スターリン(下) の商品レビュー
独ソ戦からスターリンの死まで、ここまで間違いを重ね続けたのによくゴールまで辿り着けたというか、今でもなお大国として残っているなぁという感じがした。 本書の書評では、スターリンは強烈なリーダーシップを持ったバケモノだ…と書かれていたが、なるほどパワハラなんてワードでは片付けられない...
独ソ戦からスターリンの死まで、ここまで間違いを重ね続けたのによくゴールまで辿り着けたというか、今でもなお大国として残っているなぁという感じがした。 本書の書評では、スターリンは強烈なリーダーシップを持ったバケモノだ…と書かれていたが、なるほどパワハラなんてワードでは片付けられないほどの凄みや強さを持ち合わせながら、自分も常軌を逸する働き方をしながら、部下もそれに追随しながら動いてきたのだなぁと…。 いざビジネスに置き換えてみると、パワーリーダーの限界がまず思いつく。周囲を巻き込んで…と言えば聞こえは良いが、自分も周りも恐怖支配により無理をさせ、強引にでもことを進めようとし、自分に不都合なことを言う人間を除外し、周囲には求めない…という動き方の限界、人間の精神が異常事態に悲鳴を上げることなどまざまざと見せられる。それでもなお、2000年代になっても一定層には輝きを放ち続けるスターリンという人は本物のリーダーであり怪物だったのだろう。
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「人間スターリン」を最新史料から描いた画期的な伝記。独ソ戦からその最期まで、親族、女性、同志、敵の群像を通して、その実像に迫る労作。亀山郁夫氏推薦!《英国文学賞》(歴史部門)受賞作品。
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上巻を読み終えた勢いで、独ソ戦開戦から死亡までの下巻600ページを一気読み。 どう言えばいいのかわからないのだけど、「よくこれで国が持ったな」というのが感想だ。それも、独ソ戦、原爆開発、冷戦とやっているのだから、ただもっというだけでもない。しかし、組織運営の無茶苦茶さという意味で...
上巻を読み終えた勢いで、独ソ戦開戦から死亡までの下巻600ページを一気読み。 どう言えばいいのかわからないのだけど、「よくこれで国が持ったな」というのが感想だ。それも、独ソ戦、原爆開発、冷戦とやっているのだから、ただもっというだけでもない。しかし、組織運営の無茶苦茶さという意味では、大日本帝国のほうがはるかにマシだと思える。 「これでどうしてソ連は成功して、蒋介石の中華民国は失敗したのか?」というのが分からない。 それにしても気分の悪くなる本だった。暴力と恐怖を淡々と書いていくという感じだ。際限のない猜疑心。人命の軽視。たぶんこの人は、人生や社会や他人を将棋盤のようにしか見ることができず、ひとたび将棋盤として認識してしまったら、それに勝つことにしか目が向けられなかったのだと思う。 スターリンの死亡直後のベリヤの咆哮は、痛快だった。 白水社20世紀独裁者三部作(というわけではないが、そういうことにして)ポル・ポト、毛沢東、スターリンを読み終えた。 我ながら、よくもまあこんな太い本を読んだものだ。 この3人は結構違うものだと思う。似たようなものだと持っていた。 スターリンがいちばん嫌だ・・・
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昨週、上を読んだ『スターリンの下』。 下巻は、スターリンがソ連に攻め込んだところから始まる。 (1)スターリンはヒットラーが攻め込んで二日間、自室に閉じこもって出てこなかった。(p42) (2)ジーコフが、スターリングラードでドイツ軍を押し返した翌日に日本が真珠湾攻撃を...
昨週、上を読んだ『スターリンの下』。 下巻は、スターリンがソ連に攻め込んだところから始まる。 (1)スターリンはヒットラーが攻め込んで二日間、自室に閉じこもって出てこなかった。(p42) (2)ジーコフが、スターリングラードでドイツ軍を押し返した翌日に日本が真珠湾攻撃をした。(p91) そもそも日本の諜報機関は、モスクワ防衛のために極東が戦車も飛行機も兵士もからっぽになっていたのも知らなかったのか。 諜報機関が優れていたら、別の形の戦争になったかもしれない。 (3)スターリンは毛沢東を「マーガリン・マルクス主義者」と蔑視していた。(p407) 冷酷無比、農民出、狂信家、偏執狂、数百万以上の殺害など共通項のおおい二人は、実は嫌いあっていた。 ようやく、この日本の論点2冊分の本を読み終えた。おもしろいけど、英国人の作家って、もっと完結に文章かけいないのかな?と思う。
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なんでこんな無茶苦茶な国にノモンハンで負けたんでしょう?戦前の日本はあまり良い国ではなかったと思うけど、この国よりはよっぽどいい国だったでしょう。
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著したのが当事者かそうでないかの違いはあるが、この読後感は李志綏「毛沢東の私生活」に近いと思った。側近たちの群像劇として白眉。
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