1,800円以上の注文で送料無料

ワーキングプア の商品レビュー

4

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/05/20

そもそもワーキングプアって何を基準で 決めているのだろう。 調べてみたら年収200万円ぐらいがボーダーライン? または正社員並みにフルタイムで働いても (またはその意思があっても)生活保護水準以下の 収入しか得られない就業者のこと。 いい大学行って大手企業に就職すれば社員に...

そもそもワーキングプアって何を基準で 決めているのだろう。 調べてみたら年収200万円ぐらいがボーダーライン? または正社員並みにフルタイムで働いても (またはその意思があっても)生活保護水準以下の 収入しか得られない就業者のこと。 いい大学行って大手企業に就職すれば社員になって それなりの生活ができる。 資格を取得すれば正社員で働ける場所もたくさんある。 貧困になりたくなければ死にもの狂いになって勉強すればワーキングプアにならないと思う。 その一方で病気や親の介護や母子家庭になって離職してしまう場合はまた違うんだけどね。 自分の環境の変化はいつ起こるか分からない。 そこは、うん。考えちゃうな。 「自己責任」の一言で終わらないよね。

Posted byブクログ

2014/02/25

"この本は皆さんぜひ読むべき1冊だと思います。 日本の地方の現状の厳しさ、更には非正規雇用の厳しさ。。 ☆チャーリーオススメ!! 今後更に厳しくなっていく現状。 これが本当に深く理解できます。 2007年に出版された本ですが、今読むと、更に現状が厳しくなっていることが理...

"この本は皆さんぜひ読むべき1冊だと思います。 日本の地方の現状の厳しさ、更には非正規雇用の厳しさ。。 ☆チャーリーオススメ!! 今後更に厳しくなっていく現状。 これが本当に深く理解できます。 2007年に出版された本ですが、今読むと、更に現状が厳しくなっていることが理解できます。"

Posted byブクログ

2013/03/04

読むのが辛かったです・・・。 真面目に働いていても、豊かになれない社会構造。 これを読んでいると、自分が正社員として働けていることは当たり前なんかじゃなくて、本当に有難いことなんだなぁと思います。 しかし、女性の貧困はまったく他人事じゃなく、自分だって離婚して子どもが何人か居れ...

読むのが辛かったです・・・。 真面目に働いていても、豊かになれない社会構造。 これを読んでいると、自分が正社員として働けていることは当たり前なんかじゃなくて、本当に有難いことなんだなぁと思います。 しかし、女性の貧困はまったく他人事じゃなく、自分だって離婚して子どもが何人か居れば同じ身になる可能性があるんですよね。 最近、若干景気が回復してきたとはいえ、またいつ何時不況に陥るかもしれません。 近年、生活保護の不正受給の問題があり、金額の引き下げとかフードスタンプとかが議論されていますね。 本当に必要なひとにちゃんと行き渡るセーフティネットの構築を切に願います。 たまに、給与明細の控除額を見ると、なぜ、自分が頑張って働いたお金で他人を養わなければならないんだという気持ちになるときがありますけど・・・ちゃんと安定した職に就き、毎日文化的な生活を送れる程度に収入を得られている自分と、そうでないワーキングプアの人たちとの違いは、ほとんどは「運」だと思うのです。 もちろん自分の努力ってのもあるかもしれませんけど、努力が実るような環境に生まれることができたというのは運がよかったと思うのです。 だから、日本国民である限り、わたしにできる最低限のことは納税なんだなぁと思います。 もちろん大切なお金を政府に無駄遣いはして欲しくないですけど。 自らの生き方を省みるきっかけとなるよい本でした。 ちなみに渦中の岐阜県民ですが、こんなことになっている企業があるとは恥ずかしながら存じておりませんでした。 たしかに、出稼ぎ外国人は結構見ますねえ。難しい問題です。

Posted byブクログ

2013/02/06

「人間が労働を生み出す商品のように扱われ、最低限の保護さえ受けられない」 本末転倒だなあ、と。まるでモノがメインで、人間が道具みたい。注意しないと、こういう本末転倒ってこれに限らず色んなところでおこる。

Posted byブクログ

2012/08/07

生活保護水準以下で暮らす、働いても豊かになれない「ワーキングプア」の人々が大量発生している現代日本。法改正やグローバル化の影で新たな「貧困」が生まれている。 家族の病気、離婚、リストラ、会社の倒産、社会保障の削減、どれも人事ではなく誰にでも起こり得るものである。

Posted byブクログ

2012/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

TV放送も観ましたが、この本では出演者の『その後』が書かれており、さまざまな人生を歩んでいると感じさせられます。 TV出演をきっかけに仕事の話があったり、それでも断らざるを得なかったり…音楽や演劇の道に行った人達のくだりでは所属事務所のURLが載っていましたが、読み終わった後にアクセスしたら、サイトが閉鎖になっていたり、本人がいなくなったりしてました。 会社の経営の為に中国人研修生を安く使うという話は、正直胸糞悪かったのですが(苦笑)読み進めて行くと、こういう風にしてしまった日本経済への憤りへと気持ちが変わりました。 まず、自己責任とか言っている人は、この本を読んで下さい。さすがに言えなくなると思いますよ。

Posted byブクログ

2012/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

貧困が遺伝するって事を、初めて考えた 高い所から落ちた人はまた這い上がろうと努力するかもしれない でも、ずっと低い場所にいる人は、今後は少しずつ下っていくのかも 意識次第 でも、それだけじゃすまないのが現実

Posted byブクログ

2011/12/17

二回目の読了! 今暮らしてて、日本に貧困が広がってるなんて、 あまりピンとこないけど、決して他人事ではないし、 明日は我が身かもしれないし。 今自分のいる環境が贅沢過ぎる程贅沢であることを噛みしめたし、 私はどうやってこうした問題に立ち向かえるんだろって思った。 明日どうな...

二回目の読了! 今暮らしてて、日本に貧困が広がってるなんて、 あまりピンとこないけど、決して他人事ではないし、 明日は我が身かもしれないし。 今自分のいる環境が贅沢過ぎる程贅沢であることを噛みしめたし、 私はどうやってこうした問題に立ち向かえるんだろって思った。 明日どうなるかわからないから、備えられる人に備えられるうちに、 備えを促すことも立派な貢献だと思ったし、 もっとこうした問題を多くの人に伝えたいとも思ったし、 実際問題に直面してる人に寄り添いたいとも思ったし、 根本から解決する方法を模索したいとも思った。

Posted byブクログ

2011/11/06

ワーキングプアに陥った人たちのケースが複数載っている本。 真摯に生きているにも関わらず、ギリギリの生活を強いられている人たちには胸をうたれる。本書とは離れるが、その一方で、穴を見つけて本来受給される必要のない人間が生活手当の受給に成功している。 人間としてのずる賢さを、私はポジテ...

ワーキングプアに陥った人たちのケースが複数載っている本。 真摯に生きているにも関わらず、ギリギリの生活を強いられている人たちには胸をうたれる。本書とは離れるが、その一方で、穴を見つけて本来受給される必要のない人間が生活手当の受給に成功している。 人間としてのずる賢さを、私はポジティブな意味で利口だとは思えない。 人間は人間の視点の数だけポジティブ、もしくはネガティブ な人間がいる。 友好、敵対があるかぎり、人間すべてに対し満足のいく法制度を敷くことは不可能だ。経済成長時のように国が豊かであれば隠すことも可能だが、そのような体力もなく、ただ閉塞感があるばかり。資本主義国家として衰退する日本に理想的なものは存在しない。

Posted byブクログ

2011/07/13

働いても報われない現実。先のまったく見えない未来。今、日本を急速に蝕んでいく「ワーキングプア」という病。この病が日本を覆っているうちは、まだまだ先行きは見えない。 僕が東京に住んでいたころ、空き缶をいっぱいに詰めたガラ袋をいくつも抱えた自転車とすれ違ったことがあった。彼らがどこ...

働いても報われない現実。先のまったく見えない未来。今、日本を急速に蝕んでいく「ワーキングプア」という病。この病が日本を覆っているうちは、まだまだ先行きは見えない。 僕が東京に住んでいたころ、空き缶をいっぱいに詰めたガラ袋をいくつも抱えた自転車とすれ違ったことがあった。彼らがどこへ行くのかといえば、鉄くずやアルミを扱う『ヤード』と呼ばれる問屋で、彼らは空き缶を拾ってはそこへ行っていくばくかの日銭と交換するのである。僕がすれ違った自転車に乗っていた人は、50~60歳くらいの人が多かった、ような気がする。 僕はある日、当時勤めていた会社の社長とケンカして会社を飛び出した後。とおりを歩いていて、 空き缶を多く詰め込んだガラ袋を自転車で運んでいてバランスをくずしたらしく、倒れた自転車を起こそうとしているおじさんを、気まぐれで手伝ったことがある。別れ際に彼は僕に何度もお礼をいていた。明日からは僕がそういうことをやらなければ口が干上がってしまうかもしれなかったのに。 この本が出版されたのは、僕が大学生かなし崩しに社会人になってからのことだったかな、と思うんだけれども、日本がはっきりと『プア』なんて言葉を使って『貧困層』が明確に社会に顕在化してきたのはここ近年の話だと思う。急速にそういう風潮が広まった上に「リーマン・ショック」が さらに拍車をかけた。 今だから言うけれども、僕はある程度こうなることを予測していて、家族とかにも 「こういう風になりますよ」 と何度も警告を送っていたけれどもまったく相手にされなかった。現在の日本は 「一握りの金持ちと、その他大勢の食うや食わずの貧乏人」 で構成される社会になった。 残念ながら、この傾向はもっともっと進んでいくだろう。 僕はその中で、いったい何が出来るのだろうか…。

Posted byブクログ