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美晴さんランナウェイ の商品レビュー

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29件のお客様レビュー

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2024/04/06

自由奔放な美晴さん。その破天荒な奇想天外な自由人の様子を主人公の世宇子してんから描かれている。 すごい美晴さんというキャラクターが好きになった。確固たる自分があり悩みながらも自分の道を模索している様子がありありと見えたからだ。 たまご酒をジャックダニエルで作ったのは大分笑った。...

自由奔放な美晴さん。その破天荒な奇想天外な自由人の様子を主人公の世宇子してんから描かれている。 すごい美晴さんというキャラクターが好きになった。確固たる自分があり悩みながらも自分の道を模索している様子がありありと見えたからだ。 たまご酒をジャックダニエルで作ったのは大分笑った。 逃げる。大人だから、年齢だから、色んな観念からの逃げなのか。果たしてそれは逃げなのか。 それはともかく色んなことから逃げ続けている私には美晴さんはかっこよく見えた。

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2022/09/14

自由奔放、気ままに生きる叔母と、振り回される家族を描く。 美晴さんが何から逃げていたのかを考えると、毎日働く自分が少し小さく思える。

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2019/11/07

ほんわかする話。 美晴さんという伯母さんが自由奔放に生活し、それに翻弄される家族を描いた話。 こんな人がいたら、周りがたいへんだなぁと思いながらクスッと笑いながら読む話でした。

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2018/02/22

自由奔放な美晴さんを姪の世宇子目線で追っている話です。自由奔放な行動にも全て意味があり、それが分かった時美晴さんをもっと好きになれます。「逃げてるんじゃないの。追いかけてるの。」と美晴さんは言っていますが、自分自身の幸せを追いかけていると私は思いました。最後に大好きな人との幸せを...

自由奔放な美晴さんを姪の世宇子目線で追っている話です。自由奔放な行動にも全て意味があり、それが分かった時美晴さんをもっと好きになれます。「逃げてるんじゃないの。追いかけてるの。」と美晴さんは言っていますが、自分自身の幸せを追いかけていると私は思いました。最後に大好きな人との幸せを掴むことが出来ましたが、美晴さんはまだまだ追いかけ続けると思います。今後の美晴さんも見続けたいと思った私は、美晴さんの虜になった一人ですね。心がほっと温かくなるひとつの家族の話でした。やっぱり山本幸久さん大好きです!

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2018/01/08

中学生の世宇子の家には、27歳の叔母美晴が同居していた。 ちょっと普通の人とは違った、生きるのに不器用だけど破天荒な 叔母さんに関する思い出話。

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2017/04/26

山本幸久は著作全部を大人買いしてしまった作家。そのうち読了したのは6冊で、『ヤングアダルトパパ』だけは生理的に受け付けられずムリでしたが、あとはとても面白い。これは中学生女子である主人公の美人で破天荒な叔母さん=美晴さんの話。どうってことないけれど、美晴さんに振り回される家族が可...

山本幸久は著作全部を大人買いしてしまった作家。そのうち読了したのは6冊で、『ヤングアダルトパパ』だけは生理的に受け付けられずムリでしたが、あとはとても面白い。これは中学生女子である主人公の美人で破天荒な叔母さん=美晴さんの話。どうってことないけれど、美晴さんに振り回される家族が可笑しくて、二日酔い気味の頭でも(笑)ラクラク読めます。山本幸久も元気をくれる作家さん。

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2016/08/20

世宇子の叔母、27歳の美晴さん。 個性的でマイペース。 みんなはそれに振り回されっぱなし。 だけど、その明るい性格についつい気を許してしまう。 山本作品らしく、面白かった。 2016.8.19

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2015/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんやろ?俺ってそんなに堅物やったっけ? 主人公美晴さんの人騒がせな行動がイチイチ勘に触って楽しめない。ノンフィクションだし、作者も主人公の破天荒な行動と、それに振り回される一家のドタバタ騒動を笑って欲しい趣旨で書いてるのが読んでて分かるのに、のんきに笑えない自分がちょっとイヤになりつつ、読み進めていって気がついた。 そう言えば、スマホはおろか、携帯やPCが出てこない。デンスケってひょっとして。病院でタバコ?そう、この話は1980年代前半ぐらいを舞台にした物語だったのである。 舞台が1980年代くらいだと思って読むと、主人公美晴さんの行動がそんなに勘に触らない。「かなん姉ちゃんやなぁ」とは思うが、そのかなん姉ちゃんに振り回される周りの行動に笑いがこみあげてくる。作者の意図にぴったりはまれたわけである。 舞台設定を勘違いすることは良くあるし、自分の意識下で修正をかけることも慣れているが、こうまで印象が変わる小説も珍しい。勿論そこには作者の技巧もあるんだろうけど、一番思ったのは「21世紀になって便利になった分、余裕がなくなってるなぁ」ってこと。 当時は27歳の女性が結婚もせずに実家でバイト暮らししてるのは、世間体が悪かったかもしれないけど、少々破天荒で感情的な人物(主人公だけでなく登場人物全員に関して)を地域で許容できるゆとりってものがあったんじゃないかと思う。最近では結婚とか男女差みたいなところでは進歩しているのかも知れないけど、家族や地域や学校と行った、当時かろうじて機能していた防衛線は破たんしていて、ちょっと場違いなことをすると、ネットやリアルで炎上だのヘイトだのと、大きな世間を敵に回してたたかれてしまう。 何もかもを昔に戻せばいいってわけじゃないだろうけど、俺たちがあこがれた21世紀の未来社会って、ドラえもん的な平和なものじゃなく、オーウェル的な窮屈なものに向かってる部分もあるんだろうなぁと、なんだか物語の本筋と違うところが妙に気になってしまった。

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2014/11/08

Mis Miharu follow st, isn't it? or She is graceful selfish.

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2015/01/13

最初のテンションから一気にトーンダウン。美晴さんの魅力に惹かれ無いまま終わった。ふーんって感じでした。フィクションでこういうタッチが個人的に好きでは無いのかも。実在だったらね。 破天荒で方便な叔母さんという題材では 椰月美智子の『るり姉』が面白い。

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