そうだったのか!中国 の商品レビュー
毛沢東の大躍進政策、文化大革命でどれだけの人民が死んだか。人民の生活は全く顧みない権力闘争の嵐。中国人について知りたいなら読んで損はない。
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池上さんは、わかりやすくていいね。 中国を知る上で、何をどのように読者に伝えるかというポイントをちゃんと押さえれている。 それでも、中国という国を1冊の本にまとめ、それを全て消化するのは簡単でない。 この本は中国現代史の入門書、これを皮切りに、中国との関係をひもといていきた...
池上さんは、わかりやすくていいね。 中国を知る上で、何をどのように読者に伝えるかというポイントをちゃんと押さえれている。 それでも、中国という国を1冊の本にまとめ、それを全て消化するのは簡単でない。 この本は中国現代史の入門書、これを皮切りに、中国との関係をひもといていきたい
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よくわからない隣人、中国(韓国もだが。。。)の現代史をわかりやすく解説 文革や天安門事件等、名前はきいたことがあるものの内容はあまり良くしらない。という人は多いのではないだろうか。 私もそんなうちの一人であっただけに本書を読んでタイトルどおり「そうだったのか!!」とスッキリ理解...
よくわからない隣人、中国(韓国もだが。。。)の現代史をわかりやすく解説 文革や天安門事件等、名前はきいたことがあるものの内容はあまり良くしらない。という人は多いのではないだろうか。 私もそんなうちの一人であっただけに本書を読んでタイトルどおり「そうだったのか!!」とスッキリ理解できた
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中国の歴史について、池上彰さんが説明してくれる本。時間の流れがわかりやすく書かれており、非常にわかりやすい。教科書的な中国の歴史本を読むより、よっぽどわかりやすいと思います。中国に行く方、中国の現代史が知りたい方は入門書としておススメです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
歴史を小中学の間に習っていたのである程度は知っていたが改めてどういった歴史をたどってきたのか、また最近の反日報道や尖閣諸島を巡る領土問題などのことがよく分かった。人名は漢字ばかりで正直頭に入っていないw。今回もあくまでも池上彰による視点が入っているわけなのでより多くの書物から情報を得たいと思う。
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読みやすい。 この本をきっかけに、現代中国史に入りやすくなれますね。 チベットの項目でのダライ・ラマの言葉が印象的でした。 独立そのものを目指すわけではなく、チベットの人々の幸福を願うダライ・ラマの姿勢に感銘を受けました。 文化的交流をきっかけに、中国国民とチベットの人々との絆...
読みやすい。 この本をきっかけに、現代中国史に入りやすくなれますね。 チベットの項目でのダライ・ラマの言葉が印象的でした。 独立そのものを目指すわけではなく、チベットの人々の幸福を願うダライ・ラマの姿勢に感銘を受けました。 文化的交流をきっかけに、中国国民とチベットの人々との絆が深まれば・・・と願います。
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http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-8342-5129-6&mode=1
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今までの断片的な中国に関する知識が、客観的事実を基に一連の繋がりをもって再確認することができた。共産党が実権を握り百年足らず。それ以前の中国史にも見られる権力構想の歴史。国の幹部が民衆を私権化し、自らの利益のみを優先する事の可能な社会システムは悲劇だが、今の中国は、この方式が民間...
今までの断片的な中国に関する知識が、客観的事実を基に一連の繋がりをもって再確認することができた。共産党が実権を握り百年足らず。それ以前の中国史にも見られる権力構想の歴史。国の幹部が民衆を私権化し、自らの利益のみを優先する事の可能な社会システムは悲劇だが、今の中国は、この方式が民間企業の幹部にまで及ぶ。システムの問題とはいえ、この国の腐敗は根深い。領土の話にしても、まともな議論が成り立ちはしないだろう。
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中国のことをもっと知ることが大切だと思った。 なぜ今のような状態になっているのか? 池上彰の中国の捉える視点 および 中国のつかみ方。 そして、その歴史の整理の方法は 実にうまいですね。 時間的経緯の説明の仕方が 優れている。 主題と歴史的経緯の説明方法。このスキルはすごいぜよ...
中国のことをもっと知ることが大切だと思った。 なぜ今のような状態になっているのか? 池上彰の中国の捉える視点 および 中国のつかみ方。 そして、その歴史の整理の方法は 実にうまいですね。 時間的経緯の説明の仕方が 優れている。 主題と歴史的経緯の説明方法。このスキルはすごいぜよ。 中国と日本の関係でいえば 中国から 日本に 稲作、漢字、仏教が伝わった。 日本という国の形は ある意味では 中国の影響がなければできなかったといえる。 中国の歴史(とりわけ近代史および現代史)を 直視する必要がある。 そして、中国自身も 中国の歴史を直視しているのだろうか? 毛沢東は 独自のゲリラ戦を 編み出す。 『敵進我退、敵駐我撹、敵疲我打、敵退我追』 農村から都市を包囲する という政策。 大地主から土地を取り上げて 小作農に土地を分配する方法をとり、 農民の指示をえた。 農村根拠地 井岡山で スパイ容疑で 処刑する。 血塗られた 毛沢東の始まり。 井岡山で2000人を超え、 中国各地の農村根拠地で処刑されたのが数万人ともいわれる。 毛沢東は 戦争の中で 着実に 勢力を伸ばし 大地主から土地を取り上げ 農民に与えることで 勢力を拡大していく。 戦争終了後 蒋介石の国民党と戦い そして 勝利を収める。 毛沢東中国が成立して、毛沢東独裁体制をつくる。 大躍進運動による 毛沢東の裸の王様状態によって 何千万の人々が 餓死などで死ぬこととなる。 毛沢東が批判すると失脚した。 毛沢東の失敗が 少しづつまわりを変える。 劉少奇、林彪。 紅衛兵による文化大革命による 犠牲者。 毛沢東は 知識人が嫌いだった。 あまりを認めない風潮。 不死鳥のように復活した 鄧小平。 経済の自由化をおし進めるが、 思想の自由化すすめる 胡耀邦、趙紫陽を退陣させる。 鄧小平にも 光と影があった。 六四天安門事件では 戒厳令をひき 人民解放軍は 無差別に学生を射殺した。血塗られた鄧小平。 急速な 経済伸張の影に どれだけの犠牲者が 存在したことだろう。 読みながら 中国のことをあまりにも知らないことを 痛感した。
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意外とボリュームがあり読み終わるのに時間がかかった。 中国の成り立ちから今までをおさらいできたのは良かった。完全な時系列ではなく、テーマによって時代が戻ったりするので、断片的にしか頭に入っていないかもしれない。しかし、この本を機に中国関連の本を読んでそれらを整理していきたい。
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