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日経新聞の「本当の読み方」がわかる本 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2010/05/31

新聞に書いてあることを鵜呑みにして読むのではなく、過去のイベント、記事同士の関連性を見つけたりしながら読む。 景気指標と照らし合わせながら、自分の仮説を立てて検証すること。 書いてあることは良く分かるが、実践することは難しい。 仮説を立てるにあたり、景気指標の持つ意味、世界経済...

新聞に書いてあることを鵜呑みにして読むのではなく、過去のイベント、記事同士の関連性を見つけたりしながら読む。 景気指標と照らし合わせながら、自分の仮説を立てて検証すること。 書いてあることは良く分かるが、実践することは難しい。 仮説を立てるにあたり、景気指標の持つ意味、世界経済の密接な関連性などを理解しておかなければ、仮設など立てられない。 ベースとなる知識があり、過去のイベントの情報を知ること、新聞からの情報を整理することができて、はじめてアウトプットとして仮説を立てることができる。 そのためには、日々の訓練が必要だ。当然のことながら一長一短では身につかない。 読むべきポイントとその裏づけはきっちりと示されていて非常に勉強になった。 情報過多の世界において、日経新聞からの情報に限らず、入ってくる情報をきちんと整理し、自分の考えを持つことを意識していきたい。 著者の前作『日経新聞の数字がわかる本 「景気指標」から経済が見える』とあわせて読むとより理解が深まる。

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2010/04/05

日経の読み方がほんとゴロっと変わった本。 今までの私はただの「インプットバカ」だったと気付かされた。もっとその記事の背景にあるものは何かとか、他の記事と関連させて読むとか、もっと新聞の読み方を変えないと、何も論理的思考は生まれないし、何の新しい発見もないと気付けた。

Posted byブクログ

2010/03/30

ビジネスマンのための「○○力」養成講座シリーズの小宮一慶氏による、日経新聞の読み方指南。 "日経新聞の数字がわかる本 「景気指標」から経済が見える" の姉妹本。 前著ではあくまで経済指標の読み解き方を中心に展開していたが、本作は日経の記事に連動させその背景に...

ビジネスマンのための「○○力」養成講座シリーズの小宮一慶氏による、日経新聞の読み方指南。 "日経新聞の数字がわかる本 「景気指標」から経済が見える" の姉妹本。 前著ではあくまで経済指標の読み解き方を中心に展開していたが、本作は日経の記事に連動させその背景に何があるのかを深掘りした本。 日経記事の読み方に関する本は何冊か発行されているが、前著の様な新しい読み解き方が分かるかと思い大いに期待していたが、少々期待はずれな部分があった。 経済や社会情勢を読み解くためには数字が必要であることはわかるが、前著でも解説した数字の読み解き方を再び掲載している部分も多く、当初期待していた記事との連動部分が少なく感じた。 無論、本書から読み始める読者もいるだろうから、その様な読者には懇切丁寧な解説は必要だと思う。 ただ、前著とオーバーラップしている部分は新鮮度が無く、折角新しく本を買ったのに新しい刺激が少なかった、というのが正直な印象であった。 それならば、いっそのこと前著と本書を一緒にして1冊の本にしてもよかったのではないかと思う。 そうはいうものの、小宮氏の著作から得られる良質な刺激はためになることは間違いなく、その他の著作も読んでみようとは思う。

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2010/03/14

 ニュースをしっかり読みこむこと=背景の知識とデータが大事。 小宮氏はコンサルタントとして、企業にアドバイスをしてきた。その基本となる言語として経済指標の変動に敏感になっているらしい。JALの記事をケーススタディにしているが、本業から見ても、非常に分かりやすい分析と当たり前の感覚...

 ニュースをしっかり読みこむこと=背景の知識とデータが大事。 小宮氏はコンサルタントとして、企業にアドバイスをしてきた。その基本となる言語として経済指標の変動に敏感になっているらしい。JALの記事をケーススタディにしているが、本業から見ても、非常に分かりやすい分析と当たり前の感覚を持ったご意見がふんだんに。  日経の読み方。といっても、基本的にはその立場によって読み方を変えるべき。銀行員であれば、クライアントの業種や業界に関する情報を中心に、当然金利や為替の欄を過去のデータを頭に入れたうえで読む。企画やコンサルタントは広く情報をいれるために全てを通読して、気になる記事やトピックスを情報ボックスに入れる感じだ。

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2010/03/06

「誰が損をして、誰が得をするのか」 これまでの著書をまとめた様な一冊。 半分は記事を日経新聞月曜の経済指標とリンクして考えるケース、半分は著者の注目記事解説と持論、といった構成。 何かとdisられる日経新聞に対し、著者は「宝の山」という見方をし、日経新聞が持つ貴重な情報の活用...

「誰が損をして、誰が得をするのか」 これまでの著書をまとめた様な一冊。 半分は記事を日経新聞月曜の経済指標とリンクして考えるケース、半分は著者の注目記事解説と持論、といった構成。 何かとdisられる日経新聞に対し、著者は「宝の山」という見方をし、日経新聞が持つ貴重な情報の活用方法と、記事を鵜呑みにしない事の警告がちりばめられており、改めて日経新聞の読み方を再考させられる。 まさに著者の狙い通りに仕上がっており、今読むことが出来てよかった。 「インプットばか」という表現がされているが、確かに日々「何が起こったか」を追うだけでは何も生まれない。 「何が起こっているのか」を読み解けるだけの力は日々の問題意識と積み重ねにっよるのだろう。 「記事を読むたべには、過去のイベントやその他の情報についての知識を身につけておくことも重要」とさりげなく記録の重要性にも触れているが、ホント支持した情報を整理してくれる秘書でもいればなと。 情報があふれている現代において、コアとしてのデータをどう絞るか、どの情報源を活用していくかの選別が出来るか否か、そしてスクリーニングされた者を記憶して有機的に結びつけることができるか否か、将来の大きな差になってくるだろう。

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2019/02/04

〈引用またはメモ〉 米国のGDPは世界の25%、個人消費が70% 日本の外貨準備高は1兆ドル程度で、世界2位。1位は中国 2兆ドル弱 政府は民間企業に対しては時価会計を要求しているが、自らは簿価会計のまま。 日経平均最高値は38,915円終値で、1989年12月29日。 ...

〈引用またはメモ〉 米国のGDPは世界の25%、個人消費が70% 日本の外貨準備高は1兆ドル程度で、世界2位。1位は中国 2兆ドル弱 政府は民間企業に対しては時価会計を要求しているが、自らは簿価会計のまま。 日経平均最高値は38,915円終値で、1989年12月29日。 日経新聞の経済教室をちゃんと読むべき。 EUへの加盟条件はストックベースでの財政赤字が対GDP比60% 日本の年収の中央値は228万円 2007年 大企業は現預金を月商の1ヶ月分くらいは持ってないと資金繰りが非常に苦しくなる。 GDPの大部分を占めるのは人件費。GDPの増加は、私たちの給料の総額が増えることを意味する。

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