広報室沈黙す の商品レビュー
ま、職掌柄読まんわけにはいかんわな。 時代設定が古い(携帯電話の普及が如何に大きな影響を与えたかがよくわかる)ことはさておくとして、まぁ、広報マンの理想型ということか。 ただ、作者が記者上がり、失敬もとい、記者出身ということもあり、ディテールは違和感なく受け入れられるし...
ま、職掌柄読まんわけにはいかんわな。 時代設定が古い(携帯電話の普及が如何に大きな影響を与えたかがよくわかる)ことはさておくとして、まぁ、広報マンの理想型ということか。 ただ、作者が記者上がり、失敬もとい、記者出身ということもあり、ディテールは違和感なく受け入れられるし、従って全体的に説得力がある。 しかし、大企業というのは、一昔二昔前の大企業というのは恐ろしいところである。 と言いたいところだが、西の方の電力会社の騒ぎを観ていると、今だって同じようなことが繰り返されているのであろうな。
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これはおもしろかった! 某損保会社のリーク記事に端を発した社内権力闘争。ワンマン会長とその取り巻きに立ち向かう孤立した社長。主人公の広報室課長が新米ながらに色々な人たちの助けを得て、会社を守ろうとするも、身勝手な経営陣はばらばらで会社は世間の批判に晒される。 時代としては金融ビッ...
これはおもしろかった! 某損保会社のリーク記事に端を発した社内権力闘争。ワンマン会長とその取り巻きに立ち向かう孤立した社長。主人公の広報室課長が新米ながらに色々な人たちの助けを得て、会社を守ろうとするも、身勝手な経営陣はばらばらで会社は世間の批判に晒される。 時代としては金融ビッグバンの前だから流石に今はこうはなってないと思うけど、当時は内部腐敗激しいだったんだね。あの規模で世襲は無いでしょ… 解説に書かれていたように、広報に関わる人にとってのバイブルであることは木戸の真っ向勝負的な気持ちが大事ってことなのだろう。 川本が定年の話を持ちかけられたときの怒り狂った様子は良く書けてるよね。読んでてドキドキした。
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少なくとも、旅行で読む本じゃなかったなぁ〜。 サラリーマンの大変さ、組織経営の難しさがよくわかりました。 組織コミュニケーションの視点から読み解いたら面白いかもしれない。
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40年前の「島耕作」か「サラリーマン金太郎」だと思えばいい。でかい会社の取締役会メンバークラス(つまり爺さん)の男の嫉妬の描き方がえげつない。後半に出てくる清水室長みたいなやり方が、処世術の見本か。 広報マンのバイブルとも言える本であるそうだが、それは褒めすぎかな。 それから、女...
40年前の「島耕作」か「サラリーマン金太郎」だと思えばいい。でかい会社の取締役会メンバークラス(つまり爺さん)の男の嫉妬の描き方がえげつない。後半に出てくる清水室長みたいなやり方が、処世術の見本か。 広報マンのバイブルとも言える本であるそうだが、それは褒めすぎかな。 それから、女性のセリフが、ありえない丁寧語で、とても気持ち悪い。
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600ページ以上の長いストーリーだったけど、 5日くらいで読み終わってしまいました。 ビジネスマンというか、中間管理職以上の仕事って 上との調整、派閥争い、下への指示や信頼など いろいろ大変だなぁ・・・としみじみ思う内容でした。 私情を挟まずに仕事をするのって、 そもそも無理な...
600ページ以上の長いストーリーだったけど、 5日くらいで読み終わってしまいました。 ビジネスマンというか、中間管理職以上の仕事って 上との調整、派閥争い、下への指示や信頼など いろいろ大変だなぁ・・・としみじみ思う内容でした。 私情を挟まずに仕事をするのって、 そもそも無理なのかも。
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