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グアテマラ物語 の商品レビュー

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2017/08/07

ナウエンと言えば霊性、霊性と言えば個人の内面性の事柄を連想する向きが多いかもしれない。しかし本書は、ナウエンそして霊性にとって、社会的側面が大きな位置を占めていることに気づかせてくれる。 1980年代、南米の内戦の中で民衆に向けてのテロが頻発していた。ラザー神父は最後まで民衆と...

ナウエンと言えば霊性、霊性と言えば個人の内面性の事柄を連想する向きが多いかもしれない。しかし本書は、ナウエンそして霊性にとって、社会的側面が大きな位置を占めていることに気づかせてくれる。 1980年代、南米の内戦の中で民衆に向けてのテロが頻発していた。ラザー神父は最後まで民衆と共に歩む中で殉教し、そしてその後をジョン神父が継いだ。ナウエンはこのジョン神父と交流を持ち、本書を著した。 キリスト教が、決して内面的・逃避的なものではなく、まさに現実社会の中で生きた力を持つものであることを証ししてくれている。また、ラザーとジョンという二人の神父の「召命」の生涯を通し、当時ハーバードで自らの歩みに悩んでいたナウエンは、ラルシュに移るという自身の召命を見出すきっかけを得たようである。

Posted byブクログ