螺旋 の商品レビュー
最後にすべてがつながる展開に魅了される。都合が良すぎる面もあるが、登場人物が奇妙な村人をはじめとして皆生き生きとしている。
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ここまで長くする必要があるのかとか、まどろっこしいとかいう批判はあるでしょう。それでもなお、読後に面白かったなーと余韻の残るスペイン小説です。複雑なミステリーではなく、肩肘張らない軽快な物語。
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スペイン人である著者の 25 歳でのデビュー作品。 とてもそうは思えない、なかなかのストーリーテラーぶり。 よく考え込まれたプロット。 愛すべき多くの登場人物。 物語の世界に気持ち良く入り込める。 作者の力量に魅せられた、気持ちの良い作品であった。 翻訳物はよく、「訳者あとがき...
スペイン人である著者の 25 歳でのデビュー作品。 とてもそうは思えない、なかなかのストーリーテラーぶり。 よく考え込まれたプロット。 愛すべき多くの登場人物。 物語の世界に気持ち良く入り込める。 作者の力量に魅せられた、気持ちの良い作品であった。 翻訳物はよく、「訳者あとがき」なるものがあるが、 何故、著者の他作品のあらすじをすごく丁寧に書いてしまう人が時々いるのだろう? 謎である…。
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外文で厚いし人気はでないかもしれないなぁと思われる。 でも、どんどん面白くなるので是非。 最初80ページぐらいまで話が見えないのですが、頑張って
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現代アメリカ文学を好むという作者。なるほど、読みやすい。すんなりいける。私には薬中解脱のサイドストーリーの方がおもしろかったかも。
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タイトル、装丁、25歳の著者がIT企業に勤める傍ら書いた処女長編というところからもっと都会的なミステリーを想像していましたが、いい意味で裏切られました。 謎解きがメインではないので、ミステリーを期待された方には肩すかし気味かも。でも登場人物の描写はしっかりしていて小説として面白い...
タイトル、装丁、25歳の著者がIT企業に勤める傍ら書いた処女長編というところからもっと都会的なミステリーを想像していましたが、いい意味で裏切られました。 謎解きがメインではないので、ミステリーを期待された方には肩すかし気味かも。でも登場人物の描写はしっかりしていて小説として面白いです。特に25歳の著者が30代半ばの夫婦の危機をどうしたらあんなにリアルに描けるのか不思議(笑) (最後の長い謝辞を読んで著者が結婚していることがわかって少し納得しましたが) 作中の、新進作家レオの話のところで「ほとんどの作家は、世に出たい一心で二作目よりも処女作に自分の才能、魂、信念、なんでもいいが自分の持てるものを目いっぱい注ぎ込む」とあるように、この作品も若干盛り込み過ぎな部分がないわけではないですが、1979年生まれと若いパハーレスの二作目、三作目が読んでみたくなります。訳者の木村榮一先生がほれ込んだのも納得です。 難をいえば訳者あとがきでパハーレスの二作目三作目のあらすじが物語のラストも含めて(!)それぞれ2ページくらいずつ書かれていること。 木村先生は今後訳す気がないんでしょうか…。でもこんな詳細なあらすじは勘弁してください!!パハーレスの二作目以降の邦訳が出るのを期待される方はこのあらすじは読まないほうがいいです…
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作家が25歳の時に書かれた作品のせいかもしれないけれど、今まで読んだラテン文学に比べて随分軽めの印象だった。ただボリュームは結構あって、ちょっと気合を入れて取りかかった。 サイドストーリーにもかなりのページが割かれていて、それがちょっと集中を欠く気もしたけれど、読みやすく調子に乗...
作家が25歳の時に書かれた作品のせいかもしれないけれど、今まで読んだラテン文学に比べて随分軽めの印象だった。ただボリュームは結構あって、ちょっと気合を入れて取りかかった。 サイドストーリーにもかなりのページが割かれていて、それがちょっと集中を欠く気もしたけれど、読みやすく調子に乗って一気に読んだ。
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メインストーリーは、謎の作家の正体を探れ! 脇を固めるエピソードが煩雑で、ストーリーを追うのに苦労する。 挿入話の「沈黙の寺院」が絶品。 なので、余計に全体を見たときにがっかりしてしまうのかも。 主人公のダビッドがダメ男で、どうにも、はまれず。
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素晴らしい。久しぶりに、「これが才能というやつか」と感じた。 06/27から読み始めて06/30の早朝に読み終わった。あっという間だった。人物が魅力的すぎる。ストーリーの運びが美しく機能的。 ただ、ときどき少し意味の分からない訳文があった。本当にときどき。これが自分の理解不足な...
素晴らしい。久しぶりに、「これが才能というやつか」と感じた。 06/27から読み始めて06/30の早朝に読み終わった。あっという間だった。人物が魅力的すぎる。ストーリーの運びが美しく機能的。 ただ、ときどき少し意味の分からない訳文があった。本当にときどき。これが自分の理解不足なのか、いわゆる誤訳に類するモノなのか、ちょっと不明。 一応、それぞれの登場人物にケリを付けているんだが、情報だけ提示されてあとはほったらかしの部分が気になる。どういう意図?
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いくつもの話が交錯していく形式が、逆にまだるっこい。もっとスッカリとまとめたら、持運びしやすい暑厚さになっただろうに。。
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