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韓国古典文学の愉しみ(下) の商品レビュー

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2019/02/11

洪吉童(홍길동)伝  洪判書の庶子である吉童は父を父と呼べず、兄を兄と呼べない身分であった。それは母の春ソムが側室であるため仕方ないことであったが。もう一人の側室が春ソムに嫉妬し、刺客を吉童に差し向けてきた。刺客を退けた吉童は洪判書に家を出ることを伝え、深い深山に向かっていった…...

洪吉童(홍길동)伝  洪判書の庶子である吉童は父を父と呼べず、兄を兄と呼べない身分であった。それは母の春ソムが側室であるため仕方ないことであったが。もう一人の側室が春ソムに嫉妬し、刺客を吉童に差し向けてきた。刺客を退けた吉童は洪判書に家を出ることを伝え、深い深山に向かっていった…。庶子の洪吉童の活躍。韓国では有名なお話だそうだ。 両班伝、許生伝、虎吼、催生員伝、李泓伝、沈生伝

Posted byブクログ

2017/02/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

☆洪吉童伝 ブログに書いたとおり。 ☆両班伝☆許生伝☆虎叱☆崔生員伝☆李泓伝について  「当時の身分社会が創り出す不条理を透徹な視線で見据えて描いた作品集といえよう。」 ☆沈生伝について 「身分を越えた悲恋」と形容されているが、女性は慎ましくあるべきとされていた当時、自ら恋愛相手を選び愛を貫いたヒロインは「春香伝」の春香と同質の凜とした女性であるという「解説」の理解には共感できる。 また、結末もハッピーエンドの「春香伝」とは違うものの、ヒロインが自分の意思を明確に持ち表現していることから、同質の物語りであるといえる―「解説」の考え方には納得できた。 ☆☆全体を通しての感想  韓流時代劇が好きで、色々と見ている中に、その世界を自分の言葉や文字で表現したいと描き始めたのが「韓流時代小説」だった。  この作品集を読んでいると、まさに、それとは逆に「文字」が「ドラマ」になって―ドラマを見ているような感覚に陥った。  この場面はドラマで見たことがある! と幾度も思ったほど馴染みのある世界がそこにあった。  これは素人の極端な感想にすぎないとは分かっているものの、まさに「韓流時代劇の源は韓国古典にある」のだと感じた。

Posted byブクログ