ユニコーンの日(下) の商品レビュー
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ユニコーン初登場。戦闘の場面の説明が少々くどいかなと読んでいて感じる。ただ情景は思い浮かぶので特に気にしない。アニメでは感じられなかった、設定の壮大さを感じることが出来て良かった。感想とは関係ないが、他の宇宙を舞台としたSF小説では「ミノフスキー粒子」という設定は出てこない為、戦闘は艦隊戦が中心となる。その点でこの設定がモビルスーツの存在を際立たせるための設定なのだと今さらに気が付き、自分の学の無さを恥ずかしく思った。感想はこんなところです。
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父と子の葛藤というモチーフは、ガンダム(に限らず多くの作品)の底流に位置づけられるが、本作品もその例外ではない。ただ、唐突の感、無きにしも非ず。また、フル・フロンタルはねぇ。これを是とするか非かは決めかねている。殊に、「逆襲のシャア」より後の時間軸であるなら尚更である。その意味で感想はまだ保留。
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アニメ版を見ているからなんとなくイメージがわくけど、観ていないとなかなか画面がイメージしにくいのでは?と思っています。 ストーリー的には面白いです。
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ユニコーンの日 (下) 福井晴敏 角川文庫 ISBN978-4-04-394336-4 http://www.kadokawa.co.jp/product/200706000145/
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上下巻かけて描かれた“序章”といった感じか。 子供の頃に見たアニメの第1話を思い出させる内容はしかし、血と爆炎と破壊に彩られ、もはや単純に“子供のための物語”ではないことは明白。 福井さんが描くこの世界の結末は、見届けなければならない。続刊も早々に手に入れなければ……。 ...
上下巻かけて描かれた“序章”といった感じか。 子供の頃に見たアニメの第1話を思い出させる内容はしかし、血と爆炎と破壊に彩られ、もはや単純に“子供のための物語”ではないことは明白。 福井さんが描くこの世界の結末は、見届けなければならない。続刊も早々に手に入れなければ……。 ★4つ、8ポイント。 2015.09.29.古。 ※『終戦のローレライ』のレビューを見たとき、「まるでガンダムだ」との感想を書いてる人が何人もいた。当時は意味が分からなかったけれど、今やっと理解できた(笑)。
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物語はいよいよバナージがユニコーンに乗るところへ。 よくよく考えると2冊目は丁度運命の歯車がまわり出して噛み合う感じがする1冊。 そして、やはりマリーダの戦いをよく「理解」している描写がとても好き。強化人間であるが故に「視えて」しまうものがあり、でもニュータイプではなく、どこか人...
物語はいよいよバナージがユニコーンに乗るところへ。 よくよく考えると2冊目は丁度運命の歯車がまわり出して噛み合う感じがする1冊。 そして、やはりマリーダの戦いをよく「理解」している描写がとても好き。強化人間であるが故に「視えて」しまうものがあり、でもニュータイプではなく、どこか人間くささの残るマリーダは本当に素敵なキャラクターとして描かれていると思います。 そして、いよいよシャアの再来と言われたフル・フロンタルが登場し、物語は3冊目に続く。
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場面を映像に脳内変換するには先にアニメを観てるととても楽。読んだあとにアニメを見るとさらに理解が深まる。予習復習が必要な作品。コロニー内での戦闘シーンは特に難しい。さすがガンダムさすが福井さん
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福井晴敏の"機動戦士ガンダムUC"第2巻。ガンダムUCが起動するまでの話の展開は、過去のガンダムシリーズのパターンを踏襲しているようですね。原作シリーズへのオマージュと言ったところでしょうか。SF設定やモビルスーツ戦に目が行きがちですが、ガンダムシリーズで忘れ...
福井晴敏の"機動戦士ガンダムUC"第2巻。ガンダムUCが起動するまでの話の展開は、過去のガンダムシリーズのパターンを踏襲しているようですね。原作シリーズへのオマージュと言ったところでしょうか。SF設定やモビルスーツ戦に目が行きがちですが、ガンダムシリーズで忘れちゃいけない親子の葛藤もきちんと描かれていて良かったです。カーディアスとバナージの短い時間の邂逅はぐっときました。ガンダムシリーズの主人公って、両親には恵まれませんね。連邦軍に回収されたガンダムUCとバナージ、オードリーの運命はどうなってしまうのか。
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序盤なんだからもうちょっとバナージに腰を据えて話を進めてもよかったような気がするぜ……! 視点切り替わりすぎて全員にウスい感情移入しかできてないこの1・2巻! うわああああんおとうさあああああん(泣) フルチン先生はさいしょっから最高にうさんくさかったです。
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カーディアスがバナージにユニコーンを託す所で不覚にも泣きそうになった。電車の中であるにもかかわらず。 まさか序盤も序盤で泣きそうになるとは思わなかった。 福井さんの文章あっぱれです。描写がほんと細かくて。 アニメ原作からの小説化だったらおそらくこんな緻密な文章にはならないだろうな...
カーディアスがバナージにユニコーンを託す所で不覚にも泣きそうになった。電車の中であるにもかかわらず。 まさか序盤も序盤で泣きそうになるとは思わなかった。 福井さんの文章あっぱれです。描写がほんと細かくて。 アニメ原作からの小説化だったらおそらくこんな緻密な文章にはならないだろうなって。 そして、ユニコーンガンダムが変形するところは鳥肌。格好いいその姿がありありと浮かんできた。 ―過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが大人の特権だ。
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