信念を貫く の商品レビュー
松井秀喜ってやっぱりすごいな。大好きだ。報道ではいつも前向きで真摯な対応してるけどやっぱりそれなりに葛藤があったんだね。 松井最高。
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困難にぶつかったとき、迷いが生じたとき、松井選手がどう考え、どう乗り越えてきたかについて綴られています。 冒頭のヤンキースを去り、エンゼルス入団に至る交渉には引き込まれました。 松井選手はここ数年、怪我に悩まされ続けていましたが、昨年はワールドシリーズでMVPを獲得しました。...
困難にぶつかったとき、迷いが生じたとき、松井選手がどう考え、どう乗り越えてきたかについて綴られています。 冒頭のヤンキースを去り、エンゼルス入団に至る交渉には引き込まれました。 松井選手はここ数年、怪我に悩まされ続けていましたが、昨年はワールドシリーズでMVPを獲得しました。その精神力を尊敬せずにはいられません。 前著「不動心」にもありましたが、「自分がコントロールできることとできないこととを分けて考え、コントロールできることについては結果につなげるべく、努力する」。この言葉が気に入っています。
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高校時代から順調な野球人生だったゴジラ松井に起こった突然のケガ。復帰しても、その治療のため適度な休養も必要となる。毎試合出場を目標にしている彼にとって、「欠場」というのは、大きなショックだったろう。 それでも松井はチームのことを考え、自分はチームにとってのパーツの一つだという意...
高校時代から順調な野球人生だったゴジラ松井に起こった突然のケガ。復帰しても、その治療のため適度な休養も必要となる。毎試合出場を目標にしている彼にとって、「欠場」というのは、大きなショックだったろう。 それでも松井はチームのことを考え、自分はチームにとってのパーツの一つだという意識を忘れない。だからこそ、レギュラーが保証されなくなっても腐ることなくベストを尽くし、その結果、ワールドチャンピオン、ワールドシリーズMVPという栄冠を手にした。 そして、ヤンキースとニューヨークに賛辞を送り、新チームへと移籍。 礼に始まり、礼に終わる態度、妻を表には出さない気遣い。この人は古き良き日本人だなと思う。
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ひたすらこつこつ微調整 万事塞翁が馬 自分でコントロールできることとできないことがある コントロールできることを精一杯やる
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確かに松井選手に関する本は、数多くあれども 私がこの本を手に取った理由の一つとして ・エンゼルスへの移籍 ・手術及び怪我からの克服 に、とても興味を持ったからでした。 確かに、松井選手に関しては 彼の言動、行動(立ち居振る舞い)、練習、記録、思い… の、どれをもっても、文句の付...
確かに松井選手に関する本は、数多くあれども 私がこの本を手に取った理由の一つとして ・エンゼルスへの移籍 ・手術及び怪我からの克服 に、とても興味を持ったからでした。 確かに、松井選手に関しては 彼の言動、行動(立ち居振る舞い)、練習、記録、思い… の、どれをもっても、文句の付けようがないかと思います。 でも、そんな彼の本である「不動心」に対しては 読もうという気持ちは起こりませんでした。 それは、 彼が素晴らしい人ではあるけれども 彼は彼の努力の上に成り立っているでしょうが その努力を続けることが自分に出来るとはとうてい思えないので 読んで実践することに意味を見いだせないと思ったからでした。 ただ、手術や怪我、移籍に関しては、 殆どが何ら彼に責任があるわけではなく どちらかというと、彼にとっては不幸な出来事であり それを克服する事に対する接し方を 学びたいと思ったからでした。 読んでみると、想像したとおり、彼の純粋さや直向きさ、努力が 彼を支えている糧であり、私には到底出来ません。 ただ、その中でも彼の中における苦悩への克服が やっぱり読む人に対して元気を与えてくれることに 読んだ嬉しさを感じたのでした。 特に「おわりに」において、彼らしさを感じることが出来ました。 また、それ以上に、その前の章で「人生で一番大切なこと」として 家族や配偶者、師、職業に対して、感謝の念を記していることに 彼の配慮を感じることが出来ました。
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「不動心」の続編的エッセイ。 あれから松井選手自身に、考え方のブレが出ていないことが確認できる。 あと前作でも感じたけど、 松井選手って、本当に読書家なんだろうなぁと、 文章を読み進めるほどにそう感じられるほど、 文体がすっきりしていてとてもわかりやすかった。
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非常に説得力がある。試行錯誤の様子が窺える。野村監督が「人間的成長なくして技術的進歩なし」というのがよく分かる。メディアに作り上げられた豪快さの裏にある謙虚さというか、素朴さがファンの心を惹きつけるのではないか。
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