はじめて語られる企画の「虎の巻」 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
20. つまり、「自分らしく生きたい」という自己実現欲求を満たす場としてTSUTAYAがあり、TSUTAYAは CCCの企画の1つなのです。 28. お客様のためにすべきことは、在庫がゼロになっている商品をリスティングして、それに対応すること 30. CCCは、店舗ごとの購買やレンタルの情報をすべて本部のコンピューターに集めています。高額なビデオを貸すために氏名、年齢、性別、職業、住所などを記入してもらい会員登録を行ってきました。 その結果、全国の約3000万人分の会員データが CCCの本部データベースとして蓄積されるようになりました。 このデータベースをマーケティングに用いることで、 CCCは新たな企画を生み出すことができるのです。 34. 「企画」を「規格化」 一つの強力な企画を作り、それを「規格化」し、それを広範囲に広げるのが効率的です 40. かっこいい人たちのファッションや仕草など「ライフスタイル」を無意識のうちに感じられる空間を作りました 44. TSUTAYAのビジネスを企画した時、もっともわかりやすく、かんたんにヒトに伝えられるキーワードが、カルチュアを「いつでも」「どこでも」「だれにでも」というコンセプトでした 48. CCCは、「自分らしさ」を持っている人々に新しいライフスタイルの提案をし続けることで、「ヒトと世の中をより楽しく幸せにする環境=カルチュア・インフラ」を作っていきたいと考えています。 54. 企画というのは、人の知らない領域にあります。もし知っていれば、誰でもやれます。 一般の人に理解されないことを考え出して、それで、はじめて収益を得ることができます。 そのために企画会社においては顧客よりも情報を得ることができる仕組みが必要になってきます 76. Tポイントには、お客様に喜んで頂くための5つの戦略があります。 ①ポイントが貯まる=ポイントの付与 ②一枚のカードで、どこでも使える=共通のカード ③どこでもクーポンがもらえる=POSアライアンス ④ネットでもポイントが受け取れる=ネットアライアンス ⑤T会員だから参加できるイベント=共同作業 86. 「企画人間」になるためには「情報」、「お金」、「好感度人間」の企画の3要素を満たすことが必要 86. 企画とは情報の収集力と、それをどう組み合わせるかという力です。 そして、「情報」というのは、情報を集めるのではなくて情報が入ってくる仕組みをつくることが大切です。 92. 好感度人間とは、「心の良い人間」、つまり、人から好かれる人間のことです。人は4つに分類できます。A「頭が良い」、B「頭が悪い」、C「心が良い」D「心が悪い」 95. 競合戦略において最も大切なことは何か?それを CCCでは「自分の力で一番になれる、商品と商圏を選択すること」 106. 「原因」はプロダクト・アウト 108. ビジネスにはいつもリスクがつきまといます。いかに先を読み切れるか、そしてどれだけリスクヘッジができるか。それによって企画のレベルが決まります 112. 企画とは情報の収集力とその組み合わせ力。だから自由自在に情報を操れるように、その保管が大切です。 116. 企画は、それがおカネに変わる仕組みでなければなりません。儲かる企画を考えて相手にも儲けてもらい、我々も儲かるという仕組みを作ることです。 120. 情報は瞬発力が重要であり、伝えたい時が、知りたい時です。 130. モノを大切にする事は、自分の心を磨く事。そしてモノを大切にする事が、新しい価値のあるモノを買えることに繋がります 134. 英語は世界の公用語と言うが、「数字」が世界で情報伝達の唯一のコトバだと思います
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企画は心でつくる。 人が気付かない問題をいち早く認識し 圧倒的情報量から 取捨選択し組み合わせて 問題の解決策を通して人が幸せになる事を シンプルに伝える。 認識は、良い心の人が有利であり、 情報量は、人と企業が集まるプラットフォームづくりという仕組みで得られる。
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TSUTAYAを企画するCCC株式会社代表取締役の増田氏の著書。 「企画は心から生まれる。頭からは生まれない」 ビビっときました。その通り。 この言葉を常に忘れずに、まちづくりの現場にいます。
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『はじめて語られる企画の「虎の穴」』を読みました。 これはTSUTAYAを創業したCCCの増田宗昭さんが書いた本。 TSUTAYAの起業から今までの話を通して、 「企画」とはなにか?について書かれている本になります。 オーダーメイド採寸の洋服店で大きくなった...
『はじめて語られる企画の「虎の穴」』を読みました。 これはTSUTAYAを創業したCCCの増田宗昭さんが書いた本。 TSUTAYAの起業から今までの話を通して、 「企画」とはなにか?について書かれている本になります。 オーダーメイド採寸の洋服店で大きくなったところはない 企画の規格化 1つの強力な企画を作り、それを規格化し広範囲に広げるのが効率的。 お客様にその都度合わせて商品を売るのは効率が悪い。 1つの企画を規格化したの例は、 マクドナルドであるし、H&Mであるし、スターバックスであるし、TSUTAYAでもある。 日本の将来において、モノづくりだけの企業、部門はすべて消えるだろう。 単にモノを作るだけなら労働力や土地の安い海外に出ていったほうがはるかに得策であり、 日本国内には企画のセクションだけが残ることになる。 読んで分かったのは、TSUTAYAは常に「新しいライフスタイルの情報を提供する拠点」というコンセプトを一貫してるんだなぁということ。 今まではレンタルビデオ屋さんという認識でしかなかったけど、 渋谷のTSUTAYAにしても、六本木、代官山のTSUTAYAにしても、 常に時代の先端を行くようなものを作っている。 それもただ全く新しいものをつくるんじゃなくて、顧客にとっての価値の上に企画している。 それが TSUTAYAがここまで広がった力なんだろうなぁ。
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TSUTAYAやTポイントを企画し、成功させてた方の書かれた本。 ノウハウが書かれているわけではなく、ご自分の信条・信念が 示されている感じがしました。
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最初は「CCCの広告か?」と思って読んでいたけど、結構深く考えさせられることが書いてあった。 増田さんは本当にいろんな事を考えて計画する「企画者」だと思った。
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企画の作品化 「この商売、儲かりまっせ」と相手に分かる言葉で説明しなければならない。発想をコンセプトに置き換え、デザイン化してみせる技術も「企画力」
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CCCの変遷、TSUTAYAがどのようにして展開されてきたのかという 話に特化していて、あまり企画の参考にはならないようなー。。
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企画をどうやって産み出しているのかヒントが書かれたのが本書。 企画やクリエイティブな仕事をしている方は、読んでみては?
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これからのビジネスマンはただ物を作る、売るだけではダメ。 企画人間でなければいけない。 あのTポイントの社長はそう言い続けています。 言葉も明確で内容も分かりやすいとっても読みやすい本です。 30分ぐらいで読めてしまいました。 Tカードの開発秘話など、興味をとっ...
これからのビジネスマンはただ物を作る、売るだけではダメ。 企画人間でなければいけない。 あのTポイントの社長はそう言い続けています。 言葉も明確で内容も分かりやすいとっても読みやすい本です。 30分ぐらいで読めてしまいました。 Tカードの開発秘話など、興味をとってもそそる内容で とってもよかったです。
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