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シャーロック・ホームズ最後の解決 の商品レビュー

3.3

17件のお客様レビュー

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2019/05/23

★は、3.5 コナン・ドイル以外の作家によるシャーロック・ホームズ物と言うのは、数多ありますが、まぁまぁ良く書けているものもあれば、荒唐無稽なものもあり、玉石混交です。そう言う中、この作品は、比較的“まとも”な方じゃないでしょうか。 とはいうものの、作品中にシャーロック・ホー...

★は、3.5 コナン・ドイル以外の作家によるシャーロック・ホームズ物と言うのは、数多ありますが、まぁまぁ良く書けているものもあれば、荒唐無稽なものもあり、玉石混交です。そう言う中、この作品は、比較的“まとも”な方じゃないでしょうか。 とはいうものの、作品中にシャーロック・ホームズの名前は出てきません。単に「老人」としか表記されません。しかも、かなりの年齢になってきてしまっているので、加齢による様々な肉体的な変化(劣化)も起きていて、嘗ての様な、大活躍と言う訳には行かない様です。とはいえ、昔取った杵柄、と言うか、彼の本能は、まだ生きていました。 これが、ホントにホントの最後なんでしょうね?

Posted byブクログ

2019/01/10

パスティーシュ好きなんです。 ホームズとは書かず、匂わすだけ。 でもホームズと分かる!! ワトソンは…居ない。 そしてなにより、最後の数字の謎がわからなかったorz, 誰か教えてください。

Posted byブクログ

2015/05/28

読み返し。 白々した白昼夢みたいな、素晴らしい雰囲気。 これまで読んだパスティーシュの中で、一番気に入っています。

Posted byブクログ

2014/09/14

【本の内容】 声を失ったその少年には親友のオウムがいた。 彼の代わりのように不思議な数列を連呼するオウムが。 少年は九歳。 親を失い、祖国を離れ、英国南部の片田舎で司祭の下宿屋に引き取られている。 彼が巻き込まれた奇禍とは殺人事件とオウムの失踪。 養蜂家の老人に司祭一家...

【本の内容】 声を失ったその少年には親友のオウムがいた。 彼の代わりのように不思議な数列を連呼するオウムが。 少年は九歳。 親を失い、祖国を離れ、英国南部の片田舎で司祭の下宿屋に引き取られている。 彼が巻き込まれた奇禍とは殺人事件とオウムの失踪。 養蜂家の老人に司祭一家のドラ息子、謎の下宿人―。 オウムはどこに? そして犯人は? ピューリッツァー賞作家による正統派ホームズもの。 [ 目次 ] [ POP ] ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の3賞を制した『ユダヤ警官同盟』の著者が描く、ホームズ最後の事件。 司祭館の下宿人が殺され、言葉を失ったユダヤ人少年の親友であるオウムも消えた。 かつて名探偵として知られた老人が事件の謎を追う。 ラスト2ページで明かされる、世界の本質とは? [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2014/04/25

にやっとしてしまうシーンが散りばめられていて、パスティーシュ作品を理解できたのがうれしかったです。それだけでも古典は読んでおくべきだと思いました。

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2012/06/04

パスティーシュというらしい。パロディではなく、真面目なホームズものだ。  89歳のホームズは痛々しいけれども、頭脳は明晰。言葉遊び色が濃いので、中身はあまり面白くないけれども、久しぶりにホームズと会えた爽快感がそれを上回る。  短い(薄い)本だから、すぐに読了。他の作品も読ん...

パスティーシュというらしい。パロディではなく、真面目なホームズものだ。  89歳のホームズは痛々しいけれども、頭脳は明晰。言葉遊び色が濃いので、中身はあまり面白くないけれども、久しぶりにホームズと会えた爽快感がそれを上回る。  短い(薄い)本だから、すぐに読了。他の作品も読んでみたい。例えば、トリプルクラウンの「ユダヤ警察同盟」等。

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2011/08/16

ホームズのパスティーシュ物。 年老いてもなお冴える頭脳。 ただ、うー、少しせつない。 そう思えるほど、89歳のホームズを見事に描いてると思います。

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2011/05/07

1994年英国、とある少年が巻き込まれた殺人とオウムの失踪事件の解決にのりだしたのは養蜂家の「老人」だった……。 "聖典"への愛情が詰まった正統派パスティーシュ。と同時に、時の流れによるホームズの老いやロンドンの変化、さらにホロコーストを絡めた物語は静かな哀し...

1994年英国、とある少年が巻き込まれた殺人とオウムの失踪事件の解決にのりだしたのは養蜂家の「老人」だった……。 "聖典"への愛情が詰まった正統派パスティーシュ。と同時に、時の流れによるホームズの老いやロンドンの変化、さらにホロコーストを絡めた物語は静かな哀しみを感じさせる。 あと原題でも本文でも明確にされていないホームズの名を邦題に付けちゃうのは無粋だろ。

Posted byブクログ

2011/01/11

養蜂家となって隠居した後のホームズの前で起きた小さな事件。シャーロック・ホームズのファンなら喜んで読めるでしょう。細かいところで、過去の事件が語られてます。ワトソンが出てこないのが残念です。

Posted byブクログ

2011/01/07

聖典ホームズものの設定でありながら、歴史モノ(?)にもなっていて、けっこう深かった。 ミステリ自体はなるほどぉってものでもないけれど、十分楽しめた。 老年のホームズが空襲後のロンドンをみてもの思うとこがよかったと思う。

Posted byブクログ