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虚報 の商品レビュー

3.1

17件のお客様レビュー

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2011/07/28

面白かったです。 話の結末はだいたい想像できたけど・・・ 最後の友里香からのメールが、ベタだけど心をくすぐられました(^^) この1行でガラッと読後感が変わったね(^^)(--)(^^)(--)ウンウン

Posted byブクログ

2011/05/04

作者の作品には警察・刑事シリーズが多いが、この作品は新聞記者が主人公。 刑事にしても記者にしても仕事にのめり込むと、やはり毎日~神経を磨り減らしているし、真剣に取り組めば取り組むほど深いモノなんだと思う。 新聞記者出身だけに、記者個人の気持ちとか、組織についてもよく書けていると思...

作者の作品には警察・刑事シリーズが多いが、この作品は新聞記者が主人公。 刑事にしても記者にしても仕事にのめり込むと、やはり毎日~神経を磨り減らしているし、真剣に取り組めば取り組むほど深いモノなんだと思う。 新聞記者出身だけに、記者個人の気持ちとか、組織についてもよく書けていると思う。 若い記者の取材への取り組みや特ダネにかける心の葛藤が重苦しいし、取材対象も自殺に係わる内容だけに暗い話しになってしまうが、さすがに読ませる。

Posted byブクログ

2011/04/13

仕事での失敗、焦り、周囲からの冷たい視線。若手記者の焦る気持ちが手に取るように分かる。でも結局そんな失敗でもやらないよりはやった方がいい。なぜならそれによって得られる出会いや経験があるから。

Posted byブクログ

2010/07/03

おもしろかった。興奮してる。この筆者のは初めて読んだけど、他作品も読みたい。 私は基本的に新聞を信じていない。以前の上司が「だって新聞にかいてあった」と言い、いまどき、こんな人居るんだ、って思ったけど、新聞を書いている人は世の中の人はそんな上司だらけ、だと信じてるんだな。 その信...

おもしろかった。興奮してる。この筆者のは初めて読んだけど、他作品も読みたい。 私は基本的に新聞を信じていない。以前の上司が「だって新聞にかいてあった」と言い、いまどき、こんな人居るんだ、って思ったけど、新聞を書いている人は世の中の人はそんな上司だらけ、だと信じてるんだな。 その信念があるから、取材も裏を取るのが基本なのだろうけどね。 出来の悪い主人公とその上司と同僚と、、、人物設定も面白い。 そして、[自殺することはなぜいけない?]の主題(ある意味副題)。 上山だって分っていた、十分。遺されたものの哀しみは。 妻の実家が新潟だったことや、義兄がアメリカ南部に居るあたりが身近に感じた。

Posted byブクログ

2010/06/27

+++ 東日新聞長野支局から東京本社社会部へ異動してきた長妻厚樹は、「ビニール袋集団自殺」を取材していた。何人か集まり、睡眠薬を飲んだ上にビニール袋をかぶって窒息するという手口の自殺が全国で頻発していたのだ。この自殺に有名大学教授のサイトが影響していると週刊誌がスクープ。さらに、...

+++ 東日新聞長野支局から東京本社社会部へ異動してきた長妻厚樹は、「ビニール袋集団自殺」を取材していた。何人か集まり、睡眠薬を飲んだ上にビニール袋をかぶって窒息するという手口の自殺が全国で頻発していたのだ。この自殺に有名大学教授のサイトが影響していると週刊誌がスクープ。さらに、この大学教授が記者会見を開いたことで報道は過熱する。社会部キャップの市川博史の指示で取材に駆け回る長妻。しかし、東日新聞は他紙がスクープ記事を出す中、常に遅れをとっていた。追い込まれる市川と長妻。そんなとき、一本の電話が―。守りのミスと攻めのミス、若き記者に降りかかる迷いの一瞬。警察小説の旗手の新境地。 +++   第一章  発端   第二章  持論   第三章  対決   第四章  冷雨   第五章  逆襲   第六章  虚報 +++ 新聞記者が毎日どれほど神経をすり減らして取材し、それを記事にしているのかということが現場の空気と共に伝わってくる。そして、そこにも否応なく人間関係のしがらみやら出世欲やらがまとわりついてくるということも。大学教授が殺人教唆(幇助)、に問われるかもしれないという一件は、インターネットの煽りもあってセンセーショナルな展開になり、新聞各社や週刊誌がスクープ合戦を繰り広げるのは当然である。東日新聞は、ことごとく週刊誌に出し抜かれ焦っていたこともあり、若手記者・長妻の功徳欲もあって、裏づけが充分でない記事を載せてしまう。これがタイトルの虚報であるのだが、なにが虚報なのだろうと興味をそそられるのだが、そこにたどり着くまでが長く、その後が尻切れとんぼのようであり、辻褄合わせ的でもあっていささか消化不良といった感じでもある。

Posted byブクログ

2010/05/16

特ダネさえ取れれば何をやってもいいのかと思わせる新聞記者の態度がどうもハナにつく。読後感がスッキリしない

Posted byブクログ

2010/03/10

新聞社の社会部記者の話。雑誌やライバル紙との争いが激しく、時間も不規則でかなり過酷な職場ではあるけれど、主人公長妻のダメっぷリがひどすぎて、げんなりさせられた。

Posted byブクログ