ハナシがうごく!(4) の商品レビュー
落語シリーズ第四弾。相変わらず波乱だらけで、惹句のとおり駄目人間だらけ。でも憎めない人ばかりですね、なぜか。 ミステリ度は薄めながら、十分に楽しめるストーリー展開。竜二の年季開けや梅寿の人間国宝ノミネートなど、読みどころが満載です。もちろん、落語についてもしっかり楽しめます。 お...
落語シリーズ第四弾。相変わらず波乱だらけで、惹句のとおり駄目人間だらけ。でも憎めない人ばかりですね、なぜか。 ミステリ度は薄めながら、十分に楽しめるストーリー展開。竜二の年季開けや梅寿の人間国宝ノミネートなど、読みどころが満載です。もちろん、落語についてもしっかり楽しめます。 お気に入りは「仔猫」。竜二と不運のコンビがなんだか好きです。気の抜けるような「事件」の真相も好き。だけど落語「仔猫」のオチが気になるなあ。
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とうとう第4弾です。 ミステリ色は随分弱くなってまして、梅駆と梅寿のドタバタ人情コメディといった感じです。 帯にはミステリと書いてますので、一応カテゴリはミステリにしましたが…。 全然謎解いてへんやーん! ○○とかけまして~の「謎解き」はしてるからええのんかな。 面白かったです。...
とうとう第4弾です。 ミステリ色は随分弱くなってまして、梅駆と梅寿のドタバタ人情コメディといった感じです。 帯にはミステリと書いてますので、一応カテゴリはミステリにしましたが…。 全然謎解いてへんやーん! ○○とかけまして~の「謎解き」はしてるからええのんかな。 面白かったです。 新登場のドクトル沼津がええ味出してます。素敵なオトナ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私の中では、ちょっとマンネリ化してきてしまった。 落語の噺は好きだけど、このシリーズはよっぽど暇なときじゃないともう読まないかも。今回読んでそう感じてしまった。興味は師匠の頭の中。弟子をどう育てようとしているのだろう。教育って難しいと思う現在、このハチャメチャな物語を読んでいて、あれこれと考えてしまう。
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小説「すばる」連載の、上方落語の世界で繰り広げられる師弟のドタバタ劇。これが4巻目ということだけれど、初めて読んでぶっ飛んだ。図書館で見かけた新刊本の紹介記事で、面白そうだなと思って借りてみたのだが、敬遠したくなるような派手な装丁だし、分厚くてとっときにくい。でもいったん読み始め...
小説「すばる」連載の、上方落語の世界で繰り広げられる師弟のドタバタ劇。これが4巻目ということだけれど、初めて読んでぶっ飛んだ。図書館で見かけた新刊本の紹介記事で、面白そうだなと思って借りてみたのだが、敬遠したくなるような派手な装丁だし、分厚くてとっときにくい。でもいったん読み始めて、すっかりはまってしまった。とにかく面白い。 シリーズ物の4巻目なので、主人公の「梅駆」こと星祭竜二が、いかにして師匠である「梅寿」に弟子入りしたかとか、これまでの経緯がいま一つ分からなかったけれど、そんなことには関係なく、次から次へと起きる破天荒な事件にぐんぐん引き込まれていく。
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サブタイトルに「謎解噺」の文字が残ってるが「神田紅梅亭シリーズ」以上に謎解き要素は無くなってる。漫才と落語の比較の話も繰り返し感があってネタ切れっぽいんだけれど、「落語の面白さとは何か」を随分と突っ込んだ内容。「公園で全裸」など連載時の旬なネタもあって物語の面白さでぐいぐい引っ張...
サブタイトルに「謎解噺」の文字が残ってるが「神田紅梅亭シリーズ」以上に謎解き要素は無くなってる。漫才と落語の比較の話も繰り返し感があってネタ切れっぽいんだけれど、「落語の面白さとは何か」を随分と突っ込んだ内容。「公園で全裸」など連載時の旬なネタもあって物語の面白さでぐいぐい引っ張って一気読み。松茸芸能のアホバカにはマジでむかつくんだけれど。
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意外と早く回ってきた。まぁ、あの胡散臭げなSFと此の落語噺を書く人が同じひととは誰も思わんだろうしなぁ。ま、いっか。
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内容(「BOOK」データベースより) 厳しいお笑いの世界で落語はどう戦っていくのか、本当の「芸」とは何なのか…!?竜二は数々の壁に阻まれながら、それでも落語の奥深さに魅了され、成長していく―。
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