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1Q84(BOOK3) の商品レビュー

3.7

1156件のお客様レビュー

  1. 5つ

    233

  2. 4つ

    394

  3. 3つ

    301

  4. 2つ

    92

  5. 1つ

    16

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2010/05/03

タマルが好き。 プロはどうあるべきかとの考えにこだわりを感じる。 天吾の両親、年上の彼女に何か引っかかったが 無心で4を楽しみにします。 最近の作品では一番楽しめました。

Posted byブクログ

2010/07/23

BOOK2までの濃密で不思議な空気はあんまり無かった。 正直、2までで充分だったかな~と思う。 でもまさかの人物の株が急上昇した。

Posted byブクログ

2012/07/12

ようやく村上春樹の「1Q84」を読了した。以前この作品はカフカやクロニクルのように、行って帰ってきたりとか、象徴的なものを精神的に破壊したりして昇華させたりするようなグローイングアップとはまた違うのだ、と途中の感想を漏らしたが、結局は同様の流れであったことは否めない。しかしながら...

ようやく村上春樹の「1Q84」を読了した。以前この作品はカフカやクロニクルのように、行って帰ってきたりとか、象徴的なものを精神的に破壊したりして昇華させたりするようなグローイングアップとはまた違うのだ、と途中の感想を漏らしたが、結局は同様の流れであったことは否めない。しかしながら、これまでの作品に比べるとストーリーの設定や進行が映画的であるかもしれなくて、それは春樹作品にはあまり見られない感覚だ。ラストシーンなどはなぜかフィンチャーのファイト・クラブのラストシーンを想起してしまったぐらいだ。   ただ今回は10歳の少年少女のふたりがほぼ精神的に童貞と処女の状態で20年間相思相愛のまま一度も出会うことなく純愛を貫き通した結果、大きな遠回りと異世界の彼方で結ばれる物語だと思う。こういうのも春樹作品なのだなとすこし違和感を感じた。   それと、BOOK1、2とBOOK3が明らかに違っていたのは3に非常にメッセージ色の強いアイロニーが散りばめられていることだ。ただそれは村上春樹があえて授与したエルサレム賞の授賞式でイスラエルのガザ侵攻を痛烈に批判したように、村上春樹のメッセージ性は作品の中にも当然ながらエレメントとして存在しているのだ。そう思うと村上春樹もけっこういいなと思った。それほどいいというわけでもないが悪いというわけでもないという意味合いにおいてだが。

Posted byブクログ

2010/02/12

ノルウェイの森を代表する、村上春樹さんの小説は、昔はあまり好きではありませんでした。奇をてらっている感じがして・・。でも、この1Q84シリーズは違います。確かに奇をてらっている感は未だにありますが、アンダーグラウンドなどのノンフィクションに通じる、著者の主張がはっきり出てきている...

ノルウェイの森を代表する、村上春樹さんの小説は、昔はあまり好きではありませんでした。奇をてらっている感じがして・・。でも、この1Q84シリーズは違います。確かに奇をてらっている感は未だにありますが、アンダーグラウンドなどのノンフィクションに通じる、著者の主張がはっきり出てきているので、読んでいて分かりやすくなりました。人によっては、それが押しつけがましくて嫌だというみたいですが(笑) 3で、二人は会えるのか!!気になります!!

Posted byブクログ

2010/04/29

1も2も読んだ。ねじまき鳥も好きだけど、アンダーグラウンドとアフターアンダーグラウンドの村上氏にこだわる私としてはやっぱり今はこちらを押したい。色々書評はあるが、物語世界から現実を見つめて現実を生きる事で人が深みにたどりつけるなら、それは自分自身が自分と向き合う事でなされると思う...

1も2も読んだ。ねじまき鳥も好きだけど、アンダーグラウンドとアフターアンダーグラウンドの村上氏にこだわる私としてはやっぱり今はこちらを押したい。色々書評はあるが、物語世界から現実を見つめて現実を生きる事で人が深みにたどりつけるなら、それは自分自身が自分と向き合う事でなされると思う。

Posted byブクログ

2012/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

公民館予約1番で借りることができた! 期日内に返却できたがプレッシャーが少しかかったかな・・・。 書かれていることを理解するのは人それぞれで読む人が違うように解釈もそれぞれだってなにかの書評で読んだ。だから自分なりにこの本の世界に浸った。そういうことが意味あることなんだと思う。 孤独だった青豆と天吾のそれぞれの心が寄り添ったことでどんな世界へ「行っても」最強?だろう。 次へはどんなふうに繋がっていくんだろう。  

Posted byブクログ