阿修羅の西行 の商品レビュー
続編ではないと後書きに書いてあるがこの作品を先に読むと難しい言い回しや時代背景が簡潔すぎるので月に恋するを読んでからの方がわかりやすい。 西行は頼朝が幕府を作る頃まで生きていて時代の渦に巻き込まれている。 4章では西行自身が体験した事ではなく聞いた事を書いてある。 ここまで自分...
続編ではないと後書きに書いてあるがこの作品を先に読むと難しい言い回しや時代背景が簡潔すぎるので月に恋するを読んでからの方がわかりやすい。 西行は頼朝が幕府を作る頃まで生きていて時代の渦に巻き込まれている。 4章では西行自身が体験した事ではなく聞いた事を書いてある。 ここまで自分がのめり込んで読むとは思わなかった。1日かけて読む。
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西行の生涯を、歴史的事実にとらわれず、ファンタジーとして描き切っている。西行、後白河院、平清盛、源頼朝ら時代や宗教観を交えて、見事に表現している。 宗教的、時代背景が、今様や和歌として、ぞくぞくするくらいに、心に響く。
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遊女を母に持ち、ムカデ退治の俵藤太の末裔として武術を極め、今様と和歌をこよなく愛した西行の大胆かつ細心な生き方を再発見した。平安末期の天皇と貴族と武士が、互いを利用しながら自らの野心を叶えようとしている凄まじさが伝わってくる。2011/03/27
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同じ著者の「西行 月に恋する」の待賢門院への恋心を描いた若き日の西行のイメージが読みすすむたびに強く感じられる。 源平の戦いは、全てが係累の血に覆われている。戦乱の時代、フィクサーとして暗躍する西行。 遊びをせんとや生まれけん 戯れせんとや生まれけん そして、老齢の西行は ...
同じ著者の「西行 月に恋する」の待賢門院への恋心を描いた若き日の西行のイメージが読みすすむたびに強く感じられる。 源平の戦いは、全てが係累の血に覆われている。戦乱の時代、フィクサーとして暗躍する西行。 遊びをせんとや生まれけん 戯れせんとや生まれけん そして、老齢の西行は 竹馬を杖にもけふはたのむかな われはあそびを思い出(い)でつつ そんな心境を持って、あの歌があるのだろう。
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