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V.T.R. の商品レビュー

3.3

204件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2013/06/26

スロウハイツのチヨダコーキのデビュー作という設定の本。 チヨダコーキの本ならもっとグロい本を想像してた。 いろいろ腑に落ちない。 なぜ女性は殺さないの?殺すよりもっとひどいことしてるのに、それでいてなぜ友情を感じられるの。 なぜアールはトランスの収入源を次々殺していくの。 作...

スロウハイツのチヨダコーキのデビュー作という設定の本。 チヨダコーキの本ならもっとグロい本を想像してた。 いろいろ腑に落ちない。 なぜ女性は殺さないの?殺すよりもっとひどいことしてるのに、それでいてなぜ友情を感じられるの。 なぜアールはトランスの収入源を次々殺していくの。 作者が違う設定だから、作風も違う。その書き分けはさすが。 でもこの物足りない感は、デビュー作という設定だからまだ未熟って感じを出すためってところまで計算なのかな。

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2013/06/12

『スロウハイツ~』に登場した人気作家チヨダ・コーキのデビュー作。劇中劇みたいで面白い試みだと思う。ラノベみたいな装丁だがカバー裏に遊び心のある仕掛けが。物語は主人公ティーが、危険に巻き込まれたらしい元恋人・アールを探すため友人・知人を辿る物語。ずっと一人称語りで進むせいか、物語が...

『スロウハイツ~』に登場した人気作家チヨダ・コーキのデビュー作。劇中劇みたいで面白い試みだと思う。ラノベみたいな装丁だがカバー裏に遊び心のある仕掛けが。物語は主人公ティーが、危険に巻き込まれたらしい元恋人・アールを探すため友人・知人を辿る物語。ずっと一人称語りで進むせいか、物語が一方向からしか見えなくて、お互い憎からず想い合ってるティーとアールが、なぜ「2度と会わない」と思っていたほどの別離に至ったのか、JやSとはどうやって知り合ったのか気になる点がいっぱい。結末に無理やりな感もあり少し残念。

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2013/05/29

辻村深月の『スロウハイツの神様』に出てくるチヨダ・コーキのデビュー作。話の内容は人殺しを許されたマーダーであるティーとティーが愛するアールのお話。軽く読める内容だけど、ティーの目線で進むからかちょっと癖がある文章。ライトノベルってこんな感じかなぁーという感想でした。 奥付の著者・...

辻村深月の『スロウハイツの神様』に出てくるチヨダ・コーキのデビュー作。話の内容は人殺しを許されたマーダーであるティーとティーが愛するアールのお話。軽く読める内容だけど、ティーの目線で進むからかちょっと癖がある文章。ライトノベルってこんな感じかなぁーという感想でした。 奥付の著者・チヨダ・コーキの名前と編集者・黒木智志の名前、表紙裏のコーキのコメントがよかった(笑) 誰の胸にも響かないかもしれない……、 と言いつつ、すいません、本当は自信あります。 作家になれるなんて、デビューできるなんて夢みたいだ、と言いつつ、ごめんなさい。 僕にはこれしかできないから、きっとこれは必然なんだって思うんです。 初めまして、チヨダ・コーキです。 これからよろしくお願いします。 [ネタバレ] 結果としてティー=トランスハイって何となく読める展開だったけど、アールがトランスハイの銃(過去に殺人現場でミスして忘れたもの)を遠く離れた地のオークションで落札してお守りのように持っていたのはやっぱり、愛なんだなぁと思わずにはいられなかった。出来れば生きて2人に再会してほしかったな。。

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2013/05/20

★ネタバレあり 【経緯】 「スロウハイツの神様」を読んで 【書き出し】 【感想】 「スロウハイツの神様」のチヨダ•コーキ著といことで、奥付や解説にまずはニヤニヤ。 「スロウハイツの神様」でのハードルあげあげのイメージを「チヨダ•コーキ」テイストで仕上げるのって難しいと思う。...

★ネタバレあり 【経緯】 「スロウハイツの神様」を読んで 【書き出し】 【感想】 「スロウハイツの神様」のチヨダ•コーキ著といことで、奥付や解説にまずはニヤニヤ。 「スロウハイツの神様」でのハードルあげあげのイメージを「チヨダ•コーキ」テイストで仕上げるのって難しいと思う。読者がそれぞれ想像してね、で済むところをわざわざ具現化する作業だもんね。 きちんとライトノベルでセクシーで不条理でキャラクターが魅力的でオチも面白く発見できるように作ってるんだからすごい。 【共感】 【引用】 【不可解】 アールについて。 •ほかのキャラクターは全部アルファベット表記なのになぜアールはRでなくカタカナ表記なのか。

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2013/03/07

著者の作品「スロウハイツの神様」の登場人物チヨダ・コーキの書いた作品。設定上ティーンズ向け作家なのもあって、物語も登場人物もストレートで若い。 但しやっぱり辻村さんワールドは健在で、ふとした言葉がズキッとくる。同一人物を別視点から書いて、あたかも二人いるかのように見せるのも相変...

著者の作品「スロウハイツの神様」の登場人物チヨダ・コーキの書いた作品。設定上ティーンズ向け作家なのもあって、物語も登場人物もストレートで若い。 但しやっぱり辻村さんワールドは健在で、ふとした言葉がズキッとくる。同一人物を別視点から書いて、あたかも二人いるかのように見せるのも相変わらず。 解説は「スロウハイツの神様」の環。環らしい明朗で情熱的な文章がすてきだった。 私の"神様と呼べる存在と、一生ものの出会い"はいつだっただろうかと考えつつ、10年前に読んでいた小説を読み返したくなった。

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2013/03/06

主人公がT(ティー)!! 職場に同じように呼ばれている人がいるので、ちょっと被るか・・・? と思いましたが性格が全く違うので被りませんでした この作者の作品は「冷たい校舎の時は止まる」をよんだことがありますが 全く違うテイスト、小説?と思われるような文章 アニメな感...

主人公がT(ティー)!! 職場に同じように呼ばれている人がいるので、ちょっと被るか・・・? と思いましたが性格が全く違うので被りませんでした この作者の作品は「冷たい校舎の時は止まる」をよんだことがありますが 全く違うテイスト、小説?と思われるような文章 アニメな感じです 読みやすくてすぐよめた

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2013/03/01

文庫化した、ということで図書館で借りてみました。文庫本のほうを借りたつもりがラノベのほうだった。 内容としては、チヨダコーキのデビュー作ならもっと殺伐として人殺しが行われているのかなと想像していたので、そういう意味では予想と違った。 文章の中の視点がばらけているような気もして少...

文庫化した、ということで図書館で借りてみました。文庫本のほうを借りたつもりがラノベのほうだった。 内容としては、チヨダコーキのデビュー作ならもっと殺伐として人殺しが行われているのかなと想像していたので、そういう意味では予想と違った。 文章の中の視点がばらけているような気もして少し読みにくい感じがしました。 ただ、ラストは「あぁやっぱり辻村さんだな」っていうオチの付け方でした。 不明点は多いし、これで中高生あたりに指示されてたのかなぁ?と思ってしまう感じ。

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2013/02/24

チヨダコーキの作品という体で出された本。奥付もこだわっている。 話の内容はちょっとがっかり。 なんでRはトランスハイのやつらを倒しまくっていたのだろう。 Tに対する独占欲? なんとなくRは極端なことしかできない子なんだろうなあと思った。だから、Tが完璧に自分のヒモになるように収...

チヨダコーキの作品という体で出された本。奥付もこだわっている。 話の内容はちょっとがっかり。 なんでRはトランスハイのやつらを倒しまくっていたのだろう。 Tに対する独占欲? なんとなくRは極端なことしかできない子なんだろうなあと思った。だから、Tが完璧に自分のヒモになるように収入源を潰していったとか。 そしてトランスハイはなぜ女性を殺さないのか。 そこが見えなかった。 トラウマってわけでもなさそうだし。 どんでん返しだけど、予想できる範囲。 チヨダコーキのデビュー作にしては物足りない。というか、この話に深い意味とかはなくて、ただのよく練られたラノベにしかなっていない。

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2013/02/11

やはりな、と思う人物がキーパーソン「トランスハイ」でした。さほど意外性はないものの、こういう作品もかけるんだなと感心。

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2013/02/07

辻村さんが作った「チヨダ・コーキ」が書いたデビュー作。 さらっと読める。 何も考えずに読んでたけど、やっぱきたな。辻村お得意のドンデン返し。 やっぱこれがないと辻村作品じゃないでしょ。 端々には伏線がきっちり張られてたんだけどね。 今回は特に感情移入することなかったから、たぶ...

辻村さんが作った「チヨダ・コーキ」が書いたデビュー作。 さらっと読める。 何も考えずに読んでたけど、やっぱきたな。辻村お得意のドンデン返し。 やっぱこれがないと辻村作品じゃないでしょ。 端々には伏線がきっちり張られてたんだけどね。 今回は特に感情移入することなかったから、たぶん簡単に読めたんだろうな。

Posted byブクログ