わたしが一番きれいだったとき の商品レビュー
気高き戦士のような、それでいて可憐な少女のような。自分の感性くらい、の詩には頭を殴られたような衝撃が走ったのを覚えている。 今の私には姐さんの言葉は強すぎるけれど、いつかまた戻ってくるんだろうな。
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読んでいてはっとする文章が多かった。 中でも『友人』『汲む』『自分の感受性くらい』が好き。 『友人』: 「友人に/多くを期待しなかったら/裏切られた!と叫ぶこともない」 「たまに会って/うっふっふと笑いあえたら/それが法外の喜び」 「遠くに住み/会ったこともないのに/ちかちか瞬きあう心の通い路なども在ったりする」 SNS上のみで繋がる人とも、会ったこともないのに心の通い路が在るな、としみじみ思う。 『汲む』: 大人になるというのは「初々しさが大切なの/人に対しても世の中に対しても」 大人になってもどぎまぎしたっていいんだね。 初心忘るべからず。 「年老いても咲きたての薔薇/柔らかく/外に向かってひらかれるのこそ難しい」のようにしなやかに年を重ねていきたい。 『自分の感受性くらい』: 「ぱさぱさに乾いてゆく心を/ひとのせいにはするな/みずから水やりを怠っておいて」 いきなりガツンとくる。 「自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ」 この先もずっと心に留めておきたい言葉だった。
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いちばん好きだった詩は「自分の感受性くらい」で、自分へ向けた言葉だと解釈すると、力強さと、潔さを感じた!茨木さんの詩も力強さと繊細さがあって初見の印象は結構良いかも!
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詩集。自分の感受性くらいの著者の詩集。哀愁漂う晩年の作品も、若い時代が戦時だった理不尽さや向上心溢れる理想を抱く作品など、色とりどり。情景が浮かびそうな、時間の流れすらゆるく変えてしまう詩の感性が惹きこまれる。
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茨木のり子さんの詩集です。 茨木さんの詩集は、今まで何度か読みました。 ときどき読み返したくなります。 個人的には「最後の晩餐」が好き。
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