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空気は読まない の商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2022/12/05

感想 空気を読んでいるだけでは現状を変えられない。必要なのは空気をかき混ぜること。そこに新しいアイディアが生まれ新奇性を生み出す。

Posted byブクログ

2022/09/27

個人的にはすごく心打たれるエピソード満載の名作。 医者である筆者が、今まで関わってきた方の中から、空気を読まないことによって実現された動き、感動、奇跡が記されています。 実に世の中色々な空気があり、もはや日常に埋もれてその識別も出来なくなっている昨今、本書を読みながらスッと俯瞰し...

個人的にはすごく心打たれるエピソード満載の名作。 医者である筆者が、今まで関わってきた方の中から、空気を読まないことによって実現された動き、感動、奇跡が記されています。 実に世の中色々な空気があり、もはや日常に埋もれてその識別も出来なくなっている昨今、本書を読みながらスッと俯瞰して考えると、様々な空気を識別できる。 本書に記された偉大な方々の行動であったり理念はとても真似できないですが、読み終わってこの高ぶってる気持ちが熱いうちに、小さいことでも空気と向き合って行動に移せればと思います。 是非手に取っていただきたい一冊。

Posted byブクログ

2022/05/15

自己啓発的な本と思い手に取ったが、基本は著者の体験談をつづったものだった。 少し想定していたものと違うが、各エピソードでこころ染みるものもあったので、その気持ちを大事にしていきたい。

Posted byブクログ

2019/05/31

(『空気は 読まない』内容)  不況の半分は、空気がつくっている。2008年の世界同時恐慌から、日本だけがなかなか立ち直れないのは、「KY」などと、周りの空気を読むことに一生懸命になる日本人気質のせいではないか。 空気に染まりやすいから「郵政民営化」や、「政権交代」のキャッチフレ...

(『空気は 読まない』内容)  不況の半分は、空気がつくっている。2008年の世界同時恐慌から、日本だけがなかなか立ち直れないのは、「KY」などと、周りの空気を読むことに一生懸命になる日本人気質のせいではないか。 空気に染まりやすいから「郵政民営化」や、「政権交代」のキャッチフレーズに、踊らされてしまうのだ。 空気を読んでいる暇があったら、空気をかきまわすことに、一人ひとりが精力を使ってはどうだろう。 もう若くなくても、病気や障害を抱えていても、周りから浮くことなんか恐れないで、どんどん空気を変えていくすごい日本人は、まだまだ居る。著者が出会った、有名、無名の人たちの空気に負けない生きかたをどうしても伝えたかった。縮んでしまいがちな心に、「あったか空気感染」を拡げたい。 出演者プロフィール 鎌田實(Kamata Minoru)■鎌田實(Kamata Minoru) 1948年 東京生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。長野県の諏訪中央病院にて、地域と一体になった医療や、患者の心のケアも含めた医療に携わる。1988年、諏訪中央病院院長に就任。2005年より、同病院名誉院長。2006年読売国際協力賞受賞。著書『がんばらない』『あきらめない』『それでも やっぱり がんばらない』『ちょい太で だいじょうぶ』『なげださない』『病院なんか嫌いだ』『いいかげんが いい』絵本『雪とパイナップル』(以上、集英社刊)現在、週刊ポストに「ジタバタしない」を、読売新聞に「見放さない」を連載中。 終演後に、サイン会を開催。当日会場にて、『空気は 読まない』をご購入のお客様に整理券を配付します。 ■日時 3月25日(木) 19:00開演(18:30開場) ■出演 鎌田實 ■会場 新宿・紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F) ■料金 1,000 円(全席指定・税込) ■前売取扱 2月 25日(木)より キノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店5階 受付時間10:00〜18:30) ■電話予約 紀伊國屋ホール 03-3354-0141(受付時間 10:00〜18:30) 《チケットのご予約・お問い合わせは2月25日(木)以降にお願いいたします。》 ■主催 紀伊國屋書店 ■協力 集英社

Posted byブクログ

2019/04/24

いつもの鎌田先生の心温まる話がいくつも載っています。もしかしたら少し脚色しているかもしれませんが、それでもいいですね、こういう話って。

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2019/02/03

医師の鎌田實氏によるエッセイ。 タイトルはあまり関係ないように思えたが、医療現場の話などが出てきて面白かった。

Posted byブクログ

2012/12/04

タイトルに惹かれて手にとってみた。最初の「弁当の日」のお話しでこころ掴まれた。イイ本に巡り会えたことに感謝♥

Posted byブクログ

2012/10/17

2000年に「がんばらない」の著書でベストセラーを出し、たまに日テレの夕方のニュースに出ているあの鎌田さんの著書です。個人的にはTVのコメンテイター的な人は嫌いで興味は無いのですが、題名だけを見て本を買って見たらこの人だったんです。 内容は各雑誌に乗せたエッセイの抜粋ですよね。...

2000年に「がんばらない」の著書でベストセラーを出し、たまに日テレの夕方のニュースに出ているあの鎌田さんの著書です。個人的にはTVのコメンテイター的な人は嫌いで興味は無いのですが、題名だけを見て本を買って見たらこの人だったんです。 内容は各雑誌に乗せたエッセイの抜粋ですよね。 アンパンマンからイラク、そしてがん患者。 そんないろいろな人がまわりの空気をかき回す内容でとても面白かった。 特に最後の「不況の半分は空気がつくる」と言う話はとても共感しました。 世界が資本主義に覆われる昨今、その中心である株価や債券価格は人が決めています。 決めている? 資本主義は「見えざる神の手」により自然に価値が決まると言われていますが、それは違います。 それはあくまで机上の空論 実際は人の心と言うあいまいなものが+αされているのです。 これがとても厄介 そして重要 っで、これが空気に左右される。・・・・・まわりの空気に! 特に日本人は「空気を読む」ことを当然と考えている人種です。ですから立ちが悪い。 政治についても同じことが言えます。「政治不安」「政権交代」という空気がよどんでます。 小学生並みの揚げ足取りをする大人をみて空気に鈍感な子供はどう思うのでしょうね? 震災もそう。 原因は地震なんです。津波なんです。でも今は「東電」が悪者。「東電」も被害者なんです。 そしてすべての対策や責任を国に押し付ける。 国など何もしてくれませんよ。ただの組織なんですもの。よく考えればわかるもんです。 ・・・・・・・ おっと、本の感想から横道にそれてしまいましたね(笑 とにかく、内容はただのエッセです。堅苦しくなく読みやすい。ちょっと立ち読みでも良いので気になったら読んでみたらいかがでしょう!

Posted byブクログ

2012/01/26

読んでも染まらないけど時には柔軟に。そのへんのさじ加減が難しいけど、自分の意思を貫く強い人が沢山でてくる。

Posted byブクログ

2011/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鎌田先生の本を初めて読んだ。 『WILL』2010年11月号掲載の鎌田先生インタビューを読んだのがキッカケで、 この本に興味を持った。 ---日本人は比較的、空気をよく読みます。 いや、読みすぎる傾向がある。 鎌田:空気を読みすぎれば、相手の顔色をうかがうことになって自分を出せない。 いろいろな人間がいていい。 そうやって空気を読んでばかりいたから、この国は弱くなってきたんじゃないかと思います。 だから、あえて「空気を読まない」。 グサっときましたね。 自分は将来の進路について毅然とした態度をなかなか打ち出すことができない。 なぜなら、自分は空気を読み過ぎてしまい、相手・まわりの顔色ばかりうかがっている。。ことに気がついた。 まわりはともかく、じゃあ、自分はどうなんだよ!?どうしたいんだよ!? 肝心な「自分の気持ち」をオモテに出すことができない。 実は今からちょうど1年前に会社を辞めるつもりだった。 しかし、当時は部下がまったく育っていなかったこともあって、 この状態で辞めるのは無責任だと思って結局辞めるのをひっこめてしまった。 あれから1年が経った。 部下にとっては自分が辞めなかったのは正解だったのかもしれないが、 自分にとってはストレスによる円形脱毛症を何年ぶりかで発症するほど、 いろんなプレッシャーや理不尽と戦わされた苦しい1年だった。。。 その部下は現在いい感じで育ってきたので、 そろそろわしが辞めても大丈夫、、、 っていうか自分が今の部署を引き継いだ時よりも、 はるかにたくさんの知識を得ているし、場数も踏んでいる。 もう彼女のことは心配しなくていいんじゃないかな。 空気の大きな圧力に負けないことが大事。 みんなが空気を読んでいると、小さな声が届かなくなる。 自分の心を殺さないことだ。 自分の言葉を閉じ込めないことだ。 空気を読んで、自分の心を檻に入れないことだ。 見えない空気に縛られないことだ。 ときに、空気は読めるけど読まないことがあっていいのだ。 ずうっと空気を読んで自分を殺してきたし、「自分の心の声」に耳をふさいでしまったこともあった。 たまにはわしだってKYになってもいいのではいだろうか。 ちなみに、この本には心温まるエピソードがたくさんつまっています。 涙ウルウルにされられたお話がいくつもあります。 特に『あるチェリストの「プラハの春」』のエピソードはヤバかったっす。 空気を読むことをよしとされる日本にあって、 天邪鬼に『空気を読まない』というタイトルはなかなかよいではないですか。 ちきりんさんの『ゆるく考えよう』に通じるモノがあります。 いろんな人がいていいし、いろんな生き方があってもいい。 「みんなと同じが安心」・「みんなと違うものは村八分・排除」 といった「みんな一緒の暴力」はもう卒業したほうがいい。 そうすれば日本はもっと住みやすい国になるし、 自殺者も減るんじゃないかな。

Posted byブクログ