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灘校 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2011/04/12

[ 内容 ] 1学年あたり約200名という少数精鋭主義を考慮すると、東大合格者率や国公立医学部や京大への進学実績において、灘校は「日本一」といえる。 本書は、創立から現在にいたる歴史をひもときながら、数多くのOBにインタヴューをしたり、現役灘高生にアンケート調査を行ったりして、そ...

[ 内容 ] 1学年あたり約200名という少数精鋭主義を考慮すると、東大合格者率や国公立医学部や京大への進学実績において、灘校は「日本一」といえる。 本書は、創立から現在にいたる歴史をひもときながら、数多くのOBにインタヴューをしたり、現役灘高生にアンケート調査を行ったりして、その秘密に迫った。 格差社会論の代表的論客が、中・高一貫校やエリート教育の功罪を徹底検証する。 [ 目次 ] 第1部 内側から覗いた灘校(灘校はいかにして名門校となったか;華麗な人材輩出と異色な卒業生;現代灘高生気質) 第2部 灘校と名門校のこれから(世界のエリート校、日本の名門校;中・高一貫教育の将来を予測する) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2011/01/24

最近の灘中入学者のほとんどが浜学園や希学園などの進学塾生が占めている状況がどういう影響を与えているかが知りたかった。 格差社会についてのいくつかの統計は目新しい点がない結果であり、いた仕方ない点ではあるが、灘中生の家庭環境は特色深い。 卒業生のいくつかの紹介は実際の取材インタ...

最近の灘中入学者のほとんどが浜学園や希学園などの進学塾生が占めている状況がどういう影響を与えているかが知りたかった。 格差社会についてのいくつかの統計は目新しい点がない結果であり、いた仕方ない点ではあるが、灘中生の家庭環境は特色深い。 卒業生のいくつかの紹介は実際の取材インタビューがあり、その点は他書にない面白さがある。

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2010/07/22

ふーんってw 日本にも凄いところはあるんだなぁと。 中学校で高校の範囲まで出来ちゃえば、 そのあとの高度な学習は楽しくて仕方ないんじゃないのか なんて思っちゃったりもします。 凄い人しかいない環境で 育つことが出来るって、いいですよね。 (人によりますが、今になって思うと、で...

ふーんってw 日本にも凄いところはあるんだなぁと。 中学校で高校の範囲まで出来ちゃえば、 そのあとの高度な学習は楽しくて仕方ないんじゃないのか なんて思っちゃったりもします。 凄い人しかいない環境で 育つことが出来るって、いいですよね。 (人によりますが、今になって思うと、ですw) ぜひ日本の再生ができちゃう人材が 出てくることを祈ってます。

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2010/07/20

同窓会が作った〇〇周記念刊行のような内容。それを覗き見る面白さはあるが、当り障りのないようなことしか書いてないし意外性がない。評者には灘校出身者の知り合いが多数いてみんなユニークなので、興味を持ってこの本を手にしたのですが期待はずれでした。 あとがきに「本書の執筆依頼を光文社の...

同窓会が作った〇〇周記念刊行のような内容。それを覗き見る面白さはあるが、当り障りのないようなことしか書いてないし意外性がない。評者には灘校出身者の知り合いが多数いてみんなユニークなので、興味を持ってこの本を手にしたのですが期待はずれでした。 あとがきに「本書の執筆依頼を光文社の黒田剛史氏から受けたとき、正直言って驚愕したし、引き受けるかどうかかなり迷った」。確かにこれは驚愕で、昨今の新書が何故こんなにひどいかを裏付けるエピソードです。

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2010/04/04

日本のある意味トップである灘校に関して、様々な観点から迫っている本。欧米の名門校との比較や、格差社会についての問題提起もあり、学歴社会を考え直すにもいい本。 灘校=親のの状況が影響大。親の職業、年収、学歴との相関も大きい。医者も多い。教育の格差はスパイラル状に拡大する可能性もあ...

日本のある意味トップである灘校に関して、様々な観点から迫っている本。欧米の名門校との比較や、格差社会についての問題提起もあり、学歴社会を考え直すにもいい本。 灘校=親のの状況が影響大。親の職業、年収、学歴との相関も大きい。医者も多い。教育の格差はスパイラル状に拡大する可能性もあるが、いちがいに悪いともいえない。要は、どういう力を身につけさせたくて、どういう教育の環境に身を置くかが重要。 他国でも、入試に学力だけを問わないところも多い。未来に必要な力を何に設定するかが重要。子供にも、入試以外のことを重要視する感覚を身につけてほしい。これは全て、大人の責任。子供は悪くない。

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2010/03/29

こないだ帰省した時に、地元の本屋で見つけた。目立つように置かれていてついついそのローカルな戦術が嬉しくて買ってしまった。実家からもっとも物理的に近い距離にある高校だし、まあ縁がないわけではない。わが母校の名前も多少出てくる。まだ読んでいる途中だが、読んでいてなかなか面白い。教育や...

こないだ帰省した時に、地元の本屋で見つけた。目立つように置かれていてついついそのローカルな戦術が嬉しくて買ってしまった。実家からもっとも物理的に近い距離にある高校だし、まあ縁がないわけではない。わが母校の名前も多少出てくる。まだ読んでいる途中だが、読んでいてなかなか面白い。教育や経済がわりと自分の関心のある分野だから楽しめるのだろう。著者は労働経済学を専攻しているんだとか。「労働経済学」っていう分野があるんだね。はぢめて聞いた。

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