塩の街 の商品レビュー
自衛隊3部作で、世界観とかキャラとか1番好きな作品。 ハードカバーは高いし大きいし、かと言って電撃版はおまけ入ってないし、挿絵がそんなに気に入らなかったし(好きな方ごめんなさい)で買うのずっと悩んでたんですが今回見つけて即買いでした、テスト前だったのに(笑正直これの再文庫化は無...
自衛隊3部作で、世界観とかキャラとか1番好きな作品。 ハードカバーは高いし大きいし、かと言って電撃版はおまけ入ってないし、挿絵がそんなに気に入らなかったし(好きな方ごめんなさい)で買うのずっと悩んでたんですが今回見つけて即買いでした、テスト前だったのに(笑正直これの再文庫化は無いと思ってたんで、本当に嬉しかった! ・・・時に、28歳はまったくオジサンではないとおもうのは私だけか?(笑
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以前電撃文庫の方は書いたんですが、新書バージョンが文庫化したのでもう一度。やっぱり挿絵はない方がいいなと思うんですがF14だけはアングル的にあっちのが良いような気もする。新書版だから一応ちゃんと大人向けの本だと思って読んだけど正直こっぱずかしいレベルでしたすいません。絵なぞ関係な...
以前電撃文庫の方は書いたんですが、新書バージョンが文庫化したのでもう一度。やっぱり挿絵はない方がいいなと思うんですがF14だけはアングル的にあっちのが良いような気もする。新書版だから一応ちゃんと大人向けの本だと思って読んだけど正直こっぱずかしいレベルでしたすいません。絵なぞ関係なくこっぱずかしいわコレwでもそれを含めて面白いというかこの直球ど真ん中な居たたまれない恥ずかしさを存分に味わうが良いという感じです。
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2010.02.02読了。 やっぱ有川浩は面白いなぁ。 電撃文庫版との違いは、電撃版にあった最後の戦闘シーンがカットされて、単行本版の後日談が挿入されている点。個人的にはあの戦闘シーンも好きだったので、ちょっと残念…。途中のF14ぶち抜きは今回も健在。
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有川さんの話、初めて読みました。ぐいぐい、一気に読めた。もともとライトノベルだそうで、読みやすいのもあったし、何よりおもしろかった。世界が滅亡しそうな話は、大体読者を惹きつけてやまない。しかもそれが塩で、だなんてー。おもしろい世界を見せてもらいました。ヒーローもかっこよかったしね...
有川さんの話、初めて読みました。ぐいぐい、一気に読めた。もともとライトノベルだそうで、読みやすいのもあったし、何よりおもしろかった。世界が滅亡しそうな話は、大体読者を惹きつけてやまない。しかもそれが塩で、だなんてー。おもしろい世界を見せてもらいました。ヒーローもかっこよかったしね。なんとなく作者は自衛隊マニアなんではないか、という気がビシビシしたんだけど。読んでてそこだけ気になりました。
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隕石の落下と共に人が塩になっていく「塩害」に蝕まれるようになった世界が舞台。そういう舞台設定の中での人の情動を描いていく短編集なのかなと思わせておいて、この「塩害」をなんとか解決するというタスクフォースものになってゆく…と思わせておいて実は甘々のラブストーリー。 『海の底』『...
隕石の落下と共に人が塩になっていく「塩害」に蝕まれるようになった世界が舞台。そういう舞台設定の中での人の情動を描いていく短編集なのかなと思わせておいて、この「塩害」をなんとか解決するというタスクフォースものになってゆく…と思わせておいて実は甘々のラブストーリー。 『海の底』『空の中』と共に自衛隊3部作と言われ、電撃大賞を獲ってデビュー作となった本作が一番最初。だがラノベレーベルの「電撃文庫」では役不足ということで、紆余曲折を経て角川文庫からの出版となっている。『海の底』と『空の中』が夏休み公開の特撮映画大作ガッツリ2時間とすれば、本作は70分ぐらいのやや小粒のボリューム。非常事態の推移よりも主人公2人のラブストーリーに比重を置いた結果か。 解説で初めてこの作者が女性だったと知る。専門職の人々が協力し、その専門スキルをそれぞれ発揮して事態解決に当たるような、いかにも男の子が好きそうなワンダバテイスト溢れる作風が目立ってたので、てっきり男性だと思ってました。そういえばこの作者の作品って、自衛官とかおっさんキャラとか、野暮ったく汗臭く描写しよう描写しようとはしていても、なんかその汗の香りに清涼感があるというか、どこか「王子様」っぽかったんだよね。その辺が同じ自衛隊を題材としてても、何の作為もなく否応もなく加齢臭が滲み出てくる福井晴敏とは大きな違い(w なるほど女性と知ればそれも納得。そういや『図書館戦争』シリーズはずっと主人公女性だったのになんで気付かなかったんだ>オレ。
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―変わらない明日がやってくるなんて、もう世界は約束してくれないと知っていたのに― 世界で同時多発的に起きた白い隕石の襲来。 それは、世界中を白く塩辛い結晶へと変えていった…。 塩が何もかも飲み込んでいく塩害の時代。 街もビルも車も、人でさえ侵食されていく崩壊寸前の社会の中、自...
―変わらない明日がやってくるなんて、もう世界は約束してくれないと知っていたのに― 世界で同時多発的に起きた白い隕石の襲来。 それは、世界中を白く塩辛い結晶へと変えていった…。 塩が何もかも飲み込んでいく塩害の時代。 街もビルも車も、人でさえ侵食されていく崩壊寸前の社会の中、自衛隊を飛び出した男と行き場を失った少女は、たったひとつの恋を守ろうとする。 SFというよりはパラレルワールドというか、ディストピアの印象が強い。 けれどふと思い出したのは、少し前に読み終えた『レヴィナス入門』だった。 《親しい者たちの死すら、世界に穴を穿つことがない。物理的に破壊された世界、砲弾によって抉られた街並みはやがて修復され、修復された街並みは無数の死を隠し、穿たれた不在を見えなくする》 同じだと思った。 塩害に襲われた街には、かつて人だった者の塩の彫像が溢れている。風雨に晒されて塩が溶けだし、景色の一部となったものを、生き残った人々は踏んで歩いていく。 多くの死が、覆い尽くされた塩によって隠され、気に留める人はもういない。 これを秋庭が聞いたら? 真奈が聞いたら? そして、秩序も倫理も法律も崩れ去った社会がかろうじて存続している状態でも、世界はただ在るだけだと思い知らされる。 たとえ世界が滅んでも、世界はなお在り続ける。 そんなパラドックスを感じさせる作品でした。
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物語は、「塩害」と言われる人が結晶化してしまう奇病が流行する世界を舞台に、元自衛官(秋庭)と女子高生(真奈)が塩害に苦しむ人と出会い、苦痛を共有すること(心でも共有しているのは真奈だけかもしれないですが)を中心にスタートします。 二人は塩害によって崩壊した厳しい世界でひっそりと...
物語は、「塩害」と言われる人が結晶化してしまう奇病が流行する世界を舞台に、元自衛官(秋庭)と女子高生(真奈)が塩害に苦しむ人と出会い、苦痛を共有すること(心でも共有しているのは真奈だけかもしれないですが)を中心にスタートします。 二人は塩害によって崩壊した厳しい世界でひっそりと暮らしていましたが、自衛隊員の入江の登場によって「塩害をなくすための破壊活動」へと駆り出される・・・・ 「塩化」という未知の脅威に対応しているので設定はSFやファンタジーよりなんですが、展開として自衛隊に戻るまで真奈の可憐で弱い部分に焦点が当たるのですが、自衛隊に戻ってからはどんどん強くなっていくので、真奈の成長を描いた青春小説でもあります。
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最初の電撃文庫は持ってるんだけど、追加が文庫の半分もあったので購入。 よ か っ た ! ! ハッピーエンドで。 このカップルが大好きですv
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ヒトが塩になるって… こわっ!笑 ぜったいやだ。 デスノートの死神とかそんな感じで死んでたよね。 いやだなぁ…
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乱丁により返送(2010/01/26) http://www.kadokawa.co.jp/shop/20100122_info.html
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