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マンガでわかるリハビリ病棟-リハビリ看護 の商品レビュー

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2012/06/17

急性期にみられるような活動の華々しい医療ではなく、地味なイメージのリハビリテーション病棟。 そこに配属された新人看護師の成長を通して、リハビリテーション病棟、リハビリナースとはどのようなものかが、総論として解説してある。 マンガを用いて、網羅的に分かりやすい仮説がしてある。 ...

急性期にみられるような活動の華々しい医療ではなく、地味なイメージのリハビリテーション病棟。 そこに配属された新人看護師の成長を通して、リハビリテーション病棟、リハビリナースとはどのようなものかが、総論として解説してある。 マンガを用いて、網羅的に分かりやすい仮説がしてある。 最近の教科書や解説書は幼稚化していて、現場の人間や専門職に対しても書が利用されている。 仕方が無いことだとは思うが、すこし危機感を覚える。 『重度障害であっても積極的なリハビリを!』をとう解説にすこし違和感を覚える。 重度障害であるからこそ、積極的なリハビリを!という思いがあるからだ。 しかし、現場ナースの認識としてはそうではないのかもしれない。 専門的なリハビリテーションという認識がこの本を通して広がっていけば、よいのだろう。 入門としては良書だと思うが、あくまでも、個々から先に進むための本だと思う。 ちなみに、漫画のストーリーとしては内容的に非常に的を得ていて、リハビリという枠組みのみならず、「医療」における感動が描かれている。

Posted byブクログ