわざわざ共有する必要もないでしょう。 ちょっとした相談なら前述のネットワーキングスペースを活用して短時間に済ませてしまうのが合理的だし、しっかりとした議論が必要な場合のみ会議を開けばいいと思ってます。 あと歓迎送別のための集まりは、たとえばネットワーキングスペースを活用して昼間に行うほうが今の時代にマッチしていると思います。 飲み会となると、どうしてもアルコールが入って色々な過ちも起きますし、若者や女性たちはそういう場は好きではないので参加率も低くなってます。(実際、そういった大規模な飲み会ほど参加率は高くないです) この本でも、フィンランド流は、昼食や夕方の時間帯に、ノースピーチ・ノー乾杯・途中参加途中退出も自由の会を設けられていると書かれてますが、いいアイデアだと思います。 型にはめ過ぎず、自由な雰囲気の会合を開く事で、ハラスメントに怯える殺伐とした人間関係を、気軽な人間関係に変えていく事ができるのではないでしょうか。 最近はあまりないでしょうが、喫煙者が集まるスペースが、これに近いスペースだと思ってます。休憩しながら他部門のの人と情報交換がされているのをよく聞きますので。ただし非喫煙者は入りたくないですからね、、。 あと、この本を読むと北欧信仰が強まりますね。 行ったら行ったで税金高けえ!と悲鳴をあげることになると思われますが。
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<きっかけ> 会社で働き方改革について議論になっているため。 <感想> まず、「はじめに」の下記の文章に強い共感で、だだだっと読みました。 「午前中と午後の会議とその準備・整理でやっと自分の本来の仕事にかかれるのは5時半で、まるで仕事が夕方5時半から始まるかのようだ。」 (は...
<きっかけ> 会社で働き方改革について議論になっているため。 <感想> まず、「はじめに」の下記の文章に強い共感で、だだだっと読みました。 「午前中と午後の会議とその準備・整理でやっと自分の本来の仕事にかかれるのは5時半で、まるで仕事が夕方5時半から始まるかのようだ。」 (はじめにより抜粋。) 次に、個人的に最も大事なことは、 ・何があっても定時(18時)に帰るという文化(共通意識)の浸透、だと感じた。 その他、刺さった内容は下記(言葉は勝手に解釈した分を足している)。 ・忙しいことの快感から脱する。つまり、作業をする前のPlanningをする。1番Valueの高い仕事は手を動かすことなのかどうかを考える。 ・無駄なメール洪水(CC)を省く ・使わない立派な資料を作らない ・議論をオープンマインド(主体的なリーダーの参加) 本の最後の方は6時に帰る仕事術と関係ないので、パラパラと読んでOKだと思う。
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フィンランドについて知りたくて読書。 行ったことないフィンランドのイメージは、かつてはノキア。出身で言えば、ツルネンマルテイ氏。 フィンランド駐在1年半だったそうだが、著者の観察力は目を見張る。 中国では、実はニーハオは使わないなど正しく認識している点はすごいと思う。 残業...
フィンランドについて知りたくて読書。 行ったことないフィンランドのイメージは、かつてはノキア。出身で言えば、ツルネンマルテイ氏。 フィンランド駐在1年半だったそうだが、著者の観察力は目を見張る。 中国では、実はニーハオは使わないなど正しく認識している点はすごいと思う。 残業しないフィンランドの仕事術よりもフィンランドという国について知ることができる。 読み進めながら、我ながら無駄な作業、非効率なことが多いと反省。日々1つずつでも改善させるために書き出していこうと思う。 フィンランドの国の政策から日本は学ぶことは多いと思う。しかし、人口規模が違うので一概には参考にできない。 今の日本は教育の立て直しが急務だと思われるので、教育面だと分野を絞りいい点は積極的に導入すればいいと思う。 著者が最後のほうで日本人の国民性を挙げているが、日本人は、柔軟そうで実は保守的で過去を美化しやすい点も特徴といえる。 フィンランドの歴史は勉強になる。スカイプは紹介されている隣国エストニア生まれだったんだと知る。 それにしてもロシア、旧ソ連の愚行には言葉がない。現在も立派に引き継いでいる感がある。 数日ぶりの読書だった影響か、時間がかかった。継続的に読まないと速度と理解度が落ちると改めて。 読書時間:約1時間15分
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これを読んで6時に帰れるようにはならないけど、フィンランド人がワークライフバランスの取り方がうまいというのは分かった。 自分にとって馴染みのあるスウェーデンとほぼ同じ感じ。 教育の話は印象深い。 落ちこぼれない、学校自体の優劣が少なく、落第は権利であること、など。
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今すぐできるか?といわれるとお国柄というのもあって難しいと思うけど、ナルホドと納得できることや目からうろこな部分もあり楽しく読めた。 企業としては常識に入る部分が無駄と断定されている。 日本人が日本語しか話せない人が多いのは結局国内での日本語の需要と供給が成り立っているからだと...
今すぐできるか?といわれるとお国柄というのもあって難しいと思うけど、ナルホドと納得できることや目からうろこな部分もあり楽しく読めた。 企業としては常識に入る部分が無駄と断定されている。 日本人が日本語しか話せない人が多いのは結局国内での日本語の需要と供給が成り立っているからだと思う。人口の減少に伴い英語しかない大学の教科書は増えていくかもしれない。さて何万人ぐらいでそうなるのか・・・ このままテレビの視聴率が減っていくとゴールデンでアメリカのテレビドラマが流れるようになったりして。 日本の景気もなかなか上向かないし、フィンランド流のお金の使い方(スローライフ)を見習わないといけないのかもしれない。大きく稼いで大きく使う時代は終わったのだ。小さな幸せをたくさん積み重ねたほうが満足感は持続するのかなあ。ああ、すごく年老いた気分になる。 以下なるほど ・無駄なメール洪水(CC)を省く ・使わない立派な資料を作らない ・ネットワーキングスペース・・最近CMでやってるよな・・・・ ・イントラネットでの情報収集 どのタイミングでとのようにやっているのかは書いてなかった。残念 メールチェックと同じくらい時間がかかってたら結局一緒だよね(苦笑)
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私は何がしたいのか。 この職場で、何を為したいのか。 何を成したいのか。 日々の仕事に追われ、目の前だけを見て、目の前の忙しさにいっぱいいっぱいになりながら、どこかでその忙しさに安心感を覚えている。 しかし、その忙しさの先に何もないことも分かっているから、それ以上の不安感を抱え...
私は何がしたいのか。 この職場で、何を為したいのか。 何を成したいのか。 日々の仕事に追われ、目の前だけを見て、目の前の忙しさにいっぱいいっぱいになりながら、どこかでその忙しさに安心感を覚えている。 しかし、その忙しさの先に何もないことも分かっているから、それ以上の不安感を抱えている。 私は何がしたいのか。 ここで何を為し、そしてどこに向かい、何になるのか。 そのために今、何をすべきなのか。 まだ、分かってない。 目の前だけを、見ている。
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フィンランドにはあまり関係ない、システム関係での業務の進め方に関する部分で参考になる記述がありました。以下、引用。 「今までは一つの仕事が入ってくると、リーダーはその仕事全体を一人か二人の部員に割りつけた。だから、遅れが出ると、その担当者は遅くまで残業して納期に間に合わせた。その...
フィンランドにはあまり関係ない、システム関係での業務の進め方に関する部分で参考になる記述がありました。以下、引用。 「今までは一つの仕事が入ってくると、リーダーはその仕事全体を一人か二人の部員に割りつけた。だから、遅れが出ると、その担当者は遅くまで残業して納期に間に合わせた。その一方で、グループ内では早く帰宅する人もいる。 そこで、仕事をいくつかの部品のように分解し、壁に貼り出し、誰でもそれを取り込めるようにした。そうすると、全員が仕事に参加するので、平準化されるのだ。これをトヨタ式では「見える化」と言っている。 実際にやってみると、たしかに残業が、減るようになった。だがもっと効果が見えたのは、職場の雰囲気が活発化してきたことだ。」引用終わり。 部署内での仕事の偏りを平準化するためのポイントは、仕事を細かく分けて部品化することと、進行状況を、他のメンバーも把握して必要に応じて分担・支援するための「見える化」の推進。 「部品化」の方は、自分の担当している業務を一気通貫して把握したいとの考えから、変に「職人化」して他の人が担当しにくくなる傾向があるので反省。 「見える化」の方は、プロジェクト終了後に経験共有する必要性があるとの認識は持っているが、終わってからではなく、進行中の段階から「見える化」していくことの必要性を感じます。メールで情報共有しながら進めるぐらいしか現時点では方策が思いつきませんが、何か負担にならずに「見える化」が続けられそうなアイデアを考えたいです。
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9/13:ステータス変えてなかった。6時に帰る、というところよりフィンランドという国/そこで働く人・企業の強さを理解した。やはり韓国、シンガポール同様に内需が乏しい国のほうがグローバルに打って出る力が強い。
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フィンランドに勤務していた著者が、フィンランド人の特質を紹介する。フィンランドは、大国ロシアに隣接し、非常に苦難の歴史を強いられている。そうした背景の中で、フィンランド人は生き残るため、日本と比べると先進的な社会を構築しているようだ。 ・一度上司から与えられた仕事に、後から介入...
フィンランドに勤務していた著者が、フィンランド人の特質を紹介する。フィンランドは、大国ロシアに隣接し、非常に苦難の歴史を強いられている。そうした背景の中で、フィンランド人は生き残るため、日本と比べると先進的な社会を構築しているようだ。 ・一度上司から与えられた仕事に、後から介入されるのを嫌う。 資料の作成は、立派にする必要はない。 会社から権威主義を廃し、風通しの良い職場。 発言する機会のない会議には出席せず。 状況説明の会議はするな。個別にメールをすればよい。 人は計画立てたり、不明確な者を明確化するよりも、メモ苗にある作業を優先してやってしまう。→作業前にその作業がどういう意味をもつのか、どうなるのかよく考える。そうしないと、二度手間三度手間になる。 ・作業する前に、今、一番大切なことは何かを考える。 ・会議はオープンマインドで行う。 質問力は大事。 リーダーたる者、厳しい質問にも一人で答えられなければならない。 ・質問に「わからない」だけでは駄目。とにかく関連する情報について話すなど、何かしら話さなければ、欧米では軽蔑される。 とにかく情報収集し、「あれはどうなっている?」と自分自身に問いかけよ。
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