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塩の街 の商品レビュー

3.9

1333件のお客様レビュー

  1. 5つ

    367

  2. 4つ

    465

  3. 3つ

    307

  4. 2つ

    76

  5. 1つ

    18

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2024/06/30

平易な言葉だけど普通とは違う場面で使ったり、組み合わせが素敵だったりした。読みやすいしちゃんと心に届く文章で好き 前半がめっちゃいい 後半はダラダラ感はあるけど読めば後味は良くなる

Posted byブクログ

2024/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

塩害によって荒廃した未来の東京を舞台に繰り広げられる、切なくも希望に満ちた物語。この作品では、塩が全てを覆い尽くした世界で、生き延びようとする人々の姿が描かれています。 主人公は、崩壊寸前の東京で偶然出会った男と少女。彼らの運命は、一人の謎の男によって動き出します。「世界とか、救ってみたいと思わない?」この一言が、彼らの冒険の始まりを告げるのです。 本作の見どころは、地表一面が塩で真っ白に覆われた厳しい環境の中で芽生える人間関係の深さと温かさです。特に、主人公たちが出会った謎の男との関係性は、物語を通じて大きく変化していきます。初めは疑念を抱きつつも、徐々に信頼し合い、最終的には強い絆で結ばれる様子が心に響きました。 私が本書を読んで感じたことは、絶望的な状況下でも人間の希望や絆が失われないということです。塩に覆われた世界は一見、希望がないように見えますが、そこには、ただ生き延びるだけではなく、何かを成し遂げたいという強い意志、人間の強さや優しさがしっかり息づいている様が描かれていました。 未来に希望を持ち続けることの重要性を力強く伝える本作は、ロマンチックエンタテインメントとしても一級の出来栄えです。

Posted byブクログ

2024/05/30

変わる世界の前後が書かれてるところが好きなとこの1つ これ自分はどうしちゃうんだろうなぁ、私なら塩をじゃがいもにでも掛けちゃうかもと現実逃避しつつ、真っ直ぐな思いが真っ直ぐ書かれてるのがとても好きなところ 『空の中』『海の底』と並ぶ3部作の第1作なので、他もぜひ読んでみて

Posted byブクログ

2024/05/13

2024年「塩の街 」読了。久しぶりの有川浩。物語の世界観を掴む序盤はなかなか引き込まれた。後半はツンデレ恋愛要素とマンガ感が強かったけれど、有川浩だなという感じ(図書館戦争風?)でサラッと読めた。「海の底」「空の中」も読もうかなと。

Posted byブクログ

2024/05/06

これは面白い!面白かったあ。 大好きな作品です。有川浩さんのデビュー作読もう読もうと思っていてようやく読みました。なんでもっと早く読まなかったんだろうか。Scene-6の「秋庭さん、止めるために探してるって言ったら、怒りますか?」野坂とのシーンは涙しました。入江は何故か憎めない。...

これは面白い!面白かったあ。 大好きな作品です。有川浩さんのデビュー作読もう読もうと思っていてようやく読みました。なんでもっと早く読まなかったんだろうか。Scene-6の「秋庭さん、止めるために探してるって言ったら、怒りますか?」野坂とのシーンは涙しました。入江は何故か憎めない。ラストのお父さんそして高橋ノブオ、もうたまりません。最高の余韻に浸っています。 あとがきの 『「上手に書こう」じゃなくて初めて「書きたいように書こう」と思った』というエピソードに感動しました。

Posted byブクログ

2024/05/01

ある日塩の塊が流星群となって世界中に落ちてきた 人はだんだんと塩の柱になる塩害が始まって治安は荒れ行政は動かなくなった 恋は人の強い原動力 読んでいて考えることに深い 自分が知らないところでなら汚くても関係ないと場所でならいいと思う そんな人の深い部分に刺さる言葉があっ...

ある日塩の塊が流星群となって世界中に落ちてきた 人はだんだんと塩の柱になる塩害が始まって治安は荒れ行政は動かなくなった 恋は人の強い原動力 読んでいて考えることに深い 自分が知らないところでなら汚くても関係ないと場所でならいいと思う そんな人の深い部分に刺さる言葉があった

Posted byブクログ

2024/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「海の底」に続いて…。 こちらもなかなか有り得ない設定。 SFと恋愛を織り交ぜた感じ、後日談があるから良さが成立した気がする。もちろん嫌いじゃないけど個人的には「海の底」の方が好み。

Posted byブクログ

2024/04/29

タイトルは『塩の街』だけど中身は砂糖。 今の自分の年齢(おじさん)には刺さらなかった。若い頃なら違ったかも。 突然、人間が塩になってしまうようになった世界。世界崩壊にどう立ち向かうか…という話かと思いきや、主題は恋愛を中心にした人間関係。 もともとラノベとして出版されたものと知...

タイトルは『塩の街』だけど中身は砂糖。 今の自分の年齢(おじさん)には刺さらなかった。若い頃なら違ったかも。 突然、人間が塩になってしまうようになった世界。世界崩壊にどう立ち向かうか…という話かと思いきや、主題は恋愛を中心にした人間関係。 もともとラノベとして出版されたものと知らずに読んだ。中盤以後の何となく漫画っぽい登場人物のふるまいやセリフに、ちょっと鼻白んだり。 中盤以後は趣味に合わなかったが、序盤の第一章、第二章は、白くシリアスな世界観に浸れて良かった。第一章だけでも読む価値あり。

Posted byブクログ

2024/04/28

ほほ〜 真ん中あたりからサクサク読めた 甘々な場面とシリアスな場面がちょうどよく惹き込まれる キャラ立ちも良くみんな憎めない いろんな角度から世界を捉えるのは新鮮

Posted byブクログ

2024/04/21

荒唐無稽な設定だけど、シンプルゆえに妙に現実的な印象。その中で進行するいろんなドラマも様々に絡みあって楽しかった

Posted byブクログ