3月のライオン(4) の商品レビュー
島田の研究会に入ったことで零は新しい出会いに遭遇していくのだけど……。最も新しい出会いと思えたのは零のハイテンションでしたよ? 指し方について晴信と激論を交わす零というだけでも意外な姿なのに、川鳥の生態にあーだこーだいう姿とか予想外にもほどが有るよ! 話が進む度に零は新しい姿を読...
島田の研究会に入ったことで零は新しい出会いに遭遇していくのだけど……。最も新しい出会いと思えたのは零のハイテンションでしたよ? 指し方について晴信と激論を交わす零というだけでも意外な姿なのに、川鳥の生態にあーだこーだいう姿とか予想外にもほどが有るよ! 話が進む度に零は新しい姿を読者に見せてくれるなぁ そんなこんなで始まるのは獅子王戦のタイトル戦、島田と宗谷による対局 島田についてはこれまでの描写からその人間性は見えていたと思われていた。それがタイトル戦、というよりも故郷への凱旋を前にして彼の想いが深堀りされることで島田の人間性や生まれ育った背景が見えてくるようになっている構成は良いね ずっと痛み続ける胃、彼の背にあり続ける地元からの期待。地元に貢献したいという気持ち。 そして地元に帰る度に目に入る、でかでかと貼られた垂れ幕。 単純に負担とも動機とも判別しづらいそれは島田を突き動かす衝動そのものということなのだろうな そして、島田の人間性が見えてくるのに対比するようにようやく登場した宗谷の人間性は全く見えてこない 到底人間とは思えないその有り様はこれまで登場した人物達とは全く違う恐ろしさを湛えているね そんな中で島田から指摘されるのは零と宗谷の視点が似ているという点 まだまだ宗谷の人間性が見えない中でそれを指摘されても判断に困る部分があるのだけど、ラストの描写からして何かしら繋がる部分はあるのだろうな 会場の誰も気付かず、そして宗谷と零だけが気づいた妙手。島田を助けることは出来ず、ただ島田が助かる道は存在していたと示すに留まる一手 宗谷が言うように会場の皆が宗谷を信用しすぎたために気付かなかった一手だったとしたら、それに気付いた零にはどのような可能性があるのだろうか?
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・34 宗谷の秘密みたいなの。アニメで知っているので、伏線として認識できます。 ・35 零と香子の修羅場を川本姉妹に目撃されてしまうのですが、考えてみれば、対照的な姉妹と香子。 ・36 対照的=不仲なのか、香子が姉妹をボロクソに。おいなりさんの食レポがうまいのは、料理に造詣があるのかも。 ・37 研究会はなかよしグループではありませんが、なにかがあるのかと。 ・38 香子=零の義理姉に対する解釈が、あかりとひなたで違うのが印象的。人生経験の差ですかね。 ・42 私くらいの素人になると、投了の棋譜を見ても、「え?なんで?」なのですが、これは明らかに島田の劣勢であるのがわかりました。これは、妙手7九角を思いつかないまでも、島田は"何か"を感じたのかと。そして、宗谷は気づけ無い島田に失望。気づかせないのを含めて、宗谷が名人たりえるという解釈もありますけど。
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【あらすじ】 獅子王戦の挑戦者となり、宗谷名人に挑む島田八段。体調不良の島田を気遣い、桐山は一路京都へ向かう。河の流れのように進む優しいラブストーリー。 【感想】
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や~もぉ将棋のWiki読んでしまいましたよ~。 ハマりました。まいりました。 獅子王戦、宗谷名人VS島田八段を中心に、 研究会、獅子王戦での観戦等、棋士たちの本当の姿が 零に影響を与え始める。 そして強烈な登場人物たち! 香子、雷堂棋竜もなんか存在感スゴイな~。 もちろん憩いは、...
や~もぉ将棋のWiki読んでしまいましたよ~。 ハマりました。まいりました。 獅子王戦、宗谷名人VS島田八段を中心に、 研究会、獅子王戦での観戦等、棋士たちの本当の姿が 零に影響を与え始める。 そして強烈な登場人物たち! 香子、雷堂棋竜もなんか存在感スゴイな~。 もちろん憩いは、川本家♪ わさびのおいなりさん、つい、買ってしまいましたよ♪
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「君は僕を信用し過ぎだ…」がすべての4巻。 宗谷名人と島田八段とのタイトル戦。 島田さんの、その努力と胃痛が報われる日が来てほしい。
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島田さん素敵すぎです。そして、香子さんのことを桐山くんどうおもっているのかしらんなんて思ってしまいました。
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アニメ見て、いや、アニメで十分面白いから読まないでおこう、と思っていたのに、ペーパー付きみかけてつい買っちゃいました、いきなり4巻から。 宗谷さんの不思議ちゃんっぷりに驚き、島田さんの話と進級に泣け、さらにまた島田さんの対局に泣けまして。 まあ、宗谷と島田さんにぐっときたっつーのもありますが。こりゃ続きも買ってしまうがな。
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「ちょっと似てんだよね」島田八段の研究会に参加した桐山は、宗谷名人との共通点を指摘される。一方、獅子王戦の挑戦者となった島田は、宗谷との厳しい対局で疲弊し、徐々に体調を崩していく…。桐山は体調不良の島田八段に付き添い、一路京都へ旅立った…。様々な人間が、何かを取り戻していく優しい...
「ちょっと似てんだよね」島田八段の研究会に参加した桐山は、宗谷名人との共通点を指摘される。一方、獅子王戦の挑戦者となった島田は、宗谷との厳しい対局で疲弊し、徐々に体調を崩していく…。桐山は体調不良の島田八段に付き添い、一路京都へ旅立った…。様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語です。(裏表紙より)
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4巻。 前巻の最後で島田の研究会に申し込んだ零の研究の日々と、三姉妹と香子の出会い、島田八段と宗谷名人の試合です。 ひなちゃんの勇気、素晴らしい。 そして、あかりさん察しがよすぎて、とても23.24歳とは思えないよ…。
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