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プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 の商品レビュー

4.1

25件のお客様レビュー

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2011/04/21

この本を読むにあたり、予め「プロテスタンティズム~が分かる本」で読み方の基礎を得た上で、挑んだ本です。 翻訳も良いのか、とても読みやすい。同タイトルの文庫本を持っていますが、そちらより読みやすかった。

Posted byブクログ

2011/01/30

ウェーバーの本を面白いと思ったことは実はなかった。しかし、中山元訳の手にかかると面白い読み物になってしまう。ウェーバーのキッパリとした物言いにも現実感があり、人柄までもが伝わって来そうだ。

Posted byブクログ

2010/11/05

近代資本主義を支える心理的原動力となったものは何だったのか?その答えの一つとしてヴェーバーはプロテスタンティズムの禁欲的精神があったと考えた。禁欲とは修行僧にみられるような絶食・座禅といった修行ではなく目的のために他の欲望を一切拝するというものである。そういった精神はルターの提示...

近代資本主義を支える心理的原動力となったものは何だったのか?その答えの一つとしてヴェーバーはプロテスタンティズムの禁欲的精神があったと考えた。禁欲とは修行僧にみられるような絶食・座禅といった修行ではなく目的のために他の欲望を一切拝するというものである。そういった精神はルターの提示した天職義務の教義と融合しつつ発展していき、こうしたカルヴァニズムが社会に浸透していった結果、意図せずして産業経営合理的な資本主義を発展させることになった。非常に逆説的ではあるが、近代資本主義というのは、マモニズムへの嫌悪、すなわち、金儲けすることを目的とした重商主義的精神からは決して生まれる事はなかったのだと、そう彼は主張しているのである。しかし、本来神の救済を求め、隣人愛を実践した結果として裕福になっていったが、次第にそれらを支えてきた精神・形式そのものが形骸化していった。と同時に資本主義というシステムそのものは残ったままである。もはやこのシステムが強制的に我々に天職たらざるをえない状況を作り出しているのである。本来であれば天職的労働者たらんとしていた者が天職たらざるをえなくなったのだ。 生活世界とシステムの相互補完的な関係は、現在においてはシステム側の避けがたい強力な力によって支配されているといっても過言ではない。バランスをとるためには、どういったことが望ましいのか答えはまだ闇の中ではあるが、いつかは考えなくてはならない急務である。

Posted byブクログ

2010/05/04

レビューはこちら↓ http://ameblo.jp/w92-3/entry-10525183699.html

Posted byブクログ

2011/04/22

です!RT @kohedonian Twitter で @E_Mond さんと読書会中! #dieprotestantische http://bit.ly/atZ6E4

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