メタルギア ソリッド の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
メタルギアシリーズの総復習にもなる1冊 メタルギアサーガの最終章ということもあり、これまでのメタルギアシリーズのストーリーもまとめられていて、ゲームをプレイしていた時から忘れてしまった内容も思い出すことができた。登場人物も今までのシリーズのキャラが集結しており、まさに総決算といったところ。著者の伊藤計劃氏は大のメタルギアファンだったとされているが、言われてみれば、確かに虐殺器官などメタルギアから影響を受けている世界観だったなぁと今更気づいた。そして今回の作品では、ゲームのストーリーをただ語るだけではなく、作者が感じた思いもうまく織り混ぜられており、伊藤計劃氏の書いたメタルギアを読むことができて本当によかった。
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伊藤計劃さんを知った作品。 そして未だプレイしているゲームのノベライズ。 主人公スネークの物語を 相棒のオタコンが語り部として紡ぐ設定。 この小説を読了したことによって、 本当のエンディングを迎えられたような気がした。
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ゲームはメタルギアソリッド2、3を15年くらい前にクリア済み(だから内容はうる覚え&ストーリーをあまり理解してなかった) ノベライズは最近、1,2,3と続けて読み、本作に至る。 2、3についてはゲームをやったこともあり、当時のプレイの興奮と当時理解しきれなかったストーリ...
ゲームはメタルギアソリッド2、3を15年くらい前にクリア済み(だから内容はうる覚え&ストーリーをあまり理解してなかった) ノベライズは最近、1,2,3と続けて読み、本作に至る。 2、3についてはゲームをやったこともあり、当時のプレイの興奮と当時理解しきれなかったストーリー、背景の理解が進む興奮で一気に読んでしまったが、本作は小説としての完成度(文章、内容ともに虐殺器官を思い起こさせる)に興奮して、気づいたら読了していた。 おそらくゲームをプレイしているだけでは気づかない(そこまで上手じゃなく、クリアするだけで一生懸命になっちゃうから)、濃密なストーリーをたっぷり堪能できるのはメタルギアの20年来のファンであり自身も優れたSF作家である伊藤計劃だからこそかな。 そしてあとがきに痺れ、小島秀夫のインタビュー内容で泣く。 私にとってこれは書架のど真ん中に鎮座する小説です。
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伊藤計劃さんの作品だということで、読んでみた作品だが、とにかく長くて大変だった。また、名前を区別することができなかったため、読むのが大変だった。印象に残ったのは機械の冷酷で残酷な攻撃が描かれる戦争の場面だった。
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人気ゲーム作品である『メタルギア・ソリッド4―ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』のノベライズ版です。 「PMC」(民間軍事会社)が世界各地で戦争を繰り広げる世界で、伝説の男と呼ばれる「ソリッド・スネーク」は、その肉体の急激な老化に抗いつつ、彼とおなじく「ビッグ・ボス」の遺伝子コピ...
人気ゲーム作品である『メタルギア・ソリッド4―ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』のノベライズ版です。 「PMC」(民間軍事会社)が世界各地で戦争を繰り広げる世界で、伝説の男と呼ばれる「ソリッド・スネーク」は、その肉体の急激な老化に抗いつつ、彼とおなじく「ビッグ・ボス」の遺伝子コピーのよって生まれた「リキッド・スネーク」を暗殺するという任務に就きます。やがてナオミ・ハンターによって彼の肉体に注入された殺人ウィルスが、世界を破滅にみちびくであろうことが明らかになり、ソリッド・スネークはわずかにのこされた時間を、「オタコン」ことハルとともに戦います。 ゲームの世界設定をていねいにおさらいしながら物語が進められていくので、ゲームについて知らない読者でもたのしめる内容になっています。とはいえ、このゲームの熱心なファンだった著者だけに、たんに元の世界を舞台にした一本のストーリーをえがくだけでなく、さまざまな事件へのリンクをぎっしり詰め込んでおり、本の厚さ以上のヴォリュームを感じます。 十分にたのしんで読むことができた作品ではありましたが、伊藤計劃の作品というよりも、「メタルギア・ソリッド」の熱烈なファンによる作品という印象があり、その点に若干の不満を感じてしまいました。
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伊藤計劃は中二病だ。優しい中二病だ。それをこじらせたまま逝ってしまった。優しさに溢れた中二病的文章をできればもっと読みたかった。 オリジナルの作品よりは残酷、グロテスク描写は少なかった。文章のそこかしこにメタルギア・サーガへの溢れんばかりの愛情を感じた。 人は死なない。生物学的に...
伊藤計劃は中二病だ。優しい中二病だ。それをこじらせたまま逝ってしまった。優しさに溢れた中二病的文章をできればもっと読みたかった。 オリジナルの作品よりは残酷、グロテスク描写は少なかった。文章のそこかしこにメタルギア・サーガへの溢れんばかりの愛情を感じた。 人は死なない。生物学的に死んでも、その人の遺した物語が誰かに伝わる限りはその人は生き続ける。それがこの作品のテーマでありおそらく原作ゲームのテーマでもある。そしてこの作品自体が、作者である伊藤計劃の死後発表されたこと、彼の存在感を世に強く刻み付けたことにより、メタ的にこのテーマを踏襲しているようにも思える。 メタルギアシリーズめっちゃやりたくなった。
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一般的なノベライズは、脚本を借りて、それを小説風に移していくようなものが多い。 だが、この今作では、その様な書き方はせずに、ゲームでは映像で映し出されるキャラクターたちの心情を、文章で克明に書いていく。その様な事が出来るのも、著者の伊藤計劃が20年来の小島秀夫ファンだからだろう。...
一般的なノベライズは、脚本を借りて、それを小説風に移していくようなものが多い。 だが、この今作では、その様な書き方はせずに、ゲームでは映像で映し出されるキャラクターたちの心情を、文章で克明に書いていく。その様な事が出来るのも、著者の伊藤計劃が20年来の小島秀夫ファンだからだろう。この小説も、ゲーム映像を見て、打ち合わせをして、病室で資料もなしに書かれたらしい。MGSに関して、小島監督の思考に関して、膨大な知識を持つ著者ならではの、キャラクターを立たせる事から出てくる作家性は、物語を愛するということが伝わってくる様だ。 著者は一人称視点の物語しか書けないという。第三者とは作者であり、読者であるはずだから、それとは違う神がいるのに違和感を感じるのだろう。なので今作はオタコンの視点から書かれたスネーク達の物語だ。 ゲームと違う点がいくつかあって、まずは敵部隊であるBB部隊を出さなかったことだ。これは物語がコンパクトになって良かった。文章だとシュールになりそうだし。次は、各章の初めに、キャラクター達の過去を書いてくれるので話に入って行きやすい。私はMGSをたくさんプレイしているが、していない人でも分かりやすくなっている。 小島監督は著者に、次はMGS3とPWを一つの小説として書いて欲しかったようだ。 今作は、ただのノベライズではなくて、小説として良いものだと思う。違う視点で物事を見させてくれるので楽しかった。
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未だにPS3は買っていないので『MGS4』も遊んでいないので その小説化したものである本作が ゲームの内容とどのように違うのかわからないが なんともまんまノベライズだと思った ゲームだからアクションゲームだからの 例えば獲得して自分のものにできる「アイテム」は 「宝箱」に入ってマ...
未だにPS3は買っていないので『MGS4』も遊んでいないので その小説化したものである本作が ゲームの内容とどのように違うのかわからないが なんともまんまノベライズだと思った ゲームだからアクションゲームだからの 例えば獲得して自分のものにできる「アイテム」は 「宝箱」に入ってマーキングされているというような要素などを ゲームだからそうである要素も 作者が作品のファンだからなのか率直にノベライズしていて ゲームがなんとも気持ち悪い メタルギアというゲーム自体は好き嫌いは別にして大したものである 作者は他作品をみたかんじたいしたものである しかしこの作品は小説としてはまったく駄目だ ゲームのノベライズとしては誠実な出来栄えではあるのかもしれないが
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元となったゲームで遊んだことがないので、純粋に文学作品として読んだ。 やっぱり文章力が圧倒的。 伊藤計劃氏の文章は静かなのに、躍動感が素晴らしい。 世界観やストーリィは原作に依るものが大きいのだろうけど、それを描き出す手腕が本当にお見事。 とりあえず、ゲームをやってみたくなっ...
元となったゲームで遊んだことがないので、純粋に文学作品として読んだ。 やっぱり文章力が圧倒的。 伊藤計劃氏の文章は静かなのに、躍動感が素晴らしい。 世界観やストーリィは原作に依るものが大きいのだろうけど、それを描き出す手腕が本当にお見事。 とりあえず、ゲームをやってみたくなった。 最近、全然ゲームやってないなあ。
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ゲームのノベライズを購入したのは、『ロードス島戦記』以来、約20年ぶりある。 伊藤計劃さんの作品でなければ、今回も購入してなかったと思う。 改めてご冥福をお祈りします。
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