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信念を貫く の商品レビュー

3.6

27件のお客様レビュー

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2018/10/08

ワールドシリーズを制覇し、そのMVPとなった松井が、翌年ヤンキースとの契約とならなかったのは挫折であろう。巨人の4番を打ち、ヤンキースの4番を打ち、そしてWシリーズのMVP。言うなれば、アスリートの頂点とも言え、それほどの実力と実績、人気を誇る、松井ですらそうなのである、そう思わ...

ワールドシリーズを制覇し、そのMVPとなった松井が、翌年ヤンキースとの契約とならなかったのは挫折であろう。巨人の4番を打ち、ヤンキースの4番を打ち、そしてWシリーズのMVP。言うなれば、アスリートの頂点とも言え、それほどの実力と実績、人気を誇る、松井ですらそうなのである、そう思わせてくれる本である。しかし、彼も真面目であり野球という自分の仕事についてひたむきであるという事が何よりも魅力なのだろう。

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2018/06/08

【いちぶん】 このときも、自分にコントロールできることと、できないことを考えてみました。答えは明白でした。目の前のリハビリに全力を尽くすことはできます。でも、チームの補強の問題は、僕がコントロールできることではありません。

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2017/01/25

(01.24.2017) 個人的には『不動心』の方が良かった。だけど、この本もすごく心に残る箇所がいくつもあった。どんな状況においても常に平常心で、努力を積み重ねていけば、人生の道が開かれるのかな、と読みながら思った。ますます松井秀喜という人物が好きになった。

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2015/12/09

石川が世界に誇る野球界のスーパースター松井秀喜氏による自叙伝第2弾です。世界を舞台に戦ってきた松井氏は,困難にぶつかったときどう考え,どう乗り越えてきたのでしょうか。決してぶれない強さを支える秘密とは?

Posted byブクログ

2015/12/09

元メジャーリーガーの松井秀喜さんの2冊目の自伝。 2007年に出版した『不動心』(新潮新書)で紹介された、松井さんの思考法や野球への取り組み、メジャーリーグでの3年間の生活に引き続き、その後3年間、手首の手術や膝の手術など、故障が続いた数年の気持ち、ワールドチャンピオンとなりM...

元メジャーリーガーの松井秀喜さんの2冊目の自伝。 2007年に出版した『不動心』(新潮新書)で紹介された、松井さんの思考法や野球への取り組み、メジャーリーグでの3年間の生活に引き続き、その後3年間、手首の手術や膝の手術など、故障が続いた数年の気持ち、ワールドチャンピオンとなりMVPも獲得した気持ち、ヤンキースを退団し新天地エンジェルスにかける決意をまとめた一冊。 子どものころから体が丈夫で、病気や怪我がほとんどなかった松井さんも、プロ野球選手となってからは膝を痛めたり、プレー中に手首を骨折したり、故障と長くつき合ってきた。 手術すれば、痛みはとれるけど、また元のように動いてくれるとは限らない。 手首を手術した主治医からは、粉砕した骨の分0.01㎜単位で短くはなっているかもしれないけど、骨折する前よりも強くなるはずと言われ、膝を手術した主治医からは、もう元の膝とは思ってはいけないという言葉を受ける。 プロスポーツ選手にとって、長年つき合ってきた自分の体の感覚が微妙にでもずれてしまうことに不安を感じ、怪我の前と同じパフォーマンスができるのか心配になるのは当然だろう。 そして、チームを離れリハビリに専念する期間、心の葛藤やイライラが押し寄せてくることもよくあることだと思う。 そんな中、松井さんは「自分でコントロールできないことに執着しない。そんな暇があったら、自分でコントロールできるチャンスを生かすべく全力を尽くす方がいい。」と割りきり、怪我をする以前より強くなろうとリハビリに奮闘する。読売ジャイアンツ時代の長嶋監督から「リハビリは裏切らない」という言葉を送られ、「復活」ではなく生まれ変わろうと決意する。 松井さんの考え方や思考法は、プロ野球選手だからこそという内容も書かれてあるけど、自分に置き換えられる部分はいくらでもある。怪我や逆境に対峙したとき「これを力に変えない手はない。」とプラスに思える考え方や、大切な人への感謝、好きなことをやれている今への感謝、自分を信じつつも人の意見も取り入れ、意思決定は自分でするという当たり前のスタイルを崩さない。そういう考え方を復習できた一冊でした。

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2013/09/25

随所に松井さんの人生観が読み取れ、興味深い内容だった。松井さんは万人が認める人生の成功者だと思う。人とのつながりを大切にする人が人生で成功するのだろうという印象が強く心に残った。

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2013/07/14

ひとことで言えば、松井秀喜の”ポジティブシンキング術解説読本”である。 読みやすく、気がつけばあっという間に最後の頁をめくり終えている。”あっという間”過ぎて、ともすれば著者の言いたいメッセージは何だったのかと一瞬思い悩むが、本書の意議はメッセージ云々とかそんなんではなく、松井...

ひとことで言えば、松井秀喜の”ポジティブシンキング術解説読本”である。 読みやすく、気がつけばあっという間に最後の頁をめくり終えている。”あっという間”過ぎて、ともすれば著者の言いたいメッセージは何だったのかと一瞬思い悩むが、本書の意議はメッセージ云々とかそんなんではなく、松井秀喜しか体験し得なかった喜怒哀楽・・・怪我による挫折、手術か手術回避かで思い悩んだ苦悩、ワールドシリーズでの緊張感、快感、達成感・・・そういった世界を追体験させてくれるところにある。 また、自身の苦労話について語る本を読んでいると、どうしても著者がナルシストに見えてしまうことがある。松井秀喜にはそういったところがみじんも感じられなかった。彼の人格がそうさせるのか、プロ意識がそうさせるのか。氏が尊敬する長嶋茂雄氏の影響を多分に受けているのであろうが、それはきっと”男の美学”ってやつなのかもしれない。今の世の中から失われつつある美学・・・それを追体験できることもこの本の魅力じゃなかろうか。ファンならずとも男性にこそオススメの本、と言えるだろう。 書評全文はこちら↓ http://ryosuke-katsumata.blogspot.jp/2013/07/blog-post_14.html

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2013/06/15

父が松井秀喜ミュージアムに行ってきたお土産でもらった本書。どうせインタビューを元にゴーストライターが書いたんでしょ?(当時は)現役のメジャーリーガーが文章を書いてる時間なんてそうそうあるものでもなし。中身も「いかにして私は名門球団で成功をおさめたか」みたいなサラリーマン向け成功談...

父が松井秀喜ミュージアムに行ってきたお土産でもらった本書。どうせインタビューを元にゴーストライターが書いたんでしょ?(当時は)現役のメジャーリーガーが文章を書いてる時間なんてそうそうあるものでもなし。中身も「いかにして私は名門球団で成功をおさめたか」みたいなサラリーマン向け成功談だろうな。と思って読み始めたのですが、どっこいこれがヤンキース退団直後の時期で骨折や膝の怪我での苦労話と他者へのリスペクトが3:7くらいの内容。あらゆる他者への尊敬と感謝が綴られていて、この姿勢は実にさわやかで心地よい感触です。

Posted byブクログ

2013/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不動心のレビューでも書きましたが、「コントロールできないことにイライラしない」ことが印象に残っています。ヤンキース時代、センターを守っていて左手首を骨折した時、コントロールできること、できないことを考えながら実生活でどのようにしたのか、書かれています。 不動心含めこの2冊に出会えたおかげで、僕は東日本大震災当日も大きなパニックにはならずに済みました。(少々の慌てふためきはありましたが)

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2012/08/21

メジャーリーガー松井秀喜の2冊目。ヤンキースを去ってエンゼルスに入団するまでの経緯とヤンキース時代の良かったことなどが淡々と綴られているけれど、前作『不動心』に比べるとそのベースとなったエピソードが重複して薄くなってしまっているのが残念。いかにヤンキースが好きで本当は移りたくなか...

メジャーリーガー松井秀喜の2冊目。ヤンキースを去ってエンゼルスに入団するまでの経緯とヤンキース時代の良かったことなどが淡々と綴られているけれど、前作『不動心』に比べるとそのベースとなったエピソードが重複して薄くなってしまっているのが残念。いかにヤンキースが好きで本当は移りたくなかったのだ、ということがよくわかるが、まぁやっぱり契約社会である上では厳しいのでしょうね。今年はどうなるんだろうか…

Posted byブクログ